残り1ヶ月!共通テスト漢文で満点を取るための勉強法とおすすめ参考書
こんにちは。イクスタコーチの土井です。共通テスト漢文で直前から少しでも得点できるようなノウハウをお伝えします。見落としてるポイントをチェックしてください!
土井万智(どいまさと)イクスタコーチ 逆転合格したい受験生専用のコンサルタント
共通テストの漢文は、共通テストの中でも努力量に対して最も安定して得点が期待できる科目です。
漢文は共通テストも二次も私大も求められる知識は60程度の句法と50-100程度の漢字です。
これらの知識を有名な教材で学んで、共通テスト・センターの過去問を最低でも6回分は解くことでどうやって点数が取れるかが見えてきます。
共通テスト漢文は安定した点数を取らなければなりません。共通テスト国語で高得点を狙うのであれば、試験時間80分のうち、漢文は10~15分で50点中の40点を取る必要があります。大変そうに見えますが、漢文は現代文と違ってちゃんと対策をすれば確実に点数が上がる科目です。
今回は共通テスト漢文について、共通テスト漢文を対策するときにおすすめの参考書と勉強法、それから解き方のコツまで説明したいと思います。
共通テスト漢文は一見漢字ばかりで難しそうに見えます。
しかし、実際は古文よりも簡単で、基本的な知識を頭に入れてしまえばすらすらと読めてしまうのです。特に国公立大学志望で共通テストで安定した点数を狙う受験生は確実に得点源にしたいですね!
この記事を読んで、共通テスト漢文を満点目指して頑張りましょう。
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1. 共通テスト漢文の基礎知識
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1.1 共通テスト漢文の配点は??
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1.2 共通テスト漢文の難易度は??
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3. 共通テスト漢文の勉強法
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3.2 知識を入れたら練習問題を解こう!
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3.5 共通テスト漢文の解き方のコツ
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3.7 文章は迷わずに一旦すべて読む
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1.共通テスト漢文の基礎知識 | 共通テスト漢文の配点は45点 | 現代文よりも簡単で、基礎知識を固めれば得点しやすい | 知識をインプットし、過去問を解くことで安定した点数が取れる | |
2.おすすめの参考書と問題集 | 「漢文ヤマのヤマ」で句法や句形を学ぶ | 過去問として「共通テスト・センター国語過去問25年間」を使う | インプットが終わったら、過去問演習を徹底 | |
3.具体的な勉強法と解き方のコツ | 句形や単語を覚え、音読で暗記を促進 | 過去問演習では時間を計り、試験本番を意識する | 問題を先に確認し、文章を全体的に読むことで答えを見つける |
共通テスト漢文の基礎知識
まず最初に共通テスト漢文の基礎知識について説明していきます。共通テスト漢文の基礎知識をおさえて勉強の大枠を把握しましょう。正しい勉強の仕方をするためにも、しっかしと基礎知識を頭に入れて勉強に挑みましょう。
共通テスト漢文の配点は??
まず配点について説明します。共通テスト漢文は共通テスト国語の一部で、共通テスト国語は現代文、古文、漢文と別れています。配点はそれぞれ現代文が100点、古文が50点、漢文が50点です。
共通テスト国語の四分の一の点数ですから当然重要です。共通テスト国語の対策において、実際のところ現代文は知識で伸ばすのは難しいです。
しかし、古文や漢文は知っていれば解ける問題が非常に多いのが特徴です。努力すれば取れるのです。
50点だからと甘く考えずにしっかりと対策することをおすすめします。
共通テスト漢文の難易度は??
共通テスト漢文の難易度は現代文と比べると比較的簡単です。しかし、受験生は現代文のほうが簡単だと錯覚する傾向があります 。
何度も言いますが、古文や漢文は知識を固めれば取れる問題が多いです。難易度としてはそこまで高くないでしょう。またすべて選択肢のため、消去法でも正解を出せます。私大で出題される漢文と比べても簡単だと言えます。
漢文は対策次第で安定して点数が取れるということを知らずに勉強を諦めてしまい漢文で点数を取れない受験生がかなりの数います。これはとてももったいないことです。この記事を読んでいる受験生の皆さんはしっかりと対策をして漢文では満点を狙いにいくつもりで、共通テストに臨みましょう!
