【古文】高3の6月にゼロから始めて中央大学経済学部で合格点を取れるようになった古文の勉強法と参考書
読者の皆様、こんばんは中央大学経済学部に通っている横堀創大です。
高3の5月なのに古文は知識も記憶も皆無。
古文は5月から勉強して最初はほぼZEROの状態から始めました。皆さん疑ってらっしゃるかもしれませんが、本当にゼロからです。学校の授業も理解ZERO、古文自習時間ZERO、模試でも何もわからず運ゲー状態でした。
勉強を始めてからも6か月、古文はどうやったらできるようになるのか理解できない期間が続く日々でした。古文が出ない大学さえ探しそうになったのです。
しかし!そんな僕が共通テスト直前には覚醒して、入試本番の古文もある程度理解できるまでに到達しました。その結果として中央大学にも合格できました。
そもそも受験勉強をスタートするのが遅く、そのうえ理解するのに時間がかかる古文をやるっていうのは、本当に大変でした。こんな私でも入試本番ではすらすら読めるようになったので皆さんも頑張ってください!
何も分からないところから半年は苦しい修行が続く
最初は課題だらけです。まず動詞、形容詞、形容動詞、助動詞の活用形、活用の種類を学習していきました。正直とてもしんどかったです。なぜ昔の文章を今更勉強しなきゃいけないのかと疑問を持ったこともありました。一方でそれを言ってもどうしようもないってことも分かっていました。
古文の辛さは誰しもがどこかでぶち当たる壁だと思います。古文ができるようになるためには楽な方法というものはなくて、問題演習を繰り返しながらひたすら覚えるしかありません。繰り返しているうちにインプットされると思います。
単語を勉強した方法
単語も覚えるのにとても苦労しました。自分がイメージしている意味と実際のイメージがとても乖離しているからです。そのため、古文単語は英単語と同様に音読をしました。
しかし、音読するだけではイメージが湧かないと思うので、そんな時は挿絵つきの単語帳を使うのがいいですよ!
文法を勉強した方法
文法では覚える用法が多すぎてパンクしたことがあります。
文法に関してもひたすら問題演習を繰り返すしかないですね。最初は苦しいですが、下記でご紹介する参考書をやっていくうちに楽しくなると思います。
参考書を変えたら入試問題でさえサービス問題に見えてきた
続いてなぜ中央大学の古文を攻略できたのか自己分析していきます。
ここまで説明してきた通り、元々古文は全くできませんでした。当時はどんな参考書を使えばいいかわからなかったのでとりあえず学校が配布した参考書をよく使っていました。
しかし、これが全ての元凶だったのかもしれません。
秋くらいまで学校で配布された単語帳を使っていました。他の単語帳があることは知っていたものの変える必要をそこまで感じなかったので変えずにいたら全然伸びず模試の結果は散々なものでした。
秋あたりにおすすめされた市販の参考書を買い、使ってみるとすごく分かりやすくて理解も早まりました。そこから徐々に読めるようになっていき読むのが楽しくなっていきます。ついには入試問題の古文をサービス問題と感じるまでになりました。
いい参考書に変えたことが私の古文レベルが伸びた原因ではないかと思っています。
古文の参考書は合う合わないが大きいので自分に合った参考書を見つけることに時間をかけてください!
古文のおすすめ参考書
続いては僕が使ってみて良いと思った参考書を紹介します。
古文単語
単語帳は読んで見て覚える重要古文単語315です。いいところは全ての単語に挿絵がついていてイメージが湧きやすいことと、和歌や古文常識など幅広く扱っているのでとてもおすすめです!
僕は途中まで学校配布のものを使っていたので読んで見て覚えるは11月ごろから始めましたが、皆さんは最初からやっても全然大丈夫ですし中央大学の古文もこれで対応できるので十分です。大体10周してどの単語も瞬時に意味を捉えることができるようになれば大丈夫です。
古文文法
文法では古文文法問題演習―基本テーマ30がおすすめです。
これはサイズも小さめで、持ち運びやすく短いページで問題演習しながら重要事項を覚えられるので、周回しやすく便利です。説明が端的で分かりやすいので4月から始めて10周ほどすればどこの大学も対応できます。
読解問題
古文の読解問題では古文上達 基礎編45がおすすめです。
古文上達は長文読解をしながら文法事項も学べて解説もとても丁寧なのでおすすめです。皆さんもこれを参考にして古文を得意分野にしてもらったら嬉しいです。レベル的にはこの古文上達までで中央大学には対応可能です。単語や文法ほど周回するものでもないので4,5周すればいいくらいですね。
古文は助動詞と敬語がめちゃくちゃ大事
古文は単語、助動詞、敬語を完璧に頭に入れるのが必須です。
助動詞は1個でも意味が複数あり、それによって使い分けたりしなければいけないものがあったり、単純に活用形の数が多いので覚えるのがホントに難しいです。
しかし、助動詞が完璧に頭に入っていれば文法問題では確実に点数を稼ぐことができますし、文章も読みやすくなるのでとても重要です。
次に敬語です。古文の特徴は文章の主語が明確に記されていないことがとても多いです。そんな場合には敬語の敬意の対象を考えて判断します。文章を読むときは主語が分からなければ理解することはできませんよね。
その主語を明確にするという意味でも敬語はとても重要です。これを知っているか知っていないかでは古文読解には雲泥の差があります。みなさん疎かにしないようにしてください。
成功の秘訣は自分に合った参考書に乗り換えたこと
僕が古文を勉強した時の成功と失敗についてお話していきます。
まずは失敗から。私の失敗はやはり学校からもらった古文単語帳を信用しすぎて8月まで使ってしまったことです。
学校の参考書を使うことは悪いことではありませんが、自分に合った参考書を使った方がいいという意味で、私にとっては学校の参考書を使って失敗だと思いました。
成功はその逆で、自分に合った参考書を見つけられたということです。僕はお金を掛けたくなかったので学校の参考書を使っていましたが、その呪縛から解放されて自分好みの参考書にお金を掛けたことが成功だと思ってます。
古文単語の読んで見て覚える315や古文文法問題演習―基本テーマ30は古文が伸びなくて秋ごろから始めました。時期としては遅かったですがそこから古文の力がついて中央大学でも対応できるレベルになりました。
古文が伸び悩んでいる君へ
高3の5月から本格的に始めた大学受験で、古文はホントに伸びにくい教科だと私も身をもって感じました。実際6か月間古文は単語と文法をやり続けても伸びなくて、古典の使わない大学を探したりもしました。しかし、いつか伸びるいつか伸びるとやってくうちに急に伸ばすことができたので、諦めずに自分の力を信じて頑張ってほしいです。
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