【地学基礎】共テ本番で満点を取りました!地学基礎の特徴と勉強法!

みなさんこんにちは、Nodokaです!

今回は共テ本番で満点を取った私が、地学基礎の勉強法を端から端まで詳しく紹介していきます。地学基礎って、他の理科基礎教科と比べて受験する人が少ない分、勉強法や参考書についての紹介が少ないですよね…でも、地学基礎は超穴場の教科!やるべき勉強を最低限すれば、満点が取れてしまう教科なんです!もちろん、年度によって難易度に差はありますが、後からも紹介するように、地学基礎は難しい問題を作ろうとしても、パターンが決まっているので対策ができます。なので、やるべきことを効率的にやっていけば、短い時間で満点をめざすことができます。地学基礎を受験する人はもちろん、理科基礎選択に迷っている人も、この記事を最後まで読んで、地学基礎マスターになってください!



地学基礎の特徴

先ほども話したように、地学基礎は難しくない教科です。理科ではありますが、暗記が多く、覚えるのが得意な人にはうってつけです。理科教科で悩まされる計算問題も、パターンが決まっていて、難しい出され方はしないので、対策をすれば誰でも解けるようになります。このように、地学基礎について少し紹介しただけでも、満点を取れる自信が湧いてきたんじゃないでしょうか!ここからは、それぞれの特徴について、対策の方法を交えながら、詳しく紹介していきます。


共テの割合は暗記が大きい!

共通テスト地学基礎の問題は15問中、暗記7割、グラフや表の読み取り2割、計算1割のイメージを持ってもらうといいと思います。やはり、暗記のウエイトが大きくなってきます。しかし、日本史や世界史などの莫大の量の暗記ではなく、それぞれ関係性をもった衛星や、化石、岩石の種類など終わりが見える暗記量です。なので、暗記にとても苦しむことはないと思います。

・衛星→地球から近い順に覚えていき、特殊な土星や天王星に注意して覚える
・化石→環境の変化といった時代背景をヒントにして、流れにそって覚える
・岩石→岩石の組成割合の表をそのまま覚えるといろんな問題に対応できる

これはほんの一例ですが、このように関係性や時代の流れにそって覚えると、忘れにくくなるし、問題を解くときにわかりやすいです!


大事なのは、グラフの読み取り!

地学基礎は基礎知識を暗記することで答えることのできる問題がほとんどです。しかし、共テの問題は問題文の長さよりも、グラフや表、イラストの多さが目立ちます。グラフや表から読み取る問題の場合、暗記していなくても、読み取りと計算だけでも解くことができます。それで出た答えを、覚えておいた知識で確認するイメージです。暗記した知識でどうにか乗り切ろうとするのではなく、まずは書いてあることをしっかり読み解くことから始めましょう。


地学基礎は難しくしようがない!

ここまで紹介してきた通り、地学基礎の問題は基礎知識の暗記で解ける問題が多く、その他の問題は計算問題や読み取り問題となっています。なので、とても難しくしようとしても、できないんです!平均点は27〜35点と、他の理科教科と比べても高いです。さあ、地学基礎がとても魅力的に感じてきたでしょう…ただ一つ問題なのは、受験する人が少ない分、他の理科教科より、参考書の種類が少なかったり、勉強法や解説を出している人が少ないですね。ただ、自分に合う勉強法を見つけることができれば、確実に点数を伸ばすことができます。この記事を最後まで読んで、勉強法から共テ対策までしっかり確認していってください!



満点を取った私の勉強法

ここからは共テ本番の地学基礎で満点を取った私が、地学基礎の勉強法を紹介します!

私の2022年共通テストの地学基礎の結果がこちらです!

私は、地学基礎のために特別な勉強をしたり、特別な参考書を使ったりはしていません。こんな私でも満点を取れた勉強法をお伝えします!


主に使っていたものは、学校から配布された教科書、資料集、問題集です。問題集はリードαを使っていました。3年生の夏休み中までに教科書の全範囲を授業で受け、インプットは終わっていました。それからは、共テ対策の問題集を中心に使っていましたね。

私の地学勉強法のポイントは、自分オリジナルの教科書を作ることです。アウトプットはリードαを解き進めていました。そこで間違えた問題のポイントを、どんどん教科書に書き込んでいっていました。教科書を見たら、地学基礎のすべてがわかる!というくらいに!もちろん資料集のほうが細かく書いてありますが、少し見づらいのもありますよね。情報が多すぎるのもあります。なので、流れとしては

①問題集を解く
②間違えた問題を教科書、資料集で確認
③「これを知ってたら解けた!」っていうポイントを教科書に書き込んでいく

という感じです。教科書って意外と余白があるんですよ!その余白にどんどん書き込んだり、共テの直前は、対策問題の間違えたものを切り取って、教科書の該当ページに貼り付けていました。

特に、化石の単元は流れが大事になるので、教科書や資料集の年表をコピーして、そこにどんどん書き込んでいました。

地学基礎に関しては、共テ本番は、このたくさん書き込みをしたオリジナル教科書だけをもって挑みました。試験本番前は復習をする時間になると思いますが、このときに自分が「これを見たら大丈夫!」という安心材料をもっておくと、試験への不安度が全然ちがいます。必ず教科書である必要はありませんが、教科書がわかりやすく、シンプルなので、ここに書き込んでオリジナルなものにしていくことをオススメします!



