早慶に合格できる英語力をつける2つの鉄則と分野別勉強法☆
早稲田大学文化構想学部のみさです。
文系だろうと理系だろうと避けて通れないのが、英語。志望により重さは異なるとは言えど、英語を制さずして合格はないといっても過言ではありません。
しかし!それは言い換えれば英語が得意だと一気にアドバンテージにもなるということです!英語を得意科目にして合格をつかみとりませんか?
ただし、これは簡単なことでもすぐに結果に出るものでもありません。とにかくとにかくやるしかないんです。今日は具体的に何をやるのか紹介します。対象は早慶志望のつもりで書きますが、それ以外の方も参考にしてください。まず語学学習の鉄則を、次に分野別に紹介します。
◇この記事の目次◇
早慶に受かる英語学習の鉄則①耳を使え!!
英語の勉強というと暗記、長文読解・・と思う方もいるかもしれませんが、英語上達に絶対的な鍵となるのは耳です。最近では耳を使った勉強の効果も実証され、世間でも結構メジャーなものになってきてはいるものの、まだ実感してない人も多いようです。ここでは鉄則として耳学習を紹介します。具体的に何をするかというと、音読、シャドーイング、リスニングです。
音読:長文を問いたらその日のうちに最低2回は口に出して読みましょう。素材は後ほど長文のコーナーで紹介します。音読することによるメリットは
①全体の主旨の流れを理解できる
②未知単語やフレーズの確認ができる
③発音問題の対策となる
④速読に繋がる
⑤長文解きっぱなしにしなくなる
などたくさんあります。読む速さも日に日に速くなり、速読の実感も生まれるはずです。
リスニング:リスニングなんて使わないし!という人もいるとは思いますが、1日20分でいいんです、騙されたと思ってやってみてください。オススメの教材はキムタツの東大リスニング(アルク)ですが、BBCなど無料でネットに挙がっているものでもいいと思います。ただしスクリプトがあるものを選びましょう。手順は①スクリプトを見ずに2回くらい聞く、②スクリプトを見て、聞き取れていなかったところを見つける、③聞き取れなかったところを重点的にシャドーイング、音読を行う。
シャドーイング:音源の1秒くらい後から、追いかけて音源の真似をします。聞きながら喋るのは容易では無いので、最初は簡単なものから始めましょう。
早慶に受かる英語学習鉄則②やった軌跡を残せ!!
イディオム、単語、文法書、どれも教材は1つに絞って極めることをすすめます。その中で間違えたり、即答できなかったらその横に正の字を書いていきましょう。
そうすることで、自分の苦手がわかりやすいだけでなくこれだけやった!という自信につながります。自分で調べたことを書き込んだり、章の最初にやった日にちを書いていくのも良いです。自分だけの参考書を作りましょう。
下の写真は私が使っていた参考書です。見ればわかる通り、書き込んだり使い込んだりしてボロボロになっています(笑)
単語・熟語・文法・長文 分野別学習法
英単語
語源や語尾、語頭の共通点を理解しましょう。あとは、なんでもいいので一冊をしっかりやりこんで完璧にしましょう。選ぶ時は受験校の傾向に合ったものを選ぶのがポイントです。
例えば、形容詞形や副詞形の語尾変化を聞く慶応商が第一志望の友人は、格変化を無視できないレイアウトの鉄壁を使っていました。私は長文読解が中心だったので、英語⇒日本語にできればいいというコンセプトで無心に意味だけつめこみました。スペル書けるようになろうとは思わず、とにかく雰囲気と意味だけでしたね。
周りで多かったのはEG4500、SVLのレベル1~6(アルクのHPで無料公開中)、ターゲット1900 、DUO 、東大英単語鉄壁、あたりです。
英熟語
これも一冊決めてやりこんでください。動詞は同じでも前置詞次第で意味が変わるものとかがねらい目ですが(make+off,out,for,up/go+about,for,off,onなど)こういった類のものはまとめると覚えやすかったです。多かったのは駿台英頻part2、解体英熟語、DUO あたりです。
英文法
これも一冊決めてやり込んでください。わたしは駿台の英頻を何周したかはわかりませんがとにかくやりまくりました。1日に2章とか3章とか決めてやっていました。わからないところは先生に聞いたりロイヤル英文法(辞書内蔵)で調べ、書き込んでいました!その結果センターの文法はノーミスか1,2個の間違いでとどまるようになりました。オススメは駿台英頻(Part1)、next stage(易しめ)ですかね。
英語長文
英語長文を伸ばすには重要な3つのステップがあります。
①絶対パラグラフリーディングをする!!
②絶対構文記号を打つ!!
③肝心なのはやった後!!です。
わたしはマーカーペンを使って色別に線をひいて復習していました(ピンクはトピックセンテンス、青は未知語、オレンジは問題を解く上での鍵)。そして最低二回は音読していました。ここまでやれば解きっぱなしではないと思います。
楽しみながら勉強できれば早慶レベルはすぐそこ!
英語は言語ですので、言語の背景にはそれぞれの文化が生きています!!そして世界中の人々と関われるツールです。受験での英語学習は辛いかもしれませんが無意味では決してありませんし、奥深くおもしろいものです。楽しみながら、日々成長していってほしいと思います。
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ここまで早慶レベルの英語勉強法を紹介してきましたが、受験生のみなさんに様々なアプローチから英語力アップを応援したいので、他のイクスタスタッフが書いた英語勉強法の記事もご紹介します。
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