受講生の9割以上が最低Marchに合格した本質的なコーチングとは?4つの目的と9つのツール
こんにちは、イクスタコーチの土井です!
2022年3月に入り、22年度の受験生の試験はあと国公立後期受験を残すのみとなりました。私立大学の受験結果はほぼ全て出揃っています。
イクスタコーチ21年4月-22年2月の受験生の私立大学の結果は...
全受講生12人中10人がMarch以上に合格、Marchを受験した10人中9人がMarchのいずれかに合格しています!!
イクスタコーチを開始した時点で特別成績が高い受験生だけを集めているわけでは無いので、この結果は本当に驚くべき数字だと思います。私自身さまざまな大学受験関連の組織に関係してきましたが、このような高確率で合格している結果は見たことが無いです。
全員が本気で頑張ることができた結果ですし、また私が本気でサポートしてきたことが実を結ぶ結果になったと思っています。早速、今の2年生や新しい浪人生は2023年2月に受験に向けて受験勉強を始めていますが、来年も同じか、それ以上の結果を残すことができるのではないかと思っています。
というのも、イクスタコーチでは私自身が徹底的にカリキュラムを磨いて、本人の潜在能力を活かし切るための指導をしているからです。その時の成績や志望校に応じて、毎週扱うテーマや考えることを変えています。冷静に分析をし続ける必要がありますが、カリキュラムの結果が出ていると言っていいでしょう。今月からも改めて自信を持ってサポートをしていくことができそうです。
カリキュラムの一部をご紹介します。受験生にとって4つの目的を達成するために、9つのツールと私のコーチングを使ってサポートしていきます。毎週一度60-75分の面談で、合格に導いていきます。
4つの目的
イクスタコーチでは自分の潜在能力最大限の結果を出すために、以下の達成目標を作っています。
1. 勉強の成績、教材の進み具合の計画で抜け漏れを無くす
2. 各科目を勉強した上での想定外を言語化する
3. 勉強のパフォーマンスを高めるための生活習慣を整える
4. 自分に必要なもの(受験知識・勉強量・意識・生活習慣)を客観視する
そして、これらの目的を達成して合格に近づくために、以下の9つのツールと私のコーチングによるサポートを行います。自分でコントロールできるところはご自分で進めていただき、もし不安があったり私から見て不十分なところがあれば私もサポートしながら十分な形にできるように扱っていきます。
9つのツール
1. QQチェック
2. 毎週の宣言と振り返り
3. 日記の作成・共有
4. 長期計画、中期計画
5. 定着確認テスト
6. マスターカレンダー
7. 過去問演習 得点率一覧
8. 得点戦略シート
9. 出願日程表
これらのツールを、必要なものは全て作成し、面談の中でツールを使いながら、必要なものを把握できているかを判断しながら進めていきます。
1.QQチェック
QQチェックはその週の受験生としての自分の勉強のQualityとQuantityを自己評価するものです。前回の面談からの勉強の質と量を100点満点で振り返って、もっと改善できるポイントはあるのか。分析し、改善案を言語化して私と共有します。
例)
受講生「今週のQualityは65点です。数学の復習が追いつかなかったのと、もっと集中力を高める余地がありました。Quantityは70点です。平日の夜、ご飯を食べてから10分以内に勉強を始めるのをもっと徹底したかったのと、通学中の単語の復習にもっと時間を使いたいです」
2.毎週の宣言と振り返り
イクスタコーチでは毎週の面談時に、来週までの教材ごとの宣言を行います。現実的かつ、できる限りの勉強量を宣言します。はじめはうまくいかないこともありますが、徐々に自分でできる分量や範囲を把握できるようになっていきます。
宣言する機会を作ることで初めてやるべきことを整理するきっかけにすることができます。
毎週の宣言は、受験本番までの大きな計画と、2-3ヶ月後の長期計画を基に逆算して決めていきます。
3.日記の作成・共有
希望者限定で、毎日勉強の記録を共有します。紙の日記や手帳の場合もあれば、記録アプリのスクリーンショットの場合もあります。毎日共有するというルールを作ることで、自分の勉強を毎日記録しなければならなくなり、決めたことは勉強しなければというプレッシャーにすることができます。約8割の受講生が日記を投稿しています。
4.長期計画・中期計画
入試日までの長期計画と、それを2-3ヶ月ごとに分解した中期計画を立てます。
長期計画を作るには、まず自分の今の成績と入試本番で得点する必要がある点数を明確にします。
今の成績はセンター過去問を解いて点数を出し、間違えた問題の傾向を分析します(共通テスト過去問でもいいですが、センターの方が正確に測ることができます)。
入試本番で得点する必要がある点数は、公式HPや赤本などで、出題内容と合格最低点を把握します。
出題内容とその問題で合格最低点を取るためにはどのような理解力、知識が求められているのかを言語化し、今の自分の実力とその差を埋めるためには、どの教材をどのくらいのクオリティで仕上げる必要があるのかを決めます。これを2-3ヶ月スパンに整えたものが中期計画となります。
5. 定着確認テスト
英単語や英文法など、早めに定着させたい教材と範囲を決めて、面談の中で定着確認テストを行います。
例えば英単語No.600-1000までをランダムに出題し、2週間後の面談で95%の正解を目指す、と決めていきます。
単語帳などはなるべく早く完成させたい一方、自分ではなかなか徹底ぶりを確認できないので、面談でテストを行い完璧に覚えることができているかの確認をします。
6. マスターカレンダー
大学受験では10-30くらいの教材を同時並行で進めていきます。教材数が多く管理するのが本当に難しいので、専用のシートを使用しながら進めていきます。
毎週勉強できる時間を計算し、それぞれの科目、それぞれの教材でどれくらい時間が使えるのかを明確にします。週あたりどれくらい時間を使えば、例えば2ヶ月後までにどれくらい完成度を高めることができるかを明確にすることができます。
7. 過去問演習 得点率一覧
9月以降、旧帝大や早慶であればセンター共通テストレベルで80%、それに準じる難関大学であれば70%の得点ができるようになった科目は過去問を解き始めます。
ここまでの勉強は、この過去問を解き始める過去問サイクルに入るために勉強をしてきたと言っても過言ではありません。
得点率や苦手範囲を確認ながら、毎週過去問を解いて、その分析に時間をかけていきます。
下のようなファイルに随時過去問の得点率をまとめながら次にトライする過去問を決めていきます。最終的には志望校は最低でも6年分、できれば10年分を2周できるように計画を立てていきます。
8.得点戦略シート
国公立大学ではほとんどの学部で、共通テストの得点と二次試験の得点で合否が決まります。
自分は共通テストと二次試験のそれぞれでどれくらいの点数を取れば合格できるのかを前もって数字で判断したいので、このようなシートを作成します。共通テストの圧縮率を二次試験の配点を考慮して関数を組むので、どちらの点数で何点取れば、合格点に比べてどれくらいの得点率になるのかを事前に把握することができます。過去3-4年の合格最低点も調べることで、自分がどの試験で何点取れば合格できるのか、一目瞭然で把握することができます。
自分の手元で計算できなくもないですが、関数を打ち込んでいるので、共通テスト・二次試験の点数を打ち込むだけで必要な数字は全て出すことができるので便利な機能です。
出願日程表
12月以降、私立大学を含めた出願を確定する前に、自分がどこを受験すべきかを一覧で把握するためのシートを作成します。出願においては、①出願期間、②受験日、③合格発表日、④入学金納付期限の日程を把握する必要があり、例えば6学部に出願するだけでも4つの日程と6学部で24つの日程を把握する必要があります。
これらを頭の中だけで管理するのは非常に難しいので、それらをまとめたツールとして、イクスタの出願日程表を作成します。
イクスタの創業者、土井による論理的・戦略的な受験計画と戦略の作成
過去問に入る時期や基礎完成の時期などいつ何をやればいいか、完全にコントロールできるようになる必要があります。
> 論理的で抜け漏れのない受験計画の立て方が分かる イクスタコーチ