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頭で考え、心でやり切る。

 

気付いて欲しいことの核心

◯ 大学受験生のほとんどが第一志望には合格できないこと
◯ 失敗の原因のほとんどは難易度と時間の見込みの甘さだということ
才能と努力の戦いではなく、戦略と仕組みの戦いだということ
◯ どの予備校と参考書を使うかは、達成目標とスケジュールありきだということ

 
 

● イクスタでは3つのメディアでこのビジョン達成を目指していること
イクスタコーチで私が1対1でサポートしたいと考えていること

大学受験はどんな難しさがあるのか

大学受験の争いは熾烈です。

旧帝大レベルの難関国公立や早慶上智など難関大学の合格率は15%程度。

200人の学年だとしたら、上位30人程度しか難関大学に合格できないのです。

この数値に気づいた時に私自身とても驚きました。大手予備校や進学校の合格率はもっと高いと想像していたからです。50%程度は難関大学に合格できるものだと勝手に想像していました。

私自身、神奈川県のそこそこの進学校に在籍し早稲田大学進学後は大手予備校の複数の校舎で勤務しました。

全ての大手予備校に知り合いがおり、イクスタコーチで毎年各都道府県のトップ校の在校生とお話しすることで、メディアでは伝えられない実態が見えてきました。

偏差値72程度の都道府県下トップの高校でも現役で旧帝大レベルか早慶に進学する生徒さんは20%程度大手予備校の旧帝大コースや早慶コースでも卒業時の実際の合格率は15%程度なのが現状です。

予備校に入っても、「どう頑張ればどんな成果が返ってくるのか」を想像しながら満足できる受験生活を送れる人は少ないんです。

各高校のホームページで合格実績を公開しているので、お近くのトップ校の合格実績で学年のうち何人が旧帝大か早慶以上に進学できたかを確認することができます。

東大・京大・東工大・一橋大・北海道大・東北大・名古屋大・大阪大・神戸大・九州大の合格者の合計や早稲田大学の合格者を見てみることで、ダブりのない合格者数が見えてきます。トップ高校でも難関大学合格者は少ないんです。

 

つまり、自分の周りと同程度の質と量では周りと同じくらいにしか伸びず、その伸びでは難関大学合格には全然足りないのです。周りよりも卓越した受験生活を送って、周りよりも大きく伸ばさないと難関大学合格は難しいんです。

 

なぜこれほど合格率が低いのか。15年の業界経験から、以下の大きな3つの原因のいずれかに陥ってしまう方が多いことが見えてきました。

◯ 時間切れ…いつまでに合格点を取れるようになるか、見積もりが甘いこと

◯ 情報不足…今の自分にとって最短距離で合格を目指すための方法論が複雑なこと

◯ 努力できない…やることはある程度分かっていても、やる気が続かず努力が止まってしまう

 

人生で初めての大学受験。困難な状況の中で戦って成功させるのはとても難しいです。社会人になってからの仕事と比べても、難関大学合格というプロジェクトを成功させるために必要な知識量や努力はとても大きいです。

進学校だから大丈夫。予備校に入ったから大丈夫。参考書をたくさん揃えているから大丈夫。

そんなに甘くないんですね。 大学は将来の進路に大きく影響するので、全国の各家庭が熾烈な競争をしています。大学受験を始める時点での見積もりを間違えたせいで負けてしまうのはもったいないです。

 

大学受験に失敗してしまった受験生を見てみると、このうちの複数に当てはまっていることがほとんどです。

◯ 志望校に合格するための定番の方法があることを知らないし、知っていても使い方が分からない。

◯ 大学受験は逆算で計画を立てて進めないと入試までに間に合わないことを知らない。

◯ 大学受験に本当に詳しい適切な指導者から正しい指導を受けていない。

◯ 入試までのスケジュールを細かく立てる方法を知らない。

◯ 間に合う計算で正しく計画を立てることができていない。

◯ 基礎から応用、赤本を始める基準を知らない。その基準に達しているか判断する方法が分からない。

◯ 様々な情報が溢れる中、本当に必要なことをいまいちつかめず、勉強内容に悩んでしまう。

大学受験で失敗してしまう原因は共通しています。

失敗してしまう原因を一つずつ特定して対策をすることで、失敗してしまう可能性を少しでも減らしていくことができます。

 

なぜ解決されていないのか

◯ 時間切れ…いつまでに合格点を取れるようになるか、見積もりが甘いこと

◯ 情報不足…今の自分にとって最短距離で合格を目指すための方法論が複雑なこと

◯ 努力できない…やることはある程度分かっていても、やる気が続かず努力が止まってしまう

 

