【模試は不正解にお金を払っている!】難関大学生が教える模試の復習7つのコツ
受験生のみなさんこんにちは!早稲田大学文化構想学部のみさです!
「昔の模試を解きなおしたら、意外とできなかった。」
「そもそも模試を受ける意味がわからない。」
「いまいち模試を活用できてない気がする・・・」
模試に関する悩みは、受験生からよく聞くものです。今日は、模試の復習方法を徹底解説します。
今回ご紹介する方法は予備校の先生から教わって実践したものです。とっても役立ちました。この通りにすると本当に違うんです。 Not only 高3生, but also 高1・高2生ですよ!
模試の心構え
[定義]模試は問題集である
『良問を繰り返し解き、題意を見抜き、早く正確に解答できるようにすること』が最も大切です。
同じ問題を繰り返しても意味なくない?という質問は、復習してない人のセリフです。
繰り返す中で、ベストな回答順序、時間配分を見つけましょう。
[格言]模試は不正解だったところにお金を払っている
解きなおしてすぐできたら『ポカミス』。解けなかったら『弱点』。 基礎レベルのことからわからなくて×ばっか・・・なら話は別ですが、模試は抜け穴、弱点に気づく機会です。本番じゃなくて良かったね。まだ間に合います。 気づけたことは、ラッキーなことです。自信をもって人に解説できるまで、復習しなおしましょう。
模試復習で絶対やるべき7つのこと
1.すぐ自己採点
受けただけではもったいなさすぎる。模試は終わってからが命。絶対に問題用紙に答えを残して、自己採点に備えましょう。解きながら、不安なものには△をつけておくこと。 同じ正解でも、根拠のわかる正解と、たまたまの正解は違います。合っていたからいい!とあやふやにすると、次間違えますよ。模試は、あくまで『試験の模擬』で、本番ではありません。弱点をあぶり出し、本番で自信をもって解答しましょう。
2. 試験後1週間以内に総点検、解答解説読み、パート練習
時間のない現役生。一度に解きなおすより、毎日少しずつ、おさらいしましょう。この時、解法や根拠がわかるように。コピーをノートに貼って、模試ノートを作ると、見返すのに便利です! 文法なら、関連事項を。長文なら、パラグラフリーディングや、解答の根拠マーカーを。 時間をかけてベストのものを作ったら、あとはそれをいかにスピーディーにこなすかが問題です。 時間があれば、できるのか。あってもできなかったのか。じゃあ、どうしたらいいのか。その点を、明確に。
3. 答案返却後にcheck!疑問は質問しよう
自己採点が正確だったかの確認です。記述問題の完璧な採点は難しいです。でも、選択問題で正確でなかったら、マークミスが疑われます。特に、国公立やセンター利用は、センターの自己採点をもとに出願を決めます。自己採点が違っていたら、話になりません。模試の機会にしっかり確認しましょう。 あと、字はきれいにしっかり書くこと。自分ではこう書いたつもり!は通用しません。 受験は、受験者をふるい落とす為のものです。拾ってあげるものではありません。文句のつけられない字で、思う以上に、しっかり丁寧に書きましょう。 あと、回答は、採点者に『読んでいただくもの』です。態度や人柄は、字に出るとよく言います。真摯に試験に向き合う姿勢として、大切なものではないでしょうか。
4. 1ヶ月後の通し稽古 マイナス10分で解く ~回答順序の工夫~
回答順序は自分の好きなもの、慣れているもので良いと思います。 でも、どの順番で解くか、またその理由はしっかり持ってください。 わたしはセンター模試は前から順に解きましたが、それ以外は、長文①→文法→英作文・整序→長文② の順で解いていました。最初はついついゆっくり解いてしまい、あとで時間がなくなることがよくあったので、本来速くとける文法を、後ろに回しました。
5. 2カ月後の通し稽古 マイナス15分で解く ~時間配分の工夫~
どの配分で解くのがベストでしょうか。 鍵となるのは、長文です。長文は配点も大きいですし、適当に解けないものです。ぎりぎりまで時間を割きましょう。全体時間-長文にかけたい時間×長文の数をします。そこから英作文に割ける時間を引く。残りで、文法。こんなものでしょうか。 注意点ですが、駿台の全国模試では、途中にリスニングを挟みます。この場合、絶対に、長文の途中でリスニングを挟まないようにしましょう。リスニングを終えて、戻った時には、内容や流れを忘れてしまいます。開始何分でリスニングを挟むのか、しっかり意識しましょう。
6. 三カ月後の通し稽古 マイナス20分で80%とれるかな
ベストな回答順序、時間配分を確立したら、あとは正答率とスピードに磨きをかけましょう。 マイナス20分で80%とれるようになったら、もうその模試はあなたのものです。違う世界が見えることでしょう。
7. 模試の過去問を解いてから挑め!
これは、時間配分と解答順序を知る為。 受験だって、過去問を研究して、順序や時間を決めてから行きますよね。模試は、当然、本番と同じ状況下で。しっかりと、戦略を立てていきましょう。戦略を試す場とも言えます。 まずは、大問ごとのパート練から始めて、傾向やレベルを把握。時間を決めて各大問を独立して解きましょう。 それから、通しで。通してみて時間が足りないなら、再度検討、調整を。
模試を最大限活用し、本番で活かせるよう応援しています!
イクスタの創業者、土井による論理的・戦略的な受験計画と戦略の作成
過去問に入る時期や基礎完成の時期などいつ何をやればいいか、完全にコントロールできるようになる必要があります。
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