英語長文参考書の最新定番!The Rulesシリーズで入試レベルの長文力をつけた方法
こんにちは!中央大学経済学部の横堀です。
今回は文理両方に必須な英語の長文問題集、関正生のThe Rulesシリーズについて特徴から難易度、使い方まで詳細に説明していきます。
僕は高3の5月から受験勉強を始め10月から(今考えれば遅すぎますね)実際にRules1,2,3を使ってたくさん繰り返し、長文の参考書はRulesしか使わず(時期的に使えず)に明治大学や青山学院大学、中央大学の過去問英語で何度も合格点を取ることができたのでこれからこの参考書を検討している受験生には参考になると思います。
『The Rules』の基本情報
The Rules英語長文シリーズ | |
役割 | 全ての大学で出題される英語の長文読解を早く正確に読むための知識や技術を身につける |
特徴 | 英語の長文読解問題を早く正確に読むための知識や着眼点、実際の解き方をシリーズ共通のルールとして把握することができる。12の読解問題と関先生の解説。 |
おすすめ度 | 市販の英語長文の中で最もおすすめ。英語長文の参考書に迷ったら第一候補。自分の英語力に合わせてレベル1-4の中から選ぶことができる |
どんな課題を解決するのか | 単語や文法はある程度身につけたものの長文問題になると読めなくなってしまう場合に、どんな知識が必要なのか、どの英文から着目して読み解けばいいのか、考え方を知ることができる。 |
始めるレベル・タイミング | 英単語・英熟語・英文法、英文解釈の標準レベルまでがひと通り定着してから始める。 共通テスト60点程度は取れる程度の一文読解力が身についていること。 |
完成後の難易度・レベル | レベル1から始めてレベル3で、準難関国公立大学やMARCH・関関同立レベルの英語長文に触れることができる。 レベル4では最難関国公立大学で出題されるレベルの記述問題にも触れることができる |
志望校のレベル | 二次試験や個別試験で英語を使用するすべての私立大学・国公立大学 |
前に使うおすすめの参考書 | Rise 構文解釈シリーズ 英文解釈のテオリア 英文熟考シリーズ |
同時に使うおすすめの参考書 | 英単語や英文法 |
後に使うおすすめの参考書 | 志望校の出題形式によって自由英作文など |
この参考書を使う上での注意点 | 数ある英語長文の参考書の中で最もおすすめだが、長文読解を始めるタイミングで英単語や英文法が標準レベルまで固まっていないと、長文読解の解説で触れている以前のところで本文を読み間違えてしまうため注意したい |
1周するために必要な勉強時間 | 18時間 |
3-4周して十分に定着させるために必要な勉強時間 | 40時間 |
ページ数 | 280ページ |
価格 | ¥1,4390 |
購入 | Amazon |
The Rulesのレベル
The Rulesのレベルは?Rules1-4はどれくらいの大学を目指している人に必要?
僕は英文法UPGRADEとシステム英単語が70%頭に入った状態からRules1を始め、レベル1入試基礎はほぼいつも9割くらいの問題は正解することができました。レベル1入試基礎を終わらせて次のレベル2入試標準へもすぐに取り掛かることができました。レベル2は単語こそ多少難しくはなりましたが英文自体はそんなに難しいわけではないのであまり差を感じませんでした。
レベル3入試難関はUPGRADEとシステム英単語など基礎レベルの英語の知識が80%以上確実に頭に入っていないと解くのはとても厳しいはずです。レベル2までと比べてレベル3からは明らかに英文の語彙、単語、熟語などほとんどのレベルが上がっているからです。
レベル3は早稲田や慶應など難関私大の問題がほとんどなので、レベル3をやるべき受験生は早慶上智など難関私立大学または、旧帝大上位の難関国公立大学を目指している受験生がやるべきレベルでしょう。
Rulesはいつから始めるべき?
Rulesシリーズを始めるタイミングとしては単語・熟語が2~3周していて、さらに一文読解が最低でも1周は終わっている状態の時からが望ましいです。
レベル4は3とは比べ物にならないくらい難しくなります。なんせ、私立最難関から国公立最難関大学の問題を採用しているのでそりゃあ難しくなりますよね。4を使う人は本当に限られます。
Rulesに限らず長文の問題集は英単語・英熟語・英文法・一文読解の基礎レベルが固まっている状態から始めましょう。長文読解を解いても結局知識不足ということが分かるはずです
○自分はRulesシリーズを使って、受験にどう役に立てることができた?
解説のページでは本文を品詞ごとに区切って文構造を明確化してくれていたのでとても分かりやすいです。また、英語長文を読むうえでのルールを最初に記してくれているので、それに注目しながら問題を解くことができ、過去問でもそのルールを活用できました。
最後のページには音読用のページがありその音読を繰り返すことによって速読力もあげることができました。音声もついているのでシャドーイングもできます。
文構造を細かく分析することができます。長文の参考書でもここまで丁寧でデザインも分かりやすいものは意外と少ないです
The Rulesシリーズの特徴
○Rulesシリーズは何を学ぶための参考書?どんな知識や技術、実力をつけることができる?
英文を読むうえでのポイントや、様々な問題形式(選択、空語補充など)を学ぶためにはとても適しています。それにより、どんな問題に対しても正攻法を持つことができます。また、英文に出てきた単語や熟語の類似表現または対義表現を記してくれているので、そこで、新たな知識を増やすことができますし、英語の並び替えの時でも有利に立ち回ることのできる実力をつけることができました。
○Rulesシリーズと他の長文の参考書を比べて、こちらの方が優れている・使いやすいところは?
使いやすいところは、解説も要点をしっかり抑えた上で簡潔にまとめられているところです。特に僕はいっぺんに知識を入れるとパンクしてしまうタイプなのでとても助かりました。また、音読を促進してくれる参考書でもあるので、速読力をあげる点でも優秀です。
長文を解く上でのルールをマスターするのがこの参考書のメインコンセプトです。長文を読む上での着目点をマスターしましょう!
「The Rulesシリーズ」の使い方や勉強法
○Rulesシリーズは最初から問題を解いてしまっていい?コピーは取る?問題は全部解く?
私は最初から問題を解くタイプでした。他のページを見て無駄な情報を得るよりも、まっさらな気持ちで解いた方が自分のためになると考えます。
コピーをとる必要はないかなