たった20時間で8割を狙える共通テスト地学基礎の勉強法と参考書を分かりやすく徹底解説

共通テスト地学基礎

タイトル通り、共通テストにおいて地学基礎という科目は時間当たりの点数効率が一番いい科目であると言えます!

わかりやすく言うと、あまり勉強に時間を割かなくても7~8割くらいであれば普通にねらえてしまう科目なのです!!

どのくらい時間がかからないかというと、最短の場合で20時間ほど勉強すれば8割ほどは狙っていけると思います!

実際に個別指導塾で教えていたことのある生徒の子が志望の変更で急にセンター試験で理科が必要になった時にも、地学を使用することをおすすめしました。センター試験まではほとんど時間はなかったのですが、2週間で20時間ほど勉強することで本番では82点を取ることができました。

もともと特別ずば抜けて勉強のできる子だったわけでもなく、どちらかといえば理科は得意科目ではないような子でした。

これだけ聞くと夢のような科目に聞こえるかもしれませんが、もちろん勉強しないで共通テスト地学基礎を受けてもできる人で4~5割がいいところだと思います。

今、「あれ?」と思いませんでしたか?

『勉強しないで共通テスト地学基礎を受けてもできる人で4~5割がいいところだと思います。』

化学・物理・生物では共通テストのための勉強をせずに試験を受けてもほとんど点数は取れません。ところが、共通テスト地学基礎は勉強せずに受けても、中学の理科の内容をある程度理解している人ならば4割くらいは取れてしまうのです。

そうです、中学の理科の内容をある程度理解していれば最低限の勉強時間で高得点を目指すことができるのが共通テスト地学基礎という科目なのです!

「中学理科なんか忘れてしまったよ・・」という人も高校の理科を一から勉強すること、一度勉強したことのある内容を思い出しながら勉強すること、どちらが効率的か考えてみてください。

問題集や参考書の数は他の科目に比べると圧倒的に少ないですが、用意すべき参考書・勉強法に関して紹介したいと思います。


1.共通テスト地学基礎の効率的な勉強法 地学基礎は短時間の勉強で高得点が狙える科目 勉強時間が少なくても、20時間程度で8割を目指せる 中学の理科の内容を理解していれば、最低限の勉強で高得点を狙える
2.6割から7割を目指す勉強法 「地学の教科書」や「共通テスト地学基礎の点数が面白いほどとれる本」を使用 全体の流れを理解し、用語を覚える 過去問を解き、間違えた問題を復習
3.8割から9割を目指す勉強法 実践問題集として「短期攻略 大学入学共通テスト 地学基礎」や「共通テスト総合問題集 地学基礎」を使用 センター試験の過去問も活用 宇宙分野や地質図など、新課程の内容に注意

共通テスト地学基礎参考書・勉強法

共通テスト地学の点数をアップさせるためには、そのときの成績によって準備するべき参考書や勉強法は変わってきます。そのため、共通テスト地学の目標点数によってそれぞれ最適な勉強法や参考書をご紹介していきます。

共通テスト地学基礎で6割から7割を目指すための勉強法

① 地学の教科書

②共通テスト地学基礎の点数が面白いほどとれる本

共通テスト地学基礎の点数が面白いほどとれる本 - Amazon

③きめる! 共通テスト地学基礎 (きめる! 共通テストシリーズ)

きめる! 共通テスト地学基礎 (きめる! 共通テストシリーズ) - Amazon

 

このどれかを用意しましょう。学校で教科書をもらえないような場合には②か③でも十分対応はできます。まずは一通り目を通し、内容を理解します。

このときポイントとなる勉強法としては、用語を覚えることよりも全体の流れ(どんな分野があり、どんな内容であるのか)を意識してみてください。(もちろん、用語も覚えないといけませんが・・・!)

ある程度、理解できたと感じたら、あとは過去問を解き、間違えてしまった問題に関してはきちんと整理しておき、教科書または上に書いた参考書でしっかり復習しておきましょう。

この中で私が一番のおすすめはきめる!共通テスト地学基礎 (きめる!共通テストシリーズ)です。この参考書は共通テスト地学基礎の内容がきちんと網羅されており、この参考書を完璧にすれば共通テストにおいて満点も目指せる内容になっています。

共通テスト地学基礎で8割から9割を目指すための勉強法

共通テスト地学基礎で8割から9割を狙うためにはインプットの勉強だけでなくアウトプットの勉強も必要になってきます。そこで、共通テスト地学で8割から9割を狙うために、実践問題集の用意をおすすめします。

① 短期攻略 大学入学共通テスト 地学基礎 (駿台受験シリーズ)

短期攻略 大学入学共通テスト 地学基礎 (駿台受験シリーズ) - Amazon

②共通テスト総合問題集 地学基礎 (河合塾SERIES)

共通テスト総合問題集 地学基礎 (河合塾SERIES) - Amazon

共通テスト地学基礎の対策には、この2つの問題集がおすすめです。短期攻略は、解答では関連する知識事項などにも触れており、わかりやすいものになっています。河合塾の総合問題集はバランスの良い予想問題で知識を網羅的にチェックすることができます。

過去問を解く場合に、まだ共通テスト地学基礎の過去問は少ないので、センターの地学基礎の過去問を見てみるのもいいと思います。

ただし、旧課程の地学Ⅰでは出題をされていた宇宙分野のケプラーの法則・ハッブルの法則、地質・地史分野の地質図、大気・海洋分野のコリオリの力・フェーン現象など新課程の地学に移されている分野もあるので、気を付けてください。(分野の違いに関してはこちら参考にしてみてください。教学社HP:https://akahon.net/shinkatei/earth/

共通テスト地学基礎の難点としては、受験で使用できる大学と使用できない大学があることです。

共通テスト試験や共通テストの受験科目について知りたい人は以下の記事を参考にしてください!

参考:共通テストでしか使わない理科社会をいつ勉強するかという問題 - イクスタ

参考:共通テストで高得点を取るための、全科目に共通する2つのポイント - イクスタ

参考:【高3生必見】ほんとに知ってる?共通テスト試験受験のあれこれ! - イクスタ

自分の志望校で地学基礎が選択可能となっていて、選択科目に迷いがある場合

共通テストまで時間はないが志望校の変更で理科基礎を受けなくならなければならなくなった

というような場合にはぜひ共通テスト地学基礎を勉強してみてください!
この記事で紹介した勉強法や問題集を使って共通テストの対策をすれば、少ない勉強時間で普通に7〜8割の点数を狙うことができます!

この記事で紹介した記事

参考:> 共通テストでしか使わない理科社会をいつ勉強するかという問題 - イクスタ

参考:> 共通テストで高得点を取るための、全科目に共通する2つのポイント - イクスタ

参考:> 【高3生必見】ほんとに知ってる?共通テスト受験のあれこれ! - イクスタ

 

 

ところで、なぜ85%の受験生は第一志望に合格できないのでしょうか。それは膨大な大学受験の攻略法を知ることなく終わってしまうからです。

科目別の勉強法や参考書情報をはじめとして、勉強計画の立て方や自分の今の成績の分析方法、脳科学や毎日の勉強管理の方法は明確に存在します。それらを知らないまま、いきなり予備校や参考書を始めると無駄が多いです。

大学受験のスタート地点とゴール地点を明確に言葉と数字で言語化し、俯瞰的な視点から目標達成に向かう思考法と生活習慣を身につけることが最短で効率的な方法です。

大学時代にイクスタを立ち上げ、社会人経験を経た早稲田大学教育学部出身コーチの土井が今日から入試日までの受験生活全てをサポートします。一生に一度、後悔しない受験生活を送るためのイクスタコーチ

240222バナー

> 戦略不足と計画不足で負けるなんて悔しくないですか?正しい戦略と間に合う計画を本気で教えます! - イクスタコーチ

無料体験ではイクスタコーチのご紹介以外に、受験のお悩み相談も承っています!

1冊で難関理系国公立に合格するノウハウが丸ごと分かる書籍を販売しています。立ち読み公開中!

独学で理系難関国公立大学に逆転合格する』 土井万智(どいまさと)著 - BCCKS

土井万智

土井万智

土井万智(どいまさと)イクスタコーチ 逆転合格したい受験生専用のサポーター

Youflex株式会社代表取締役。早稲田大学教育学部出身。2014年早稲田大学教育学部社会学科在学中に「大学受験業界の情報格差」を解決するためのサイト、イクスタを創業。累計2000万アクセス。
IT系スタートアップ企業で法人営業、Webエンジニアなどを務めたのち、2018年からイクスタに復帰。
現在は神奈川県横浜市の事務所で、メディアの運営とイクスタコーチを開講。東京都や神奈川県、埼玉県、千葉県など首都圏を中心に、愛知県や兵庫県など、北海道から沖縄まで全国の受験生がイクスタコーチで志望校に合格。入試出題レベルを熟知することでMARCH受験者の90%以上がMARCHを確保。
著書に「独学で難関大学に逆転合格する」シリーズ
自分だけで難関大学に合格するためのノウハウ

なぜ、85%の受験生は予備校に通っても第一志望に合格できないのか。

ゼロから難関大学に合格するまでに必要な知識を徹底的に体系化しました。
誰も教えてくれない年間のスケジュールや勉強計画の立て方、各科目の効率的な勉強方法をマスターすることで、 旧帝大をはじめとした理系の難関国公立大学に独学で合格できます。

長い受験生活で、いつ、何をやれば合格できるのか。数多くの大学受験生と面談する中で見えてきた法則。
①勉強計画の立て方
②各科目を勉強法と参考書
③年間スケジュール
④パフォーマンスを最大化するための知識

進学校も予備校も、授業だけで全体の戦略を指示してくれません。授業や教材よりも、全体戦略こそが大事なんです。
ゼロから理系の難関国公立大学に合格するために必要なことが詰まった1冊です。
私も普段から利用しているBCCKSという自費出版サイトから出版しました。

イクスタとは?

イクスタとはYouflex株式会社の土井万智(どいまさと)がほぼ1人で運営する、はじめての大学受験を成功させるためのプラットフォームです。普通に予備校にいって普通に勉強するだけでは難関大学に合格できないという現実を、どう打破するか。第一志望に合格する15%に入るためには、どう違いを作るか。毎年、1年間一人一人の受験生に毎週の面談で密着すると、実際の事実と世間で理解されている情報の乖離がある。このビジョンをもとに、Webの記事、Youtube動画、書籍、オンラインコーチングという4つの柱で独学の受験生を支援します。

専門家に相談する


104人の 役に立った
欠席率、途中解約率0%!
イクスタの創業者、土井による論理的・戦略的な受験計画と戦略の作成

本気で合格するためにはどの教材を、いつまでに、どれくらい終わらせる必要があるのかを志望校データや教材のレベル別に全ての教科で洗い出し、明確に予定を立てます。
過去問に入る時期や基礎完成の時期などいつ何をやればいいか、完全にコントロールできるようになる必要があります。

イクスタコーチ

> 論理的で抜け漏れのない受験計画の立て方が分かる イクスタコーチ


地学