地学基礎の勉強スケジュール

しつこいくらい何度も言っていますが、地学基礎はやるべきことをやっていれば確実に点数が取れる教科です。なので、数学や英語のように長期間コツコツ勉強するというよりは、短期間で集中して勉強するイメージです。これを前提にスケジュールを立てていくといいと思います。

私は、高2の春から高校で地学基礎の授業を受け、高3の夏終わりまでに全ての単元の学習が終わりました。授業を受けている間は、インプットが多めで、定期テストや提出物を出すときに集中してリードαを解いてアウトプットしていました。夏休み以降は、リードαを周回しながら、共通テスト対策問題集を解いていました。ここで間違えた問題を、教科書や資料集で確認し、教科書にどんどん書き込みをしていました。問題の解説に書いてある表やグラフがわかりやすいものもあるので、それを切り取って教科書に貼り付けたりしていました。

ここから共テ本番までは、リードαと対策問題集でのアウトプット→教科書で確認を続けていました。

地学基礎の勉強スケジュールとして、ぜひ参考にしてみてください!



共テ対策問題集の使い方

私が使っていた共テ対策のための問題集は、河合出版の共通テスト総合問題集です!


2023共通テスト総合問題集 地学基礎 (河合塾SERIES) | 河合塾 |本 | 通販 - Amazon

この問題集は、共通テストを想定して作られた全統模試の過去問、そして実際の共通テストの過去問が入っています。難易度は標準並みで、解説がとても分かりやすいのでオススメです。


過去問を解くときに意識してほしいポイントは3つです。

①時間配分を意識する
②間違えたところは徹底的に詰める
③自分の見直しポイントを集める


1つ1つ詳しく説明していきます。最後までしっかり確認してくださいね!

①時間配分を意識する

共通テストの理科①は、60分で基礎科目を2教科選択しなければなりません。単純計算すると、1教科を30分で解くイメージになります。教科の得意不得意でバランスは変わると思いますが、それぞれの教科に30分ずつかけることを前提とします。20分で問題を最後まで解き、残りの10分で見直しをするのが目標ですね。最初はなかなか難しいと思いますが、慣れてくると読むのが速くなります。なので、最初はいかに速く最後の問題まで目を通せるかを意識してやってみてください。

地学基礎は、共テ本番で時間が足りなくなることはほとんどないと思います。基本的に、4~8個の選択肢の中から答えを選ぶことになるので、回答はすぐにできてしまいます。なので、普通に前から解いていっても、時間が足りなくて解けなかった...ということにはならないでしょう。しかし、地学基礎を解くうえで最も重要なのが見直しです。回答をすぐに作ることができてしまうので、見落としや問題の理解が足りないということが起こってしまいます。見直しの時間を十分に確保するために、問題に悩んでしまって選択肢を絞れない、計算したけど答えが選択肢にない、というように時間がかかりそうな問題は、必ず一度飛ばしましょう。そして、最後までいって見直しの時間にもう一度解いてみましょう。時間を置くと案外すんなり解けることがあります。


②間違えたところは徹底的に詰める

対策問題集を進めていくと、必ず間違えた問題が出てくると思います。また、なんとなくで書いた答えが正解だったという時もあるでしょう。そのような問題は必ず丸付けの後に確認をしてください。意識してほしいのは、

・間違えた理由→知識不足、計算ミス、問題の読み間違え・勘違い

・どうしたらミスを防げたか→知識不足の部分の復習・見直し不足

この2つです。どちらもとても大事なポイントなので、必ず確認してください。知識不足の場合は教科書や資料集で確認して、どんどん教科書に書き込んでいきましょう。それ以外のミスはどんなに知識が身についていても防げないミスです。このミスをしないために、自分がどんなミスをしやすいのか、問題集をしながら考えていきましょう。例えば、

・計算ミスが多い
・問題の読み飛ばしが多い
・選択肢のしぼりこみができない

など、人によってさまざまだと思います。自分がやりがちなミスを確認することで、そのミスをしないように自然と意識するようになります。やりがちミスを確認することができたら、次のポイントを必ずやってみてください。


③自分の見直しポイントを集める

①で「見直しが重要」と説明しましたが、皆さんは見直しで何を確認していますか?とりあえず最初に戻って、解き漏れや解答欄の間違いがないか確かめるだけで終わっていませんか?

これではせっかく見直しの時間をとっても、もったいないです。なので、対策問題集を解く中で、自分が見直しで確認すべきポイントを集めておきましょう。見直しポイントとは、自分が間違えやすいところを見直しで修正できるようにするということです。そして、この見直しポイントをメモ帳や付箋にメモしておいて、問題を解く前に確認しましょう。そうすることで、「自分はここが間違えやすいから、この見直しをしっかりしよう」というように意識して見直しすることができます。見直しポイント用のメモ帳を作ってもいいし、めんどうな人は、書き込みをしたオリジナル教科書の表紙の裏などに付箋でメモしていってもいいでしょう。

例えば、衛星の中でも特殊な土星と天王星をいつも忘れちゃって答えがあいまいになる...という人は、

・衛星のそれぞれの特徴を試験前に確認する

・土星と天王星が特徴的

というふうにメモしておくと、試験前に再確認ができますし、試験中の見直しの中で、衛星の部分は特に注意して確認するようになると思います。


対策問題集を解く中で、見直しポイントを集めていくと、共テ本番で同じようなミスをするのを防ぐことができます。


ここまで、地学基礎の特徴から勉強ポイントまで、詳しく紹介してきました。勉強するうえで大切なのはオリジナル教科書を作ること、問題を解くうえで一番重要なのは、見直しです!ぜひ、この記事を参考にして、地学基礎で満点を取れるように頑張ってください!


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イクスタの創業者、土井による論理的・戦略的な受験計画と戦略の作成

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