【続報!!】2020年より導入予定の大学入試共通テスト、2回目の試行調査が始まる
こんにちは。イクスタ編集部です。
今回は2020年度より導入される予定の大学入試共通テストの最新のニュースを取り上げたいと思います。
・大学入学共通テスト、2回目の試行調査始まる(出典:朝日新聞)
・大学入試新テスト国語と数学1・A、記述式は難易度下げ(出典:毎日新聞)
大学入試共通テストの大きな焦点とされている記述式問題導入。
1回目の試行テストでは、極めて正解率が低く、差がつかなかったとされており、それを受けて難易度を下げて2回目の試行テストは実施されました。
毎日新聞の記事によれば、
数学も前回、正答率が3問とも1割未満で半数が無解答だったことから、数式のみや短い文章など答えやすい形式の解答を求めた。この他、終盤の無解答が多かった科目では、解答時間を確保できるように工夫した。(出典:毎日新聞)
とされ、記述式問題の正答率の低さが指摘されています。
大学入試共通テストが最終的にどういった方向性になっていくのか、まだまだ注視していく必要がありますが、
今の所記述式の問題は全体の比率のごく一部とも言われており、単純に合格を目指すのであれば今までの入試傾向に沿って勉強していくという選択もあるようです。
ただ今回の記述式試験の導入の背景には、社会に出て必要な思考力や判断力、表現力を養うという狙いがあります。
すぐに忘れてしまう、言葉だけ知っていて説明できないものは、ITの進歩によって検索すれば誰でもわかってしまうので何も価値がなく、人間にしかできない情報を組み合わせて何かを生み出す力をつけてほしいというメッセージであることは間違いありません。
普段の勉強から、言葉や答えの周辺にある情報もストーリーにして理解をしていくことで、社会に出ても役に立つような力の基礎を築けるのではないかと思っています。
イクスタでも勉強法や参考書等の使い方だけでなく、なぜ勉強をするのか、大学受験のその先にあるものとは何か、そういった本質を突き詰めていきながら、運営を続けていきます。