大学受験の日本史はまとめノートを作ることで成績の伸びが圧倒的に変わる!
早稲田大学教育学部出身、イクスタ代表の土井万智(どいまさと)です。
私自身日本史は独学で早稲田に合格しました。その後何年間か受験指導に関わる上で日本史の成績が伸びる受験生の1つの法則を見つけ出しました。それは日本史MYノートを作成していることです。日本史MYノートを作ることのなにがいいか、それはずばり間違えやすい箇所をひとつにまとめることができるところです。
それぞれ十人十色で得意な時代、得意なテーマが異なります。例えば、なぜか自分と相性が悪い漢字ってありませんか。それと同じで、日本史でも同じ時間をかけても1度で覚えられるテーマとなかなか覚えられないテーマがあります。
そこで、なかなか覚えられない日本史のテーマに特化してノートにピックアップしてまとめておくことで、苦手な箇所を重点的に効率よく勉強することができるんです。僕は受験生時代にこの日本史まとめMYノート活用法でセンター模試の日本史の点数が2ヶ月間で(6月)53点から(8月)83点へ約30点をアップさせることができました。
日本史は学校の授業はあまり役に立たなかったので、ゼロの状態から独学で勉強しました。独学で早稲田大学、明治大学、青山学院大学に合格することができました。日本史の成績を伸ばすにはノートの活用はとても有効です!
日本史の勉強でお悩みのみなさん、ぜひこの方法を取り入れてみてください。
◇この記事の目次◇
暗記のあとには必ず演習を!そこで日本史まとめノートが活躍!
日本史はインプット(覚える)のあとにアウトプット(演習)をすることが重要です。教科書や参考書を何度も読んで暗記した気になっていても、実際に日本史の入試問題を解くだけの実力がついているかどうかまた別問題です。暗記作業のあとには問題集などで演習を通して日本史の知識の定着を確認する必要があります。
ちなみにこの日本史のアプトプット(演習)は、通史は最低でも1周して、基礎が固まってからの実践してください。基礎が固まったかどうかの判断基準は、日本史教科書や読むタイプの参考書の太文字を6割くらいは暗記できていることです。
難関私立の日本史対策において最終的に重要になる考え方は「出来るものを増やす」よりも「出来ないものを減らす」ということです。受験勉強の最後の方では「苦手な分野を埋める」ことに時間を使うことになります。最後にその勉強法に移行した時に、今まで勉強記録が日本史まとめノートに残っているかないかで直前期の効率が全然違います。
僕の知り合いで大学受験で日本史を使っていた人に聞いてみた範囲で、日本史まとめノートをうまく利用して日本史の成績が劇的にあがった元受験生のノート作成法をまとめてみます。
中央大学 総合政策学部 総合政策学科 合格
M.Kの日本史ノート使用法
日本史で使用したノートは3つ
①問題集を解く用のノート
②授業ノート
③間違えたところをまとめたノート
・問題集、過去問、授業で間違えた問題やあやふやだった問題をノートにまとめた。
・自分なりの一問一答形式にしていた(左側に問題、線を引いて右側に解答)
・右側をオレンジで書き、赤シートで隠れるようにした。
・何度も繰り返した。日本史暗記は朝(7時~)にやっていた。間違えたところには付箋を貼り、取れるまで繰り返した。
・朝間違えた問題はその日の夕方と寝る直前にもう一度見直す。
早稲田大学 教育学部 社会科社会科学専修
どいまんの日本史ノート使用法
・日本史まとめノートは問題集(Z会 日本史100題)を解くために使った。←参考:【日本史】最低でもMarch以上には絶対に合格したい人が準備すべきおすすめの参考書 - イクスタ
・日本史問題集の大問1題につき、ノートの見開き1ページを使う。ノート見開きページの左側に問題集の問題を回答し、○付けをする。ノート見開きページの右側には、左側で間違えてしまった問題の解説を、教科書は他の参考書を参考にしながら自分で作り、文章や図にまとめた。そのほかにも、その大問で取り扱ったテーマについて関連する箇所を教科書、用語集、資料集などを使って復習し、知らなかった知識があればそれを自分でまとめて書き込んだ。
・問題集はZ会の実力をつける日本史100題を使ったので、100×2で200ページ、ノート三冊分にまとまった。
・自分が覚えにくい範囲は意外と偏っているので、一発で覚えられる範囲もあれば、なかなか覚えられない範囲もある。自分にとって覚えにくいところを重点的にまとめることで、入試直前でも使えるものになっていた。
・過去問などで問題演習をして、穴になっている範囲を発見できたらどんどんノートに書き足していった。
もう一度大学受験をするとしても日本史ノートを作る
この日本史まとめノート活用法の効果は絶大です。僕は自信をもっておすすめすることが出来ます。むしろ、日本史を苦手と感じている受験生は全員この方法を活用すべきだと断言したいくらい効果があります。
数年前、高3生の夏前の時点で日本史にほぼ手をつけられずにいたMARCH志望の僕の担当受験生がいました。その受験生は英語の完成に時間をかけなければならず、結局日本史は後回しになってしまっていました。夏前の時点で日本史に手がついていないと、入試までにMARCHレベルの日本史に対応するのは相当厳しいです。
しかし、その受験生はこの記事で紹介した日本史まとめノート活用法でなんとか12月にはMARCHの過去問で合格平均点を得点できる日本史の実力をつけることが出来ました。もちろん、日本史のMarchレベルの日本史の合格平均点を取るためには毎日の目標を達成する根気と努力が必要ですし、この生徒さんは英語の基礎はある程度固まっていたので日本史の成績が飛躍的に伸びました。日本史まとめノート活用法に本気で取り組めば日本史の実力が飛躍的にアップすることが保証できます。
ちなみに僕はこの勉強法で順調に日本史の成績を伸ばし、受験したMarchの学部には全て合格を(明治大学商学部。明治大学経営学部、青山学院大学経営学部)いただくことができ、第一志望である早稲田にも合格することができました。この記事をお読みのみなさんにも同じような経験をしてもらいたいです。
早稲田に合格したノウハウもまとめてあるので興味がある受験生はこちらもどうぞ!
👉 独学で早稲田の日本史の合格点を取りたいならこの参考書を繰り返せ! - イクスタ
また、イクスタの現役大学生が協力して日本史の勉強法をあらゆる観点からノウハウ化しました。日本史の成績をもっと伸ばさなければならない人はこちらの記事も参考になると思います。
👉 5人の現役大学生が協力して作成した、確実に成績が伸びる日本史の勉強法 完全網羅版 - イクスタ
👉 【誰でもできるセンター日本史勉強法】9割だって夢じゃない!完全攻略☆ - イクスタ
イクスタの創業者、土井による論理的・戦略的な受験計画と戦略の作成
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