【独学生のための参考書!~数学 入門編~】 論理と集合 Part 3
今回は補集合とド・モルガンの法則についてです。聞きなれない言葉ですが恐れることはありません!先入観で嫌になってしまうことは禁物です。フラットな気持ちで読んでいきましょう!
―補集合―
教科書には、「ある一つの大きな集合U(全体集合という)を決め、その中のある部分集合Aについて考えたときに、Aに属さないUの要素全体の集合をUに関するAの補集合といい、で表す。」と書いてあるけど…
まずは、図で確認しましょう!
全校生徒(四角形で囲まれた集合)をU、運動部に所属している生徒(丸で囲まれた集合)をAとすると、色を付けた部分の集合は何になるでしょうか。この集合は、この学校の生徒のうち、運動部に所属していない生徒全体の集合になります。これこそ Uに関するAの補集合なのです。
では、この学校の生徒のうち、運動部に所属していない生徒は何人いるのでしょうか。計算は簡単です。1000-550=450人です。これを数式で表すと、
=1000-550
=450
となります。
―ド・モルガンの法則―
名前は難しそうな感じしますが、そんなに難しくありません。まずはどんな法則なのか見てみましょう。
これも図でイメージすれば何もむずかしくありません。上の式について確認してみましょう。
これでもえっ?と思う人がいたら、補集合を表す””や共通部分を表す”∩”の意味を確認しましょう!
Part1 : https://www.ikstudie.com/articles/183
Part2 : https://www.ikstudie.com/articles/186
イクスタの創業者、土井による論理的・戦略的な受験計画と戦略の作成
過去問に入る時期や基礎完成の時期などいつ何をやればいいか、完全にコントロールできるようになる必要があります。
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