難関大志望者のための文系数学の良問プラチカ 現役一橋生が勉強法を徹底解説!

数学のプラチカ

こんにちは。一橋大学の笠原です。

イクスタ編集部

今回は僕が受験生の時に愛用していた「文系数学の良問プラチカ」について説明していきます。この参考書は国公立二次で数学を使う受験生にぜひともおすすめしたい参考書です。

プラチカの特徴から使い方まで説明していくので、ぜひ最後までお読みください。

国公立文系の受験生は共通テストも気が気じゃないですよね...イクスタの中のおすすめ記事を用意したのでこちらでも気付きを得ていってください...!

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文系数学のプラチカの基本情報

文系数学のプラチカは長い間受験生に愛され続ける参考書です

プラチカは難関大を受験する高校生に長い間、愛され続けている参考書で、文系だけでなく理系でも使えるだけの充実した内容になっています。過去に大学入試で出題された質のいい問題だけが載っています。整数問題や確率など分野別で問題が練習できるので、自分の苦手な分野だけを練習したい時にもおすすめです。

どのレベルの大学を目指すが使うべき参考書?

プラチカは文系の早慶志望~難関国公立志望で数学を二次試験で使う人向けの参考書です。難易度としてはやや高く、基礎がおろそかになっている受験生には難しいかもしれません。あくまでも二次試験対策用の参考書なので、共通テストでしか数学を使わない受験生にはあまりおすすめしません。共通テストの数学を対策するには「黄色チャート」や「緑チャート」がおすすめです!

数学の基礎が固まっている受験生におすすめ!

先ほども言いましたが、プラチカは数学の基礎が固まっていない受験生には少し難しいです。あまり数学の勉強が進んでいない受験生が使うと、勉強の効率が非常に悪くなってしまいます。共通テスト数学で数1a,2b合わせて100点以上取れるようになってから、この参考書に挑みましょう!

文系数学のプラチカの特徴

プラチカの特徴

プラチカは解説がの内容がとても充実している!

プラチカの特徴として解説がとても丁寧に書かれています。問題のページ数の5~10倍ほどの分量があり、解説の一文一文に説明が書いてあるので、数学でよくある「解説を見てもよくわからない状況」に陥りにくいです。また、解説は余白が多く使われているのも特徴で、とても見やすくなっています。解説は取り外し可能なので、ページを繰り返し往復する手間も省くことができます!

入試でよく出る頻出問題だけを掲載!

またプラチカは河合塾が厳選した過去問の頻出問題だけを集めています。文系数学の数学入試はよく入試で出題される「パターン問題」と言われるものが多いので、そのパターン問題を繰り返し説くことにより成績がグッと伸びていきます。複数の大学で出題されている有名な問題も載っています。
分野別で分かれているので、入試が近づいてきたら苦手な分野を固めることも可能です。

特に東大や京大、一橋など入試で数学の配点が高く、難易度が高い大学を受験する学生は持っておいて損はない参考書です。

 

数学のプラチカ

文系数学のプラチカの使い方や勉強法

プラチカの使い方

まずは一周してみる

まずはプラチカを最初から最後まで一周してみましょう。一周目に気を付けることは一問あたり解く時間をしっかり決めることです。プラチカの問題は実際の入試問題なので、問題のレベルが高いです。分からない状態で考えることは重要ですが、一問に一時間も二時間も考えるのは勉強の効率がよくありません。一問30分~45分程度を目安に解説を読み、復習に時間を使いましょう。
また、わからなかった問題はチェックをつけておきましょう。もう一度解くときにどの問題ができなかったかを把握しておくのはとても重要です。

復習は「なぜ」を考える

復習するときに大切なのは解説を完璧に理解することです。なぜ答えが出るのかを完璧に理解してください。8割ぐらいの理解では、もう一度解いたときに解けなくなっている可能性が高いです。しっかりと解答の論理を理解しましょう。復習にはしっかりと時間を使ってください。数学は復習に時間をいかに費やすかが成績を伸ばすことに関わっていきます。

プラチカは最低二周、できれば三周しよう

数学の問題は一度解いて解説を理解しても次解けるとは限りません。三周までできたらベストですが、なかなか時間を取れない受験生も多いと思います。必ず二周はしましょう。二周目からはチェックを付けたわからなかった問題だけを解いていくだけで大丈夫です!

数学のプラチカ

数学はノートを取るべきなの??

数学の問題を解きながらわからなかった問題は解説をノートに書くという受験生は結構いると思います。しかし、これはおすすめしません。ノートに書いてしまうと、その問題を分かった気になってしまいます。
「このノートがあるから安心」
こういう風に思ってしまっては勉強の意味があまりありません。復習するときは問題の解説を必ず頭に入れる意識でいきましょう。

セットで志望校の過去問を解こう!

プラチカと並行して、自分の志望校の入試問題を解くと勉強効率がグッと上がります。入試問題は大学によって傾向が偏っており、出やすい分野が必ずあります。その傾向を過去問で掴んで、プラチカで練習するという流れにするといいでしょう!

プラチカをいつやり始めたほうがいいか

プラチカを始めるタイミングはできるだけ早めの方がいいです。まずは共通テストの数学で100点を目指すことを意識したほうがいいですが、この参考書は問題の難易度が高く、入試で頻出する問題が数多く記載されているので、何度も繰り返し解く必要があります。四周、五周してもいいぐらいの参考書なので、少なくとも11月あたりからは解き始めましょう!

 


そのほか、数学の成績を上げるためのイクスタのノウハウを紹介します。

参考:> 【共通テスト数学】1か月で9割以上をとるための勉強法と問題の解き方- 一橋生が伝授☆ - イクスタ

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*この記事は数学参考書特集の記事です*

数学特集では数学を勉強する上でおすすめしたい参考書をいくつか紹介しています。

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