漢文は訳せるかどうかだけ!句法を覚えるだけの意外とシンプルな勉強法
こんにちは、早稲田大学社会科学部のたまさんです。今回は漢文についてアドバイスできればと思います。
現在、試験の中に漢文の問題があるという私立の学校は共通テスト利用のMARCHの上位学部と早稲田・上智・難関校の文学部です。
受験に漢文は必要ですか?
早稲田大学を志望するみなさんは、まず自分の学部で漢文が出題されているのかをしっかり過去問で確認しておきましょう。試験に必要のない科目を勉強するのはただの時間の無駄です。
僕は教育学部と政治経済学部の試験で必要でしたので、漢文の勉強は最後まで必要でしたが、基本的に漢文の勉強は「句形を覚えて、しっかり訳せる」がほとんどですので第一に句形をしっかり頭に叩き込みましょう。
漢文のおすすめ参考書2選!
① 漢文早覚え速答法
僕自身、学校の授業で、漢文が行われていたので、あらかた知識が入っていたので、直前に簡単に読める「漢文早覚え速答法」を使っていました。2時間くらいで一読はできますから、一度読んでみたらと思います。
ただ、いかんせん古い本なので、昨今の漢文の問題と対応しているのか、本当にこの本の句形だけでいいのか、ということが、amazonのレビューで言われているように、そのような懸念があります。→ 最近新しいバージョンが出版されました!
② 漢文ヤマのヤマ
初めて漢文を勉強するというひとでしたら、「漢文ヤマのヤマ」をおすすめします。こちらはしっかり返り点から記載がありますし、ひとつひとつの句形を丁寧に学べるようなつくりになっています。
漢文は主語を追えるかがポイント
漢文は基本的に主語+動詞という英語のような文型で文章が構築されていますので、英語を読むときの感覚で僕は読んでいました。ただ、主語は省略されることがありますがそれは前の文章と同じだから省略することがほとんどですので、主語をしっかり追うことが大事になってきます。あともちろん、指示語の中身を確認することも忘れずに。
漢文は共通テスト・センター過去問を解いていこう
共通テスト・センター試験の問題は、25年近く赤本には収録されていますが、20年前ほどですが、形式がだいぶ違ってきますが、解いている時は「訳せるかどうか?」、復習のときは「知らない句形なかったか?」でやっていくといいと思います。
上でおすすめした参考書のどちらかを終わらせたら共通テスト・センター過去問を解いてみましょう!自己採点してみた結果で今後の勉強方法を決めていきます。
以上で漢文の説明をひとつ終わりたいと思います。これからも受験勉強がんばってください!応援してます!!
大学受験生で漢文を使う受験生におすすめの記事
イクスタの創業者、土井による論理的・戦略的な受験計画と戦略の作成
過去問に入る時期や基礎完成の時期などいつ何をやればいいか、完全にコントロールできるようになる必要があります。
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