進学校や予備校はほとんどの受験生にとって不要です
塾に通うことは必要なのか
こんにちは、タイヨウです。多くの受験生とその保護者が抱く疑問、「塾に行くことは本当に必要なのか?」について考えてみましょう。
結論:正直なところ、塾や予備校はいらないと思います。(国公立医学部や東大京大などは例外です)
僕が塾や予備校はいらないと考える一番の理由はコストに見合わないからです。コストの問題をはじめとして僕が考える理由を述べていきます。
僕は実際に以下の考えから高2で県内そこそこの進学校を辞めて自分で大検を取得し、受験勉強を始めてMARCH関関同立は11学部を受けて全て合格することができました。受験を終えてみて、結果として高2の時に感じていた問題点は合っていたように思います。
コストの問題
塾に通うことは、経済的な負担が大きいことは間違いありません。特に高校3年生の場合、塾の費用が100万円を超えることも珍しくありません。一部の塾では、生徒に過度な映像授業を勧めるなどのセールスが行われることも。僕の知り合いは某大手動画系予備校で処理しきれないくらいの授業を取らされていました。全く大学受験の知識なしで塾に行くと、本当にぼったくられます。
親の問題も
親が難関大学に通っていたなど受験に詳しい場合を除き、あまり受験のことは知りません。そしてだいたい調べようともしません。そのため言われるままに適当に大金を払ってしまいます。教育にお金をかけようというのはいいことですが、使い道や費用対効果を比較しないと、お金をかけても無駄になってしまいます。
時間の価値
塾に行くことで失われるのはお金だけではありません。時間も吸い取られます。
受験勉強は暗記が中心で、自分で反復練習する時間が非常に重要です。塾の授業といえど、学校のカリキュラムとほぼ同じよう内容を1年かけて繰り返すような授業が行われることも。このような授業に時間を割くより、自習に時間を使った方が伸びます。
「塾や予備校のスタッフは受験のプロなんだから特別な知識があるんじゃないの?」と思うかもしれませんがそんなことはありません。
情報のアクセス
現代は情報が溢れています。有名な予備校講師や受験経験者は、YouTubeや書籍で受験情報を発信しています。また、大学の公式サイトにも詳しい受験情報が掲載されています。塾や学校の先生が特別な情報を持っているわけではないので、自分で情報を収集することが大切です。
僕も一時期某動画系予備校に在籍していましたが、2ヶ月くらいで辞めてしまいそのあとは塾には通っていません。
学校の役割
学校の授業は、受験勉強としては大して役に立ちません。それどころか足を引っ張ります。
文科省の定めたゆっくりとしたペースで進行する授業は、本気の受験勉強のペースと比べたら亀のように遅いです。時間の無駄です。しかも学校の先生は授業が上手くない人もたくさんいるので、有名な予備校の講師が書いた参考書で勉強した方が効率的です。
しかし、学校生活が楽しい場合や、学校に行かないとつまらないと感じる場合はぜひ学校に通うべきです。
もし学校に行きたくなければ、受験勉強面で失うものはないので辞めてしまってもいいです。
学校に行かないとろくでもない、もしくはろくな人間にならないと先生、親、自分も思うかもしれません。
しかしそこでまともなふりをしてしまうと、その代わりに不本意なことをずっと続けることになってしまいます。
最終的な選択
受験の内容に関して質問したいなど、塾に行かないと困る状況があれば、個別指導や家庭教師を利用することは効果があると思います。
みんなが通っているから、駅前にあるから、大手だからなどの理由で塾や予備校を選んでしまわずに、まずはネットで情報収集していろいろなものを比較してから自分にとって効果がありそうなものを選んでください。
執筆:タイヨウ 立教大学社会学部→国際基督教大学、イクスタコーチ卒業生
イクスタの創業者、土井による論理的・戦略的な受験計画と戦略の作成
過去問に入る時期や基礎完成の時期などいつ何をやればいいか、完全にコントロールできるようになる必要があります。
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