朱雀門|日本史用語集
朱雀門の解説
朱雀門は古代日本において、平城京や平安京に存在し、条坊制の宮城(大内裏)において南面する正門であった。
大内裏には合計して12の門(朱雀門、談天門、藻壁門、殷富門、上西門、安嘉門、偉鑒門、達智門、上東門、陽明門、待賢門、都芳門)があり、これらのうち、南にあった朱雀門は「天子南面す」というように、天皇が都を南に見る門として最も重要な門とされた。
古代都城では中央北辺に宮殿、官衙からなる宮城が置かれ、平城京では平城宮、平安京では平安宮といい、大内裏とも呼ばれた。
四神で南方を守護する朱雀の名前から、朱雀門の名が付けられた。朱雀門から都の正門である羅城門に続く大路を朱雀大路という。 朱雀門の前では外国使節の送迎をおこなったり、大勢の人が集まって歌垣などが行われた。正月には天皇が門に出向き、新年の祝賀を述べることもあった。
朱雀門の両側は6mの築地がめぐらされており、衛兵によって守られていた。 現在、平城宮の朱雀門は復元されている。
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