親も先生も友人も裏切って難関大に合格する方法
人は環境に支配される。
その環境とその常識で作られた価値観や思考回路から抜けるのは難しい。
「大学受験って〇〇だよね」
「大学受験なんだから〇〇であるべき」
親や先生や友人の価値観に引きずられてしまう。
『旧帝大や早慶は人として優れている』
『MARCH・関関同立は少し頑張れば合格できる』
『勉強できないのは自分の努力が足りないから』
こんな価値観に囲まれていると生きづらい。
大学受験で強固に信じられているが、実際は全く違う。
「旧帝大や早慶は人として優れている」
→ 大学名と人として優れていることは関係ない。自分の目的に合った大学であればそれでいい。ただ、就活や研究、社会に出た時に、難関大学出身という名刺があると信用されやすい。社会は「信用できる人」を求めている。大きな仕事をしたり社会に大きな影響を持つためには信用が必要で、学歴は信用を手にできる最も費用対効果の高い方法だ。
「MARCH・関関同立は少し頑張れば合格できる」
これも大きな間違い。高校の偏差値62程度でも、MARCH・関関同立以上に進学できるのは学年の上位30%程度。特に首都圏の高校ではMARCH・関関同立はそんなに難しくないという認識が広がっているが、実際には学年の上位層しか合格しないので要注意だ。MARCH・関関同立には最低でも1500時間程度の自習が必要。
「勉強できないのは自分の努力が足りないから」
これも間違い。努力が足りないのではなく、環境を受験モードに最適化できていないからだ。脳内の認識を変えて心が「自分には勉強が必要だ」と納得する状況にならないと勉強は続かない。勉強という結果を見るのではなく、行動に繋がる心の中を見てみるといい。
ではどうすればいいか。
友人や親や先生から刺激される場合もあるし、何かのきっかけで志望校が決まる場合もある。
最も大事なのはその志望校に合格したいという目標だ。
志望校の候補をイメージしたら、次のように想像してみる。
「なぜその大学に合格したいのか」
「その大学に合格しなかったら3月に自分はどんな気持ちになるか、どんな立場になるのか」
これを想像すると勉強せずにはいられなくなるなら、本当にその大学に行きたいと感じている。
続けて、その志望校に合格するためには何をすればいいのかをイメージする。
志望校に合格するにはあと何日でどの科目をどの状態に仕上げる必要があるのかを、出題レベルや合格最低点を数字と言葉でまとめる。
では、この合格レベルに到達するためには、どの教材をどの順番で終わらせればいいかを本番レベルまでまとめる。
そしてそれらの教材を期限通りに終わらせるためには、今週は何時間勉強できて、どのページまで終わるのかを順番に整理していく。
ここまで整理できれば今週の努力が将来の何に繋がっているのかありありとイメージできる状態になっている。
自分の努力が、自分の叶えたい結果に繋がっていると感じることができれば頑張れる。目標と努力を接続する。
イクスタコーチで各都道府県のトップ高校の受験生と話していても、「叶えたい目標がないのに勉強できる」という受験生は少ない。ここまでの学生生活でトップの成績を取ってきた彼らでも目的が曖昧なまま勉強を続けられる人は稀だ。
中学生までなら親や先生のプレッシャーでもなんとかなるが、大学受験で必要な勉強量は高校受験とは比較にならないほど広い。自分の心から出てくる内発的動機なくして、受験勉強を続けるのは難しい。
そして、内発的動機を発見する方法論はある。
こんな考えのもと、イクスタコーチで受験生をサポートしている。
目標を整理して見える化して行動計画に繋げる方法で、私自身が週に一度のオンライン面談で入試日当日までサポートする。
全員裏切れ。賢く難関大学を攻略する。/土井万智(どいまさと)
戦略不足と計画不足で負けるなんて悔しくないですか?正しい戦略と間に合う計画を本気で教えます!
賢くスマートに難関大学に合格する4つの方法 - 土井万智公式ページ
イクスタの創業者、土井による論理的・戦略的な受験計画と戦略の作成
過去問に入る時期や基礎完成の時期などいつ何をやればいいか、完全にコントロールできるようになる必要があります。
> 論理的で抜け漏れのない受験計画の立て方が分かる イクスタコーチ