長文読解を始めるなら基礎英語長文問題精講で最高の長文デビューを保証します
こんにちは!イクスタ編集部です。
今回は基礎英語長文問題精講について特徴や使い方など詳しく述べていきたいと思います。
実際に参考書を使用した経験のある人に聞いたので、基礎英語長文問題精講を使おうか迷っている受験生や基礎英語長文問題精講の使い方を知りたい受験生はぜひ参考にしてくださいね!
◇目次◇
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6. まとめ
基礎英語長文問題精講の基本情報
出版社
旺文社
値段
1080円
難易度
★★★★☆
基礎英語長文問題精講とは??
基礎と銘打っていますが、内容は入試標準レベルの長文が50題収録されている内容となっています。英文の難易度ごとに分かれる3部構成となっており、250~400語の良質な英文が多く収録されているのが特徴的な演習書です。
問題は実際の入試の問題形式とは異なるものが多いですが、文法、語彙、記述問題や日本語和訳など広くカバーされていて、長文読解の基礎力の底上げに優れた演習書となっています。
基礎英語長文問題精講のレベル
難関大レベルの英文読解力が付く
基礎英語長文問題精講はGMARCH以上の難関私大や難関国立大志望者の基礎力の底上げに最適の演習書です。難易度はやや高く、基礎がまだ固まっていない受験生には少し厳しいでしょう。
また、二次試験で英語を使用しない受験生はこの参考書よりもセンターに特化した問題集を使用したほうがよいでしょう。
基礎力がついている受験生におすすめ!
英文の難易度は決して簡単ではなく、基礎力がついていないとこの参考書は効率的ではないです。単語・熟語・文法などの基礎事項をひと通り押さえ、少し難易度の高い長文読解をしたい受験生や、英語で得点を稼ぎたい受験生にとっては基礎力の底上げが期待できます。
英語が苦手であると感じている場合は、先に基本文法と英単語を固めて、他の長文の問題集で精読を重ねてからこの参考書に臨むのがよいでしょう。
基礎を固めたい受験生におすすめの参考書
まずは基礎から英文読解力を鍛えたい!という受験生におすすめの参考書を紹介します!
入門英文解釈の技術70
SVOCから英語構文の基礎を学ぶことが出来る参考書。高校英語を勉強し始めたばかりの高1,2生でも理解できるように簡素かつ明確に英語構文を解説してくれます。
まだ英語の構文がいまいち理解できていない受験生や学校の授業でわからなかった分野を補修するときにおすすめの参考書です。
そんな入門英文解釈の技術70についてもっと詳しく特徴や使い方を知りたい受験生は以下の記事を読んでみましょう。
基礎英語長文問題精講の特徴
続いて、基礎英語長文問題精講について詳しい特徴を述べていきます。
250語~400語の長文問題を練習できる!
基礎英語長文問題精講の特徴として挙げられるのは、問題数の多さです。英文の難易度ごとに分かれる3部構成となっており、250~400語の英文が50題収録されているのが特徴的な演習書です。
二次対策には向かない
しかし、その問題数の多さと相まって解説が簡易的であるので豊富な解説を望む受験生は注意が必要です。また、この問題集は二次試験の入試問題で頻繁な出題形式である、比較的語数の多い長文を素早く的確に概要を理解することが求められる問題形式とは少し異なるので入試直前の二次対策には向かないです。
良質な問題で英文解釈力を上げる!
この参考書には良質な読みがいのある英文が多く収録されているので、読み込むことで英文中での文法や語彙の使い方がよく勉強できると思います。
解説では重要な構文に関して触れているので、そこで触れられた文法事項を「総合英語Forest」などの文法書で確認することで文法力の強化ができます。
また、文法、成句、語彙、日本語和訳など様々な問題に対応しているので長文読解に限らず幅広い知識が身につけられます。また各題ごとに重要類題として総語数100~200語の和訳問題が付くので最難関レベルの大学志望者にもおすすめです。
基礎英語長文問題精講の使い方
次に、基礎英語長文問題精講の使い方について紹介します!