この3点がなぜ解決されていないのでしょうか。

背景を探ってみると大学受験の難しさを深堀りすることができます。

◯ 時間切れ…「各科目、合格最低点に間に合わない」

志望校の合格最低点を取るまでに何をすればいいのかを把握していないまま勉強を続けてしまっていると、間に合わなくなってしまいます。

受験勉強のスタート地点は、志望校の過去問で合格最低点を取れることを見越した計画で始めたいんです。

最終的にどんな内容の試験で何点取れば合格できるのかをはっきりとイメージしながら年間スケジュールを逆算して毎日の勉強計画を立てます。

英語、数学、国語、理科、社会それぞれ大学によって出題内容が異なります。高度な思考力を試される問題、速読が試される問題、大量の背景知識が求められる問題...。最終ゴールが曖昧なまま勉強を進めて入試本番直前に「気付いたら時間が足りない」となってしまうのは避けたいです。

受験計画は志望校と今の成績、残り日数によって千差万別です。何月何日までに各科目をどんな状態に仕上げるのか、数字と言葉で目標を決定します。

この目標を達成する手段として、どんな授業や参考書を使うのかを考えます。

「この授業を受ければ受かる」「この参考書をやれば受かる」といったものは1つも存在しません。あくまで全体の計画の一部を埋めるパーツとして予備校や参考書を利用します。

 

◯ 情報不足…「受験勉強を始めてから、成績が思ったより伸びない」

予備校のテキスト、有名な参考書を使っても思ったより成績が伸びないことがほとんどです。

例えば、2ヶ月で共通テストレベルの得点が10%以上伸びることは予備校の在校生でも稀です。センスがある受験生の得意科目であれば2ヶ月で10%以上伸びることはありますが、そうでない場合にはここまで伸びることはほとんどありません。1科目が伸びるのは少なくとも4ヶ月以上の計画で進める必要があります。

 

これまでの生徒さん含め、私の知り合いの一人だけ、本当に半年で京都大学に合格した友人がいました。今は京都大学で研究職をしています。私が会った人のうち彼だけは本当に天才と呼べるのかもしれません。彼は兄弟が医師、弁護士、キャリア官僚と揃っており、生まれながらにして特別な才能があったのだと思います。

 

勉強量が点数に反映されるまで想定よりも時間がかかります。

例えば、私の分析ではMARCH・関関同立に合格するには最低でも1500時間の質の高い勉強時間が必要だと見積もっています。毎日5時間勉強できたとして300日、つまり10ヶ月必要です。旧帝大には2500時間程度が必要だと考えています。

今日の時点から本番まで、集中した勉強時間を何時間くらい確保できるかを計算してみると、意外と時間を取れないことがわかります。

集中して勉強する時間を確保できずに時間切れになってしまうのです。

「3ヶ月で〇〇合格」「1ヶ月で〇〇点アップ」こうした情報を楽しむのは自由ですが、大学受験の現場では非現実的です。

 

◯ 努力できない…「努力を長期間続けるのが難しい」

やる気・モチベーションを保つのも非常にハードルが高いです。

あとやる気さえ続けばめっちゃ成績が上がるのに」という受験生は少なくありません。

「志望校はあるしやるべきことはなんとなく分かっているけど、なんかやる気が出ない」

この状態のまま大学受験に失敗してしまうのはとてももったいないです。

 

学校がある日は4~5時間、休日は10時間程度努力を継続しないと逆転合格できません。

勉強し続けるロボットだったらいいのですが、受験生も人間です。教材が揃っていたとしてもそう簡単に勉強が続くほど簡単ではないです。

一方で、継続して勉強し続けられるように工夫できることはたくさんあります。

それが

◯ 頭と心の両方で納得できる目標を見つけること

◯ 自己効力感を感じながら勉強すること

この2つです。

 

解決されないとどうなるのか

◯ 時間切れ…いつまでに合格点を取れるようになるか、見積もりが甘いこと

◯ 情報不足…今の自分にとって最短距離で合格を目指すための方法論が複雑なこと

◯ 努力できない…やることはある程度分かっていても、やる気が続かず努力が止まってしまう

この状態が続くとどうなってしまうでしょうか。もちろん第一志望には合格できません。

第一志望はおろか、偏差値55程度の大学でさえも怪しくなってしまいます。

今、あなたのここ1ヶ月の受験生活の充実度を自己採点してみて、もし70点以下が続くようであれば、旧帝大や早慶は論外で、MARCH・関関同立レベルでさえかなり厳しく、その2ランク下の大学しか合格できないようなことになってしまいます。

