今年の受験生にとって超朗報!駿台実施の共通テスト模試がオンライン受験で無料!
こんにちは、イクスタです。
コロナウィルスの流行により長らく自宅で勉強せざるを得ない受験生は、やっと自宅での勉強ペースを掴めてきた人と、早く学校や予備校に戻って勉強習慣を復活させたい人に分かれている事だと思います。
5月17日現在、徐々に緊急事態宣言が解除される地域が増えてきましたが、首都圏や関西など、人口密集地域では宣言の解除はまだ先になる見通しです。宣言の解除後に第二次流行が起こる可能性も否定できず、今後の学校や予備校の開校時期は読めないのは辛いところです。
これまでもお伝えしてきたように、この緊急事態宣言下で受験生にとって悪影響が大きいもののひとつに、模試が受けられない状況が続くことがありました。
模試は現在の成績を確かめてその後の勉強計画を作成するために重要な機会なので、その模試を受けることができない状況は長く続くべきではありませんでしたが、この度、駿台とアタマプラスが共同でオンライン模試を実施することになりました。
今年度から実施が開始される大学入学共通テストの内容を予想した模試なので、これまで大学入試センターが公表した例題しか共有テストの問題形式に触れていない受験生にとってはとても貴重な機会となります。
また、駿台とアタマプラスが共同で実施する初めての模試ということで受験料は無料です。
受験できる期間は7月27日~8月9日と限られており、出願は6月1日から開始です。出願も受験もオンラインです。
国公立志望の受験生はもちろん、私立大学志望の受験生でも共通テスト利用入試の対策や、基礎力がどの程度付いているかを確認する意味でも受験することを強くおすすめします!
今回の模試が無料なのはアタマプラスの教材を全国に宣伝したいという意図ありそうです。受験生にとって特にデメリットなどはないでしょう。第2回からの模試は受験が有料になる可能性もあります。
このような背景からしても今回の模試は受験生にとっては良いことしかなく、特にデメリットなども見当たらないため受験をおすすめしています。
共通テストの予想問題に触れることができる貴重な機会
今年度からセンター試験が廃止され大学入学共通テストが実施される予定となっており、受験生が困るポイントは過去問がないということでした。センター試験であれば約30年分の過去問がありますが、大学入学共通テストでは過去問が存在しないため、対策方法がセンター試験ほど明確ではなく、本番に向けて不安な受験生も多いと思います。
大学入試センターの発表によれば、今年度からの共通テストは「基礎学力があれば問題なく解ける」とのことでしたが、難関大学になればなるほど1点も落とせないような競争になるので、共通テストに対して可能な限りの対策はしておきたいところです。
過去問が使えない共通テストに関して、貴重な対策の機会だと想定していたのは、各予備校が実施する模試でした。イクスタでもこれまでに受けることができる共通テスト模試は全て受けた方がいいとお伝えしてきましたが、緊急事態宣言による外出自粛により、各予備校で実施される予定だった模試が受験できない状況となっています。また、今後夏から秋にかけて実施される各予備校での模試に関しても確実に受験できるという状況ではないため、特に国公立受験生は少しでも共通テストの予想問題に触れることができる機会を増やさなければいけない状況です。
そこで今回の駿台とアタマプラスが実施するオンラインでの共通テスト模試はとても貴重な機会なわけです。
スマホでも受験できるかどうかはまだ定かではありませんが、パソコンがあれば確実に受験可能でしょうから、自宅にいながら受験をすることができます。
無料だけど、模試の意味を再確認して最大限利用して!
無料の模試だから「とりあえず出願だけして、気が向いたら受ける」って考えてる受験生もたまにいます。
これはとてももったいないです。ただでさえ競争が激しい大学受験、今年はコロナウィルスの蔓延による経済の減速で、現役志向、理系志向になる可能性が高いので、特定の学部系統は倍率が平年以上に高くなる可能性があります。
だからこそ、今回受けることができるこの模試を最大限活用しましょう。
この模試を受験する際の時間管理の方法や、採点後の問題冊子の配布などはまだ明らかになっていないので、活用方法を正確にお伝えすることはできませんが、従来の模試と同様に、試験時間通りに回答、間違えた問題の分野チェック、間違えた問題の周辺知識を参考書で再勉強、という復習は忘れずに行いましょう!
受験生によって貴重な機会があれば、今後のイクスタでお伝えしていきますね!