浪人を決めた人は一度見てほしい!自宅浪人を経た私が教える浪人生活のすべて
皆さんこんにちは、Nodokaです!現在、大学の春休み真っ最中です!この間友達と少し遠出してたら、海の近くに素敵な公園を見つけて、ついついおいしそうなパフェを買ってしまいました!
入学してからの1年間はあっという間だったな…と感じています。春休みという時間がたくさんある時だからこそ、自分としっかり向き合って、時間を有効活用していきたいと思います!
今回は、私が経験してきた浪人生活を紹介していきたいと思います。大学入試は予想できないさまざまなことが起きます。特に近年の感染症の影響で、さらに予想がつきにくい状況もあります。入試の結果がでて、うれしい結果になる人もいれば、自分の思い通りにいかなかった人、もう一度チャレンジしたいと思う人、いろんな人がいると思います。特にこの時期は、自分と向き合って、たくさん悩んで、人生のターニングポイントとなります。そんな悩みを持つ人に、少しでも私の経験が役に立てばいいなと思い、私の浪人経験を赤裸々にお話ししていきたいと思います!
なぜ浪人することを決めた?
私は九州の田舎に住む高校生でした。高校は県内の進学校に通っていました。現役の時は、県外の大学を第一志望校と決め、受験勉強を頑張りました。家庭の経済状況から、県外の私立大学に通うことは不可能だと思っていたので、国公立大学に絞って受験しました。
これは、今考えれば完全に情報不足だったなと思います。私立大学の中でも、学校独自の奨学金を給付しているところがあり、国公立大学と同じくらいの学費で通うことができます。そんな大学の存在を知らず、私立大学=高いというイメージで、調べることを怠らず、私立大学もしっかり調べるべきだったと思います。
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私立受験を諦めないで!私が学費の不安を取り除けた奨学金とは?
結果、現役時は国公立大学に前期・後期ともに不合格となり、進学先が決まらず、浪人せざるをえない状況でした。浪人が決まったあとも悩まなければいけないことがありました。それは、予備校にはいるかどうかです。たくさん悩んだ結果、私は予備校に通わず、自宅浪人をすることを決めました。決め手は2つあります。
①自分のペースで勉強できる
私は昔から、集団塾が苦手でした。高校受験のときも個別指導塾に通っていました。周囲を気にしながら勉強するのが好きではなく、自分のペースで集中するときはする、休むときは休むというメリハリをしっかりつける勉強スタイルでした。なので、予備校に通うことで、自分の勉強スタイルを変えなければならなくなるのは、ストレスになるなと思いました。自宅浪人では、時間も周りも気にすることなく、自分のペースで勉強することができます。一年間、受験勉強だけに向き合わなければならないからこそ、自分が勉強しやすい環境で生活するのが大事だなと感じました。
②経済的負担が少ない
私の家は経済的余裕がある家ではありませんでした。この先大学でも多額のお金を出してもらうことになるので、浪人時代はできるだけ親の負担を減らそうと考えました。もちろん、大学に合格することが最優先なので、予備校に通ったほうがしっかり勉強できる、という人はお金を払ってでも予備校に通うべきだと思います。私の場合は、自分の勉強スタイルに合っている、自分で勉強管理ができるということもあり、自宅浪人を選びました。
予備校に通うかどうかは、両親とたくさん悩んで決めました。両親は大学受験をしっかりしたことはなく、長女である私が大学受験も初めてであり、浪人も初めてでした。予備校に通わないで本当に合格できるのか、答えがない問題を抱えて、悩んでいました。
しかし、出した答えは「どこに行ったとしても、そこで自分がどう頑張るか。」予備校に通ったとしても、100%合格できるわけではありません。逆に、自宅浪人だからといって合格できないこともありません。大事なのは、自分がどれだけ頑張るかだと思います。私はこう考えて、自宅浪人を選びました。
もちろん、自宅浪人にするからには、自分で管理しなければならない事がたくさんあります。自宅浪人する上での注意点などもこの記事でお話していきたいと思います!
自宅浪人生の1日
私の自宅浪人時代の1日を大公開したいと思います!早朝バイトがある日とない日の2パターンあります。
12月頃までは、このような生活をしていました。年が明けてからは、試験本番と同じ時間を意識した生活をしていました。
自宅浪人生に生活リズムを作るうえで気を付けてほしいことは3つ!