他の演習書と比べて問題数が多いので、デイリーで1~2題ずつ解いていくのがおすすめです。どの演習書にも言えることですが、問題を解く時間と同じ、もしくはそれ以上の時間、精読に徹しましょう。おすすめの長文演習の方法は
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1.時間を設定し長文を解く。(15~30分)
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2.答え合わせ
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3.和訳を見ずに精読(ここで読めなかった単語・文章に印をつけておく
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4.知らない単語・語彙・文法は解説書・辞書・文法書等でチェック
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5.最後にもう一度英文を読む。(読む速さを意識しながら
この一連の作業を続けていくと確実に基礎力が底上げできると思います。注意点はこの一連の流れに1時間以上はかけないことです。
確認ノートをつくろう!
受験生は時間マネジメントも重要です。また、4の作業に関しては、問題演習で出てきた自分の知らない単語・文法を書き込むまとめノートを作り、定期的に見直すことで語彙力を定着させましょう。
文法書を一緒に使おう!
解説には、重要な構文に関して触れているので、そこで触れられた文法事項を自分の持っている文法書で確認することで文法力の強化ができます。
おすすめの文法書はNextstageです。
様々な形式の文法問題が載っており、網羅的に文法を勉強することができます。文法の基礎を固める上に置いて標準的なおすすめの参考書です。
Nextstageについて詳しく知りたい受験生はこちら!
和訳問題も一緒に解こう!
各題ごとに重要類題として総語数100~200語の和訳問題がついています。和訳能力を高めたい人はぜひ活用しましょう。可能なら、学校の先生や塾の講師などに自分の和訳を添削してもらうことで客観的に自分の実力を把握していきましょう。
基礎英語長文問題精講をはじめる時期は?
基礎英語長文問題精講の内容は入試標準レベルなので文法や基本単語を押さえてから取り組むべきです。難関大志望の人は遅くとも夏が終わるまでには基本文法と単語帳(1900語程度のもの)を終わらせておくべきです。
基礎問題精講は夏~秋にかけて本格的な二次対策を始めるまでには終わらせておきたい一冊です。期間は1か月~1ヵ月半を目処にしましょう。
これを終え、入試標準レベルの長文読解に慣れてから志望大の出題の分量に合った「やっておきたい英語長文シリーズ」や赤本などでじっくりと応用問題の演習に取り組むのがいいでしょう。
復習について
時間に余裕のある受験生は復習して問題を解きなおすのも良いですが、最低限の復習として、一度読んだ長文を再度読むようにしましょう。忘れていた単語や文法などはその都度チェックしましょう。
英語はインプットも大事ですがアウトプット、つまり多くの演習を積むことも大事なので、ある程度この参考書が終わったら実際の入試問題に近い形式の参考書に進みじっくりと応用力を鍛えていくのがいいでしょう。
この参考書の次におすすめしたい参考書
最後に基礎英語長文問題精講が終わったら使いたい参考書を紹介したいと思います。
やっておきたい英語長文700
難関大志望の受験生は「やっておきたい英語長文シリーズ」が次の参考書としておすすめです。700語前後で、入試の過去問から厳選された英語長文が載っています。
基礎英語長文問題精講を終えた後に、長めの入試に近い問題を解くことでより入試に近い実践的な勉強ができます。
そんなやっておきたい英語長文700についてもっと詳しく知りたい受験生は以下の記事を読んでみましょう。
まとめ
基礎英語長文問題精講について詳しく述べてきましたが、どうだったでしょうか?
英語の参考書はかなりの種類があります。しっかりと情報を集めて、自分に合った参考書を見つけましょう。
*この記事は英語長文参考書特集の記事です*
英語長文特集では英語長文を勉強する上でおすすめしたい参考書をいくつか紹介しています。
イクスタの創業者、土井による論理的・戦略的な受験計画と戦略の作成
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