解体英熟語で早慶以上を目指す受験生が成績を上げる方法【レベル・特徴・時期】
こんにちは。イクスタ編集部です。
今回は解体英熟語について特徴や使い方など詳しく述べていきたいと思います。
実際に解体英熟語を使用して受験を乗り越えた経験のある人に聞いたので、解体英熟語を買おうか迷っている受験生や解体英熟語の使い方を知りたい受験生はぜひ参考にしてみてくださいね。
◇目次◇
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1. 「解体英熟語」の概要
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2. 「解体英熟語」のレベル
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3. 「解体英熟語」の特徴
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6. まとめ
「解体英熟語」の概要
出版社
Z会
値段
1000円+税
難易度
★★★★★
「解体英熟語」とは??
解体英熟語は早慶などの難関大を目指す人向けの参考書です。1017もの英熟語が掲載されており、分量としては早慶でも安心というレベルです。さらに1000以上の入試問題を掲載しており演習をしながら熟語が学ぶことができます。
問題集と熟語集が一体となっているので560ページと分厚い本ですが、その分充実した内容になっています。カード版も販売されているので好みに応じてブック型とカード型を選ぶと良いでしょう。
「解体英熟語」のレベル
難関大レベルの熟語に対応
解体英熟語は、難関大を目指す人向けの熟語集です。熟語帳としては分量がとても多いので中堅私大を目指す人には負担が大きいかもしれません。もちろん英語で差をつけたいという人なら目指す大学に関係なく使うべきだと思います。
解体英熟語には入試問題が大量に掲載されているので、熟語問題を多く出す大学を受験するならレベルに関係なく使用するのも実践的でいいでしょう。
例えば早稲田大学人間科学部は熟語の穴埋め問題が大問1つ分出題されるので、これらの大学の対策には最適です。
基本単語が身についている受験生におすすめ!
前置詞の知識が少しあり、基本単語が身に付いている受験生には解体英熟語は取り組みやすい熟語集です。目安としては偏差値55以上あるとよりこの参考書の効果を発揮できます。解体英熟語には熟語の解説がついていて、前置詞の知識があるとその解説を納得しやすいです。
例えばmake for~ならmakeは自動詞で「進む」でforは「~に向かって」なのでmake for~で「~に向かって進む」「~の役に立つ」と連想して覚えることができます。また、解体英熟語に掲載されている問題はほとんどが入試問題なので、基礎力がある人なら熟語の暗記をしながら入試問題をサクサク解くことができて効果的です。
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基礎的な英熟語を学びたい受験生におすすめの参考書
まだ自分には解体英熟語を始めるのには基礎力が足りないと感じた受験生におすすめしたい英熟語の参考書を紹介します。
英熟語ターゲット1000
大学受験で頻出する基礎的な英熟語が数多く掲載されている参考書です。すべての受験生が覚えるべき基本的な熟語しか載っていないので、基礎を固めたい受験生にはおすすめです!
英熟語ターゲットについて詳しく特徴や使い方を知りたい受験生は以下の記事を読みましょう。
「解体英熟語」の特徴
続いて、解体英熟語の詳しい特徴について述べていきます。
入試問題が掲載されている
解体英熟語の特徴はそれぞれの熟語に入試問題が掲載されていることです。模試などで「この熟語覚えたと思ったのに意味が出てこないな~」と困ったことはありませんか?
ほとんどの熟語集は演習問題までは掲載されていないのでどうしてもアウトプット不足になっていまいます。解体英熟語なら入試問題の演習を通して実践的に覚えることができるので、インプットとアウトプットの両方が同時にできます。そのため、得点に直結する勉強ができます。時間のない現役生には特におすすめできます。
関連熟語がセットで覚えられる
また、熟語の成り立ちやセットで覚えておくとよい熟語など、ちょっとした解説が各熟語についていますので納得して覚えることができ、知識がどんどん広がります。
巻末に熟語がまとまっている
巻末にはまとめて覚えたり対比して覚えたりできる熟語の表や、前置詞の基本ニュアンスの解説まであり、充実した内容となっています。
こちらを先に読んで、基礎知識をつけたうえで熟語の暗記を進めるのも効果的です。別冊で例題をまとめた例文集がありますので、直前期の仕上げに例文を一気に読んで復習することも可能です。
「解体英熟語」の使い方や勉強法
次に解体英熟語の使い方を解体英熟語を使った勉強法を述べていきます。
まずは理解して覚えて解く
熟語をまず覚えましょう。その際に解説を読んでその熟語の成り立ちなどを確認しましょう。成り立ちを覚えるようにすると、初見の熟語でも意味を推測できるようになります。覚えたら例題を解いてみましょう。
入試レベルの英文にも触れることができるので読解力もアップします。つづりの難しいものは紙に書いて覚えても良いですが、すべての熟語を紙に書いて覚えようとすると時間がかかりすぎるので音読するようにすると良いです。紙に5回書いて覚えるよりは10回音読したほうが身に付きます。
進めるペースは??
1日10個ずつ、100日で1000個という覚え方は効率が悪いのでやめてください。今日10個覚えても明日には2~3個しか覚えていなかったりします。それが普通です。1日100個を軽く覚えてその100個を1週間毎日続けるほうが結果的にはるかに記憶の定着がいいです。
1週間100個覚え、10週間ほどで最後まで覚えきる、くらいのペースが理想です。1日に100個は大変ですが、1週間毎日復習するので完璧に覚える必要はありません。8割方覚えられたかなという程度でOKです。最初の3日ほどはあまり効果が感じられず嫌になりかけますが、4日目ぐらいから成果が出だして面白くなってきます。
暗記は最初は大変ですが、根気強く取り組むと必ず報われます。もちろん1日に100個はあくまで目安で、入試まで時間的に余裕がある人は1日50個にして20週ほどで最後まで終わらせるというペースでもOKです。
1周終わったらどうすればいいのか
最後まで覚えたら、総復習をします。例題を最初から一気に解いていきます。1日200題ぐらい解いて5日で1000題を解きます。間違った問題には印をつけておき、2周目以降はその間違った問題を熟語に絞って覚えていきます。進め方は先ほどの説明と同じように1日100個を1週間というペースでやるといいでしょう。
カード型もおすすめ
解体英熟語は560ページもあるのでちょっと持ち運びに不便です。電車の中やちょっとした待ち時間にサッと確認するにはカード型がおすすめです。必要な分だけリングにまとめてポケットに入れておけばこまめに確認ができるので便利です。
順番をシャッフルすることもできるので、何となく順番を覚えてしまっていてブック型だと本当に覚えているのか不安という人はカード型で最終チェックするのも効果的です。
「解体英熟語」と一緒に使いたい参考書
最後に解体英熟語と一緒に使ったら便利な参考書を紹介したいと思います。
Nextstage
幅広い分野の英文法を勉強することが出来る参考書です。会話表現や語法、アクセントや発音まで色んな問題が載っているのでどんな大学でも入試対策に使えます。解体英熟語で学んだ英熟語も出てくるので、覚えているかの確認をすることもできます。
Nextstageについて詳しく特徴や使い方を知りたい受験生は以下の記事を読みましょう。
まとめ
解体英熟語に関して述べていきましたが、どうだったでしょうか?
参考書選びを間違えてしまうと、勉強の効率はグッと下がってしまいます。自分に合った参考書を選んで勉強しましょう。
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