僕が独学から早稲田合格まで伸ばしたメイン、Z会日本史100題のおすすめの使い方
僕は問題集は実力をつける日本史100題しか使わずに独学で早稲田大学教育学部、明治大学全学部で商学部、経営学部、青山学院大学経営学部マーケティング学科に合格することができMARCHは全勝でした。日本史のメインの問題集としてフル活用しました。
今回は日本史の定番の参考書である「実力をつける日本史100題」についてレベルや使い方をご紹介していきます!
レベル通りに時間をかけてこの参考書を軸にして使っていけば、ゼロから独学でも早稲田にも対応できるレベルまで引き上げることができます。ぜひメインの参考書として日本史100題を使って合格してほしいので、様々な点からこの日本史100題の使い方をご紹介していきます!
早稲田にも合格できる実力をつける日本史100題の概要
実力をつける日本史100題は、日本史の問題集です。
私立大学で実際に出題されるよう問題形式で、ある時代やテーマについて出題され、それに回答する形で知識の定着を確認します。通史が80題、テーマ史が20題の構成です。
¥1,430
問題編のページ数 190ページ
解説編のページ数 270ページ
実力をつける日本史100題のレベル
日本史100題は結構難しいです。日本史の通史をさらっと読んだ程度ではほとんど正解することはできないでしょう。
解いてみて2-3割程度しか正解できないようであれば、まだこの参考書に入るのは早いです。
インプット用の参考書を何度も繰り返して、最低でも3割程度は正解できるようになってから本格的に入ってください!
共通テストレベル(旧センター試験過去問)で50%取れるようになってから
ではこの日本史100題を始めるための基準はあるのでしょうか?
測りやすい基準としては、共通テストレベルで最低でも50%程度得点できるようになってから始めるのがおすすめです。共通テストレベルとご紹介しましたが、できれば2020年まで実施されていたセンター試験の過去問の方が適しています。共通テストとセンター試験は位置付け自体は同じなのですが、得点できるための力が違うためセンター試験の方がいいです。イクスタコーチ受講生にもそのように指導しています。
私立大学や国公立大学の二次試験で得点できる日本史の汎用的な実力を測るには共通テストよりもセンター試験の方が向いています。共通テストは読解力がとても高ければ設問をヒントに実力以上の得点を取ることができます。実際にイクスタコーチの受講生でも、共通テストだけは得点ができるパターンの受験生がいます。
通史を2周して80%程度答えられるようになってから
共通テストや旧センター試験レベルを目安にするのも良いですが、一方でインプット系の参考書はどれくらい進めればいいでしょうか。
教科書や実況中継、ナビゲーターを最低でも2周して、教科書であれば内容の50%程度、実況中継やナビゲーターであれば太文字の半分程度は大体答えられるようになってから始めるのが良いでしょう。
例えば実況中継は分量が多いので、2周するのに少なくとも4-5ヵ月は必要だと思います。
日本史100題の使い方
日本史100題はいつから始めるべき?
日本史100題を始める時期についてご紹介します。志望校のレベルに分けてご紹介していきます。
旧帝大以上・早慶志望であれば遅くとも5月から
旧帝大以上の国公立や早慶志望の受験生は遅くとも受験学年の5月には日本史100題を始めていたいです。日本史100題を始めるためには、ある程度の実力が必要ですから、つまり本格的な受験勉強は高2の12月には始めていたいです。高2の8月から本格的に始めていても、届かない人は届かないレベルですので、なるべく早く始めていてください。
私の場合、高校の日本史の先生はおじいちゃん先生だったのでこれでは受験には対応できないだろうなと自分で判断し、2月ごろから独学で実況中継を始めました。3-4ヶ月ほど何度も回して、実況中継の2周が終わった範囲から100題を始めました。
6月に50%程度だった旧センター試験レベル模試が2ヶ月後の8月には83点取れるまで伸ばすことができました!
地方国公立・MARCH志望であれば遅くとも8月から
地方国公立やMARCH志望の場合には遅くとも夏休みからこの日本史100題を始めていたいです。つまり、どんなに遅くとも2月には本格的に受験勉強としての日本史を始めている必要がありますね。
日本史100題にかかる時間は250時間!?
日本史100題に必要な時間はどれくらいでしょうか。
日本史100題では題名の通り大問が100題あり、それぞれ回答時間が設定されています。設定されている回答時間は20-30分です。平均25分だとしましょう。またそれぞれの大問を回答した後に答え合わせ、解説を読んだり、後述のノートづくりなどがありますから、合計して1問あたり1時間前後必要です。
1問当たり復習を含めて1時間かかるとすると、1周するのに100時間が必要です。
受験勉強は日本史だけに時間をかけられる訳ではありませんし、日本史も100題意外にも通史の復習などありますから、進められるとしても1週間あたり4-5題進められれば良いでしょう。
仮に5題進めることができるとしたら1周するのに20週間≒4ヵ月かかります。夏休みであれば、毎日12時間勉強できれば夏休み40日間だけでギリギリ1周できるかもしれません。(実際のところ40日で1周できる受験生はほとんどいませんが)
問題集は1周ではほとんど定着できないので、何周もして内容を定着させます。最低でも3周しましょう。3周すれば内容の50%程度は定着できるでしょう。
3周すると250時間程度は必要になります。
日本史100題で絶対にやるべき勉強法 復習ノート
実力をつける100題を紹介する上で、絶対にお伝えしたかったのが復習ノートの作成です。
早慶やMARCH、国公立大学でも合格点を取れる日本史の実力をつけていくために軸としてこの日本史100題を使っていく上で、絶対にやってほしい勉強法があります。
それは復習ノートの作成です。
日本史100題は早稲田にも合格できる軸にできる参考書ですが、その力を最大限に活用するために必要なのはノートづくりです。逆にノートを作らずに問題を解いて解説を読むだけだと価値が半分以下になってしまうでしょう。
僕が2ヶ月で旧センター試験レベルを30%も伸ばすことができたのはこのノート作りのおかげと言っても過言ではないです。
この日本史100題を使うなら絶対に組み込んでほしい復習ノートの作成。具体的な方法をご紹介していきます。
イクスタコーチの受講生も活用している実際のノートの画像を例にご紹介します。
この方法は私が現役時代に実施してとても良かった方法です。受験会場にもこのノートを自信を持って持っていくことができました。イクスタコーチの日本史・世界史受講生にも実施していてとても評判が良い方法です。
自分専用の日本史資料集に仕上げる
日本史100題専用のノートを1冊用意します。
100題の答えを書いて丸つけをします。加えて、100題の解説ページを読んで自分が知らなかったこと、整理しきれていなかったポイントをノートにまとめます。
そして、これまで使ってきた教材から、まだ覚えきれていない知識やテーマを自分なりにまとめ直します。
日本史の全範囲からバランスよく100題出題されているので、各時代・各分野をまとめ直す良い機会として活用できるのです!
教科書や実況中継などでインプットをしてきていると思いますが、もちろん全ては覚えきれていないはずです。ましてや重要なところなのに抜けてしまっているところもあるでしょう。
そうした抜け漏れを発見して、自分で改めてまとめ直すことで記憶としてさらに強く定着させることができるのです。
暗記と脳科学はこの記事で詳しく解説しています!必見です!
脳科学界第一人者の2022年最新研究から学ぶ、記憶力を最大に上げるための科学的な勉強方法 - イクスタ
他におすすめの日本史参考書
私が独学でゼロから早稲田に合格するために使った参考書で、かつイクスタコーチとして毎年受験生を支援している立場になってからもおすすめできる参考書を改めてご紹介しますね!
◯ 実況中継シリーズ
◯ 山川 日本史 用語集
◯ 資料集(学校配布もしくは書店にあるものでOK)
独学で難関大を目指す受験生におすすめの問題集、Z会日本史100題をご紹介してきました!
日本史の勉強法を間違えないためのおすすめの動画
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イクスタとは
イクスタとはYouflex株式会社の土井万智(どいまさと)がほぼ1人で運営する、はじめての大学受験を成功させるためのプラットフォームです。普通に予備校にいって普通に勉強するだけでは難関大学に合格できないという現実を、どう打破するか。第一志望に合格する15%に入るためには、どう違いを作るか。毎年、1年間一人一人の受験生に毎週の面談で密着すると、実際の事実と世間で理解されている情報の乖離がある。このビジョンをもとに、Webの記事、Youtube動画、書籍、オンラインコーチングという4つの柱で独学の受験生を支援します。
イクスタの創業者、土井による論理的・戦略的な受験計画と戦略の作成
過去問に入る時期や基礎完成の時期などいつ何をやればいいか、完全にコントロールできるようになる必要があります。
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