①起きる時間を固定する
どこかに通うわけでもなく、家で勉強する自宅浪人生は寝ようと思えば、いくらでも寝ることができます。一度、起きるのを怠ると、起きるのがどんどん遅くなってしまい、生活リズムが崩れてしまいます。起きる時間は固定して、1日の勉強を気持ちよく始められるようにしましょう。私は、その生活リズムを整えるためにも、早朝に3時間だけバイトをしていました。強制的に起きないといけなかったので、早起きの習慣を継続させることができました。
②寝る時間を固定する
生活リズムを整えるためには、寝る時間も固定することが大切です。家でしがらみなく勉強ができるので、夜も「あとちょっと…」とついつい夜更かしをして勉強してしまいがちですが、朝起きるのがつらくなってしまい、悪循環になってしまいます。私も最初のころは不安で、夜遅くまで勉強してしまうことが多かったですが、日中に体がきつくて集中できなくなっていました。夜は時間を決めて、その時間になったら勉強もスッパリやめて、寝ることが大切です。
③スマホとの関わり方を考える
誰に見られることもなく、自宅でずっと勉強していると、ついついスマホを触りたくなってしまいます。注意する人もいないので、触りだすと止まりません。こうなってしまうと危険です。勉強時間がどんどんスマホに奪われてしまいます。スマホ時間は自分でしっかり管理するようにしましょう。どうしても触ってしまう人は次の対策をしてみてください!
・自分の勉強姿をタイムラプスで撮る→撮っている間は触れない!
・スマホのスクリーンタイム機能で制限をかける
・自分の部屋ではスマホを触らない→自分の部屋以外にスマホを置いておく
・スマホを親に預ける
私はタイムラプスを撮ったり、自分の部屋に置かないようにしていました。受験勉強期間、完全にスマホをシャットアウトすることは難しいと思うので、あくまでも勉強中はスマホを触らない、というようにストレスがたまらないように制限していました。休憩中は息抜きにインスタグラムを見たり、YouTubeを見たりしていました。
勉強のメリハリのつけ方
誰とも話すことなく、家で黙々と毎日勉強するのはなかなか大変です。そこで私はメリハリを大事にして、たくさん工夫をしながら、自宅浪人していました。私がしていたことは次の4つです!
①自分の部屋以外で休憩をとる
ずっと自分の部屋で、同じ姿勢で勉強していると体が疲れてきます。そこで私は休憩時間は部屋を変えて、リビングで休憩をとっていました。(午前と午後に1回ずつ30分くらい)部屋を変えることで、姿勢も変わるし、しっかり休憩できると思います。休憩中は甘いものを食べたり、YouTubeを見たりしていました。ここでもしっかり時間を決めて、ダラダラと長引かないようにしていました。
②外に出る
お昼を食べた後とかは特に、眠気に襲われますよね。そんな時は外に出て、しっかり外の空気を吸って伸びたりしていました。少し散歩したり、縄跳びしたりして体を動かしたりするのもいいと思います。天気が悪い時は、家で軽めの筋トレ(スクワットとかプランクなど)をして、体を目覚めさせていました。眠いときは一度椅子から立って、体を動かすことが大切です。
③勉強する場所を変える
毎日同じ机に向かって勉強するのがつらくなってくることがあります。そんなときは図書館に行ったり、スタバに行ったりして、勉強する場所を変えていました。そうすることで新鮮な気持ちで勉強することができます。外で勉強することでより「頑張ろう!」とやる気が起きてきます。
④バイトをする
これを見たときに「浪人生がバイトする時間あるの?!」となった人もいると思います。私がオススメするのはバイトの中でも早朝バイトです。私は浪人期の5月から12月までの間、コンビニで6時から9時まで週3日、早朝バイトをやっていました。目的は、早起きを継続させることと、家族以外の人と話すことです。バイトがあるので、強制的に起きることができます。自宅浪人をしていると、家族以外の人とほとんど話すことがありません。バイトをすることで、バイト仲間の人やお客さんと会話ができ、適度な息抜きになっていました。
しかし、浪人しながらバイトするうえで注意してほしいことがあります。それは、
・お金をたくさん稼ぐことが目的にならないようにする
・精神的・肉体的負担が大きいバイトはやらない
です。やっぱり、最優先はしっかり勉強することなので、稼ぐことが目的になってしまうと、勉強がおろそかになってしまいます。バイト時間のバランスには注意しましょう。また、バイトによっては負担が大きい仕事もあると思います。仕事の内容は人によって合う・合わないがあると思うので、負担の少ないバイトを選ぶようにしましょう。
受験情報はどうやって手に入れる?