共通テスト漢文の対策におすすめの参考書・問題集
共通テスト漢文を勉強するうえで大切な参考書について説明していきます。漢文は取っ掛かりにくい科目なので、参考書のわかりやすさが成績の伸びに関係していきます。
参考書は僕が実際に使って意味のあったものを紹介していきます。
句形などの知識を入れるなら「漢文ヤマのヤマ」
共通テスト漢文を攻略するためにはまずは句法や句形などの知識をインプットしなければいけません。そのインプットに使う参考書としておすすめなのが、「漢文ヤマのヤマ」です。
この参考書は頻出の句形を網羅しているだけでなく、参考書のレイアウトがとても見やすく勉強しやすいのが特徴です。句形ごとで例文も載っているので、句形の暗記もしやすく、句形の使い方も理解しやすいです。
また、句形ごとで例題も載っているのもおすすめポイントです!文章の中で勉強した句形がどういう使い方をするのかを学ぶことができます!
しかし、漢文の参考書はヤマのヤマだけではありません。他の漢文の参考書について知りたい人は以下の記事を参考にしてください
おすすめの問題集は「共通テスト・センター国語過去問25年間」!
漢文は、問題集を買う必要はありません。
なぜかというと、漢文は知識をインプットするだけで点数が取れるからです。問題演習を繰り返したからと言って点数が取れるようになるとは限りません。
上記の「漢文ヤマのヤマ」などに入っている例文を解いておけば演習は十分です。まずは問題演習ではなく、漢文の知識のインプットを優先しましょう。
句形や句法をインプットしたらあとは実際に共通テスト・センター漢文の過去問をひたすら解いていきましょう。過去問題集としては「共通テスト・センター国語過去問25年間」を使っていきましょう!収録年数がとても多いのが赤本の特徴で、たくさん過去問を解くことができます!
共通テスト・センター国語の過去問集は他にもいろいろあります。赤本や青本、黒本などいろいろな共通テスト・センター過去問集の違いを知りたい人は以下の記事を参考にしましょう。
共通テスト漢文の勉強法
ここから共通テスト漢文の具体的な勉強法について説明していきます。漢文を教えてくれる先生は意外と少ないので、この勉強法を参考にして、勉強を頑張っていきましょう。
まずは句形などの基本知識を勉強しよう!
ここまで説明してきましたように、共通テスト漢文は知識を入れることが最も点数を稼ぐためのコツです。
共通テスト古文もそうですが、共通テスト漢文の問題の中には句形や単語を知っているだけで解けてしまう問題が多いです。とにかくインプットに多くの時間を使いましょう。
まずは参考書を手に取り、知識を頭に入れましょう。問題演習は知識が頭に入ってから始めたほうが効率的になります。
覚えるときのコツとして、他の科目でも同じですが、音読がおすすめです。漢文は文章は漢字だらけで、目だけで読んでいると疲れてしまいます。音読をすることで口が動き、目でも文章を追うことが出来るので、目だけでなく耳からも暗記することができます。句形や句法を書き下し文のまま音読しましょう。
勉強は五感で覚えたほうが覚えが早いので、音読をして暗記をしましょう。
知識を入れたら練習問題を解こう!
参考書を一周して、ある程度知識を入れたら練習問題を解きましょう。インプットした参考書に載っている練習問題でいいので、解いて復習、解いて復習を繰り返してください。
復習するときにただ答えが合っているのかを確認するだけでは意味がないので、何が覚えきれていなかったのか、どこで文章を読み違えたのかしっかりと理解しながら復習をしてください。
問題を解いたら、もう一度インプットに戻りましょう。自分の間違えたところで足りなかった知識を頭に叩き込みましょう。間違えた問題に関する知識なので、覚えやすいはずです。
問題を解いていて暗記しきれていなかった句形などは復習をして必ず覚えてくださいね!
共通テスト・センター漢文の過去問で演習して得点力をあげよう!
参考書の練習問題を解いたら過去問演習をしましょう!センター・共通テスト漢文には問題の傾向があり、頻出の句形などがあるので傾向を掴むためにも過去問演習は怠ってはいけません。目安として余裕のある人は15年間~20年間、余裕のない人は5年間~10年間は解きましょう。
過去問は時間を計って演習しよう!
