あなたが本当に行くべき大学はどこ?現役大学生が各学部系統のリアルと志望校の決め方を伝授します!
「自分自身が描いていた学生生活と違う」
「あの大学のほうが自分のやりたいことが実現できそうだった」
大学に入学したあと、そんな声を漏らす大学生も実は少なくありません。なぜそのような状況になってしまうのでしょうか?
そこには大きく分けて、2つの理由があります。
・そもそも学びたいこと、進みたい道が明確でなかった
・各学部で学べることを自分のイメージで決めつけていた
1人でも多くの受験生が自分に合った大学選びをできるように、イクスタキャリアチームでは「大学・学部選択をするときにどんな方法で、何に気をつけたらよいのか」、そして「各学部系統で学べること」をシリーズで紹介していきます!
各学部系統の紹介ではそれぞれの学部系統で学べることをご紹介しているので、進路選択や学部選びに迷っている人はもちろん、学びたいことがわからない人も興味の持てる分野や自分がやりたいことを見つけるヒントになるかもしれません。ぜひ参考にしてください。
◇この記事の目次◇
自分に合った大学・学部の選び方
世の中には大学選びに関する情報があふれています。大学を選ぶ際にはまず自分の「将来の夢」をもとにして、その夢を叶えることができる大学・学部を選びましょう!
そこで、「将来の夢が決まっている」場合と、「まだ将来の夢が決まっていない」場合、それぞれでどのような考え方をもとに大学を決めればいいかをみていきましょう。
将来の夢が決まっている
その職業に就くために何が必要か調べる
弁護士や医者、臨床心理士など国家資格を必要とする場合はその専門性を身に着けられる学部に行く必要があります。
教員や公認会計士は、特定の学部に行かなければならないというわけではありませんが、その資格をとりやすい、もしくはその職に就ける可能性が高い学部があります。
これらはわかりやすいですが、例えばこんな例もあります。
「国連で働きたい」
これは私の高校時代の夢です。国連で働くにはもちろん外国語学部や国際的なことを学べる学部だろう、そう安易に考えていました。
しかし、実際には国連の中には難民、食糧、環境、保健、貿易、児童などここには挙げきれないほど多くの機関があります。つまり語学はできてあたりまえ、その上で何を専門としているのかが問われます。
そう考えると、一概に外国語学部や国際〇〇学部が適していると言い切れなくなります。国家公務員なども同じことが言えますね。
もう1つ例を挙げると、
「起業したい」
こんな場合はどうでしょうか。経済・経営・商学部を思い浮かべた人が多いと思います。経済・経営・商学部を選んで間違いではありません。
しかしながら一概にそうと言い切れないこととして、例えば慶應義塾大学のSFCは起業を考える人にも人気があります。また支援してくれる大学も存在します。
つまり、就きたい職や将来やりたいことを成し遂げるためにどんな専門性が必要となるのか。
そして、1つの学部で絞り込まずにいろいろな選択肢を用意して、そこから絞っていくことが大切です。
いろいろな大学・学部を比較する
パスナビなどのサイトでは興味のある学部がある大学を探すことができます。
そこから、近い大学や気になる大学を絞って、各大学のホームページにある学部紹介を調べてみましょう。
学部紹介のページにはカリキュラムや時間割の例、ゼミや研究室一覧が載っています。
何を学べるのか各大学でかなり色が違いますし、経済や経営といった名前は似ている学部でも実際に学べるものは異なります。
また、就職先の情報も載っています。実際にこの大学、学部の先輩はどこに就職したのかで自分の就きたいと思っているところに行ける可能性が高いのかどうかわかります。
オープンキャンパス
やはり百聞は一見に如かず。
1校で満足するのではなく、なるべく多く足を運んでみてください。
その際に実際に授業を受けられたり、キャンパスツアーも行っています。また各学部の先輩らが相談できるブースで待ってくれています。学部の紹介だけ聞くのではなく実際にここで大学生に質問をしてみることをオススメします!
将来の夢がまだ定まっていない
各大学のホームページ
将来の夢がまだ決まっていない場合にはまず気になる大学、知っている大学のホームページに行ってみましょう。
各大学必ず学部紹介があります。学部ごとに何を学べるか調べてみてください。
ここでのポイントは、カリキュラムや時間割の例、ゼミや研究室の一覧が載っています。どの大学も1,2年次は基礎や一般教養を学ぶことが多いので3,4年での授業やゼミ・研究室でどんなことを専門的に学ぶのか要チェックです!
ここで「コレ、興味ある!」というものがいくつかあった人は、その学部についていろいろな大学のホームページで検索してみましょう。
逆に見つからなかった人は「コレはいやだな」と思うものは消去法でなくし、残った学部についてほかの大学のホームページも調べてみましょう。
オープンキャンパス
百聞は一見に如かず!足を運んでみて、雰囲気や学べることを直接聞くことで印象はだいぶ変わります。また大学の先輩に直接質問できる機会でもあります。どうやってこの学部に決めたのか、あるいはどうやって将来の進路について考えたか聞いてみてもいいかもしれません。
また、学校の雰囲気やサークル、部活動も大学にはあります。サッカーを大学でも続けたい、そう思ってサッカーの強い大学にしました、という人もいます。大学生活4年間をいろんな視点から考えてみましょう。
行きたい大学を選ぶ上で気をつけて欲しいポイント
これまで大学・学部選びについて書いてきました。行きたい大学を選ぶ上で皆さんに気をつけて欲しいポイントが2つあります。
大学名で判断をしない!
日本国内には2018年現在で775大学もあります。私たちが知っている大学はほんの一握りです。
また、例えば国際○○やグローバル〇〇といった学部の新設が近年多くなってきているため、大学・学部・学科の名前だけでなく、どこに力を入れている学部・学科なのかその中身を知ることが大切です。
1つの情報を鵜呑みにしない!
多くの情報を得ることは大切です。しかし、人それぞれ価値観や受け取り方は異なります。
すべてを受け止めるというよりは、一意見として考え判断することをオススメします。サイトの情報や第三者の噂に惑わされずに自分自身の目で見ることや先輩の生の声を積極的に取り入れていきましょう。
学部系のまとめ・紹介
ここでは「そもそも〇〇学部ってこんなことを学べる、こんな特徴があるんだ」とイメージではなく学部の実態を、一般的な学部の内容を現役大学生がまとめました!
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自分の納得のいく大学・学部選びをしていきましょう!
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