自宅浪人するうえで、最も考えなければならないことは「受験情報をどう手に入れるか」ということです。予備校や学校に所属していないので、受験に関する情報は自分で手に入れなければなりません。全部自分で、となるとすごく大変そうに感じますよね。そこで、私がどのように受験情報を得ていたのか、皆さんに紹介していきたいと思います。
ネットで調べて
共通テストや各大学の試験に関する情報は、それぞれの公式ホームページに記載されています。そこから募集要項をダウンロードしたり、申込書を送付してもらったりすることができます。共通テストと自分の志望大学の受験生向け公式ホームページはこまめにチェックするようにしましょう。また、気になったことや不安なこともまずはネットで調べてみるといいかもしれません。
高校の先生に聞いてみる
私は自宅浪人することを決めたときに、母校の先生に伝えていました。なので、卒業した後もメールでやり取りをして、元担任の先生や学年主任、元顧問に勉強について相談したり、国語や数学の添削をお願いしたりしていました。学校の状況によってできるできないはあると思いますが、自宅浪人で不安に思うことや、添削・勉強計画についての相談など、一度先生方に話してみるのもいいと思います。卒業したとはいえ、もともと生徒だった子に相談されて、無視する先生はいないと思います。私も最初、やり取りするときはとても緊張しましたが、一度話してみると、先生方も親身に相談にのってくれました。
イクスタコーチを受ける
勉強計画について不安がある人、誰かのサポートを受けながら勉強を進めたい人はイクスタコーチを受けることをオススメします。私は7月から受験本番までイクスタコーチを受けました。受けた理由は、
・勉強計画は立てることができていたけど、本当にこれで大丈夫なのか第三者の意見が欲しかったから
・県外の学校を受験予定だったので、そのレベル感を全国の大学を見ている人に聞きたかったから
の2つです。週1回の面談で勉強について相談することができたし、不安要素も少なくすることができました。また模試についても、どの模試を受けるか、結果からどう勉強していくかなども相談することができ、しっかり対策することができました。
このように、受験情報はさまざまな方法で手に入れることができます。自分に合った方法で試してみてください!確実に手に入れておきたい情報は
・共通テスト、各大学の試験情報→募集要項や申し込みなど
・模試の情報→各社一般模試も受け付けているので、自分で申し込みをする
この2つです!この情報はインターネットから得ることができるので、漏らさないようにしましょう。
不安に襲われたとき、どうする?!
ここまで、自宅浪人するうえでやるべきこと、注意すべきことをお伝えしてきました。自宅浪人のイメージが少しできたんじゃないでしょうか。しかし、ここまでしっかり準備していても、時間がたつとどうしようもなく不安になってしまう時があります。そんなとき、どのように過ごしていたか、私なりの不安解消方法を紹介していきたいと思います!
私は自宅浪人をしていて、いろんな不安を感じました。本当に合格できるかな…友達は大学で勉強しているのに自分は家でまだ受験勉強している…また落ちるのが怖い…家族に迷惑かけてる…など考え始めたらきりがないです。そんな負の感情を吹き飛ばすための方法をお伝えします。今、こんな感情になっている人はどれか一つでも試してみてください!
ひたすら泣く、歌う
まず、負の感情になってしまったときは、そんな負の感情をかき消すために好きな歌を大声で歌っていました。気持ちが沈んでいるだけなので、無理やり起こすという方法です。私はあんまり効きませんでした…歌っている途中に悲しくなってしまうんですよね。私は夜寝る前に、不安になってしまうことが多かったので、そんなときはひたすらベッドで泣いていました。周りから見たら相当やばい状況だと思いますが、私にとっては簡単に感情を吐き出すことができる方法だったので、よくやっていました。泣きつかれたらそのまま寝ていて、朝すっきり目覚めることができます。ただ目は腫れてしまっていますが…そんな自分の顔を見て、また頑張ろうと思っていました。腫れた目も、自宅浪人生は家族以外に見られることはありませんからね笑
不安を書き出す
1つ目の方法は簡単に言えば、不安から目を背ける方法です。この方法が一番早く負の感情から抜け出すことができますが、不安を解決したわけではないので、また負の感情に襲われてしまいます。私はその負の感情があふれてどうしようもなくなってしまったときは、その感情や不安要素を書き出すようにしていました。そうすることで、自分が今何を悩んでいるのか、向き合うことができます。たいていのことが未来に対する不安や人と比べてできたネガティブな感情なので、考えてもどうしようもないことばかりなんです。「こんなこと考えても自分のプラスにはならない」とそこでスッパリ自分の負の感情を断ち切って、自分のプラスになることを考えます。今自分がやるべきこと、合格のための小さい目標をいくつか立てるなど、明確で具体的な目標を決めるようにしていました。
しっかり息抜きを作る
ここまで、2つの不安の解消方法をお伝えしてきましたが最後の方法は「精一杯自分を甘やかす方法」です。毎日机に向かって1人で勉強していると、やっぱり気分が下がってしまいます。たまには、おいしいご飯を食べたり、仲のいい友達に会ったりと、自分がリフレッシュできることをしてみてください。浪人しているからといって、絶対に遊んではいけないわけではありません。たまには勉強から離れることも大切です。やりすぎには注意ですけどね。
ここまで、自宅浪人について私の経験を赤裸々にお伝えしてきました。これから浪人する人、浪人を視野に入れている人、さまざまな不安があると思います。そんな人に少しでも届けばいいなと思っています。もし何か相談したいこと、聞いてきたいことがあれば気軽にDMしてください。サポートできるところは精一杯頑張ります!