共通テストはどの科目も時間との勝負です。時間がなくて解けなかったという受験生は数多くいました。皆さんはそうならないためにも過去問演習の段階で、時間管理に慣れておきましょう。
時間管理を完璧にするためにも、過去問演習をするときには必ず時間を計ってください。時間内に必ず時間内で解く!という心持ちで過去問を解いていってください。そうすれば本番の時でも、練習の時のような感覚で臨むことができます。
共通テスト漢文は10~15分で回答できるとベストな時間配分です。現代文に時間がかかるので漢文は早く終わらせてください。
過去問は少し時間を縮めて問題を解こう!
本番ではほとんどの受験生が緊張します。共通テストが初めての試験という受験生がほとんどなので、緊張して当然です。
緊張している状態だと時間がかなり短く感じます。時間をあまり使っていないと思っていても、あっという間に時間が過ぎていたというケースは少なくありません。
これを防ぐために過去問演習の時は5分程度試験時間を短くして演習することをおすすめします。そうすることで本番では心にゆとりをもって問題を解くことが出来ますよ!
白文で練習するのは実はあまり意味がない
共通テスト漢文の演習をする上で白文で問題を練習している人がいますが、共通テスト・センターレベルでは白文を読めるようになる必要はありません。確かに問題で白文の文章が出てきて、正しくレ点などが入った文章を選ぶという問題が出題されることもありますが、句形をしっかりと勉強していれば解ける問題がほとんどです。
漢文を極めたい人は白文で練習してもいいですが、それ以外の人は普通の漢文の文章で演習する程度に留めておけば十分対策になります。
イクスタの中には他にも漢文の勉強法について解説している記事があるのでチェックしてみましょう。
共通テスト漢文の解き方のコツ
最後に共通テスト漢文の解き方のコツについて説明していきます。より効率よく点数を取るためのテクニックなので、この解き方を実践しても知識がないと点数は上がりません。
知識が頭に入っていて解き方も学んだら満点も夢ではなくなります!句形や句法のインプットがまだの場合はまずそちらを優先させてくださいね!
まずは文章を読む前に問題の確認を!
これは共通テスト国語全体に言えることなのですが、まず文章を読む前に問題を見ましょう。問題を見ることで文章を読むときに、問題に関する情報を拾いやすくなります。問題をしっかり頭に入れて文章を読んでいきましょう。
気を付けなければいけないのは、問題を見ただけで解けそうな問題がたまにあります。しかし、しっかり文章を読んでから解きましょう。共通テスト漢文の場合、そういう問題は一見簡単そうに見えて、文章を読み進めていくと実は答えが違うというケースが多いので気を付けましょう。
文章は迷わずに一旦すべて読む
文章は頭から読んでいきましょう。
漢文の文章を読むコツとしては意味が分からない部分があっても読み進めることです。漢文の文章は最後に話のオチがある場合が多いです。
そのオチを読んだ後に、今まで読んでいた文章の解釈が間違っていたことに気が付くことがあります。漢文の文章は一旦すべて読んでからもう1周読み、2周目で問題を解きましょう。1周目で時間を使ってはもったいないので、1周目は5分前後を目安に読み終わるようにしましょう。
下線部の近くに答えがあることが多い!
共通テスト・センター漢文は問題の下線文付近に解答の根拠が隠れている確率が非常に高いです。前後1~2行を重点的にチェックしてみましょう。
また、共通テストは選択問題なのでまず消去法で答えを絞ります。答えではないと思った選択から順番に消していきましょう。明らかに違う選択肢がいくつかあり、最後の2択まで絞ることは簡単です。
共通テスト漢文で満点を取りに行こう!
受験生は漢文に苦手意識を持つ傾向にありますが、知識をしっかりと身に着ければ、漢文はすらすらと読み進めることができます。満点を取ることも現代文よりはよっぽど簡単です。
共通テスト漢文を計画的にしっかりと対策をして満点を目指しましょう。
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IT系スタートアップ企業で法人営業、Webエンジニアなどを務めたのち、2018年からイクスタに復帰。
現在はWebサイトやYoutubeなどのメディア運営と、オンラインの面談で受験生の独学を支援。
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