 

大学受験を始めた段階で、今後どのような課題が訪れるのか。

どの受験生もおおよそ共通しているので、あらかじめ予想することができます。

 

大学受験の序盤の課題

いつまでにどこまで到達すればいいか漠然としている

どの教材を使えばいいか選択肢が多くて迷ってしまう

大学受験の中盤の課題

予備校に入ったり参考書を揃えたがやる気が続かない

今の自分のレベルがどれくらいかイメージできない

大学受験の終盤の課題

科目ごとの時間配分を決めるのが難しい

過去問演習に入るタイミングがわからない

 

それぞれの時期で整理すべき環境を整えることができずに、成績が伸びない↔️モチベーションが上がらないの悪循環から抜け出せない状態が続いてしまうのは避けたいです。

 

どうやって解決するのか

人生で一度の大学受験を失敗をしてしまわないように、準備できることがあります。

3つの軸で自分の受験生活を整理します。

それが、情報という軸教材という軸自己管理という軸です。

情報という軸では、第一志望に合格するためにはどんな難易度の問題で何点取ればいいのか把握していることと、今の自分のレベルがどれくらいなのか、残り時間がどれくらいなのかを把握することで入試日までにどんな試験で何点取る力があればいいのかを把握します。

教材という軸では、上記で整理した差を埋めるためにどのような教材を使えばいいのかを選択します。学校や予備校の授業、参考書やテキストを選びます。今の自分のレベルと、志望校の合格レベルにあった教材を選びます。教材ごとのレベルや問題の種類などの専門知識が必要になります。主要科目では1科目につき5〜10冊が必要になるでしょう。有名だからという理由で教材選びで失敗してしまうパターンが多いです。

ここまで、「いつまでに」「何をやればいいのか」を整理することができました。

ここからそれをやり切るのもさらに難しいです。

3つ目の自己管理という軸では、努力を継続できるような環境づくりをします。

人間は意志が弱いという前提に立って、努力を継続するための工夫をします。

情報と教材で「いつまでに」「何をやればいいのか」を整理することができていれば、伸びる姿をイメージできるようになっているので以前よりもやる気は続くようになっていますが、それでも誘惑の多い現代、そのやる気を長続きさせるのは簡単ではありません。受験生だから、高校生だから、大学生だから、社会人だから、関係ないです。目的達成までの構造化ができているか、フィードバックの仕組み化ができているかが成功を分けます。

努力を継続するための環境づくりの中心は「言語化」です。

 

言葉にして整理することができて初めて認識することができます。

認識することができると差が分かります

差が分かることで対策方法が思いつきます。

対策方法を思いつくことで努力の効果をイメージできます。

努力の効果をイメージできることで意志力が続きます。これを自己効力感と呼ぶこともあります。

これを受験生活の序盤・中盤・終盤にあてはめてみましょう。

 

大学受験の序盤

志望校の合格最低点を取るためにどんな難易度の試験で何点取れればいいのか把握している

残り時間を踏まえた各科目の伸びる計画を立てることができていること

大学受験の中盤

立てた目標を達成するために毎日やる気ばっちりで努力し続けることができていること

毎月自分の実力レベルを計測して、問題があれば科目ごとのバランスを修正することができている

大学受験の序盤

各科目、合格最低点を取るためにどんな力が足りていないのかを具体的にイメージして、その差を埋めるために適切な教材を選ぶことができている

過去問演習を始めて自己採点と合格最低点の差を明らかにしている

 

こんな環境に整えることができれば、受験生活が失敗する可能性を減らすことができ、成功に近づきます。

 

最後に、気付いて欲しいことをまとめます。

・大学受験生のほとんどが第一志望には合格できないこと

・失敗の原因のほとんどは難易度と時間の見込みの甘さだということ

・才能と努力の戦いではなく、戦略と仕組みの戦いだということ

・どの予備校と参考書を使うかは、達成目標とスケジュールありきだということ

 

大学受験のこんな大きな課題に対して、

・イクスタでは3つのメディアでこのビジョン達成を目指していること

・イクスタコーチで私が1対1でサポートしたいと考えていること

 

イクスタコーチを通して1日でも早く以下のような受験生になって一人でも受験を乗り越えられるような状態になることを目指します。

・大学受験生として1日でも早く自立する

・どんな数値をもとにどんな行動計画を立てればいいのかが分かる

・それをやり切る方法が分かる

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