“知識は中への積み重ね” 机に向かう意味が分からなくなった人のための読み物
「人生の主役は自分。そんな人生は一度きり。だったら好きなことしたいじゃん。なのにさ、なぜ今、自分は机に向かってるの?勉強って何?なんでしなくちゃいけないの?どうしていつまでも勉強しろって、言われなくちゃいけないの?」
学校に通っていると、一度は必ず疑問を抱くことかもしれませんね。どうして親は口を開けば「勉強しなさい」なのか。どうして先生はそもそも「勉強」を教えてくるのか。疑問を感じてはきりがありません。
けれど、ちょっと例をあげて考えてみると、案外イメージのわくものなのです。しかも、意外と「しなくちゃいけないもの」ではないことにも気づいたりします。
今回、皆さんにはまず勉強をいったん忘れて、お好きなケーキのことを思い浮かべていただき、ちょっと一緒に考えてもらいたいと思います! この記事の主役は、間違いなく皆さんですよ。
勉強ってそもそもなんなの?
「勉強って何?」と、あなたが一番信頼している人に聞いたらなんと答えると思いますか?
一番苦手な先生に聞いたら?ご両親に聞いたら?どうでしょう、「君のためのものだよ」と言われるかもしれませんし、「そんなこと考えている暇があったら勉強しなさい!」と口をそろえるのかもしれません。
でもそれは「大人の答え」であって、あなたが一番ほしい答えではないかもしれませんね。
私もずっと考えていました。そして今も、時々考え直すことがあります。ただ、1つわかったことは、「勉強をすることで知識というものを得られる」ということ。そしてその上で、いつも最後にたどりつくのは「知識って、ケーキの中のフルーツみたいだなぁ」ということ。
なにそれ、ってきっと思いますよね(笑)ではここで少し、お話をさせてください。
ケーキの中にフルーツを飾るためのひと手間=勉強?
例えば目の前に、ケーキが1ホールあるとしましょう。(何でもいいのですが、わかりやすいのでケーキに例えます。)クリームの味も、上にのっているフルーツもあなたの好み。まずここまで思い浮かべてみてください。
そんなあなたのためのケーキがあるとしたら、幸せですよね。とってもシンプルだけれど、味もフルーツも好み。他にきれいな飾りがなくても、それだけで十分満足できそうです。
ただ、すこし寂しい…。
ではカットしたとき、中にもそのフルーツが入っていたらどうでしょう。もしくは何種類もあなたの好きなフルーツが入っていたらどうでしょう。もっともっと嬉しくなりませんか?できれば欲張って、たくさん食べたいなぁ!と、きっと思ってしまうはずです。
その表面からは見えないフルーツたちこそケーキを映えさせる重要な存在であり、フルーツを中に飾るひと手間こそケーキ自体の価値を上げる大切な作業なのです。
ここから考えたい勉強の必要性
ここでいうショートケーキは「あなた」です。そして好みの味やフルーツは、今までみなさんが生きてきた中で手に入れた「個性」。本当は、これだけで十分なのかもしれません。けれどあえてそこにひと手間を加えてみましょう。そのひと手間こそ勉強です。このひと手間によって「知識」という名のフルーツも、中にもしっかり飾ることができ、より魅力的なケーキへと完成させられるのです。
私の思う「勉強する」というのは、そういうこと。中のフルーツは表面からは見えないけれど、入っているかいないかで大きく満足感が変わってしまうほど、重要な存在なのです。そしてそれは知らないうちにみなさんの構成要素となって、みなさんそれぞれの価値をきっと高めてくれるものとなるのです。
最後に
「勉強ってなんで必要なの?」という疑問の答えはきっと人それぞれ。とても難しい質問なのです。しかし、そこに疑問を抱くあなたはきっと誰よりも、どこかで勉強というものに向き合う機会を探しているのかもしれませんね。
そんな時に覚えておいてほしいのが、「勉強はケーキの中のフルーツみたいだ」ってこと。外からは見えないのだけれど、中に入っているだけでグンと価値が上がるのです。1種類より3種類。3種類より5種類。見えないけれど、ないに越したことはないのです。
そしてもう一つ。上に飾りすぎたら重さで潰れてしまいます。でも、知識は中に積み重ねていくもの。大きくなることはあっても、潰れることはありません。
そんな意識を持ちながら、ぜひあなただけのケーキをさらに魅力的にしていってくださいね!応援しています。
イクスタの創業者、土井による論理的・戦略的な受験計画と戦略の作成
過去問に入る時期や基礎完成の時期などいつ何をやればいいか、完全にコントロールできるようになる必要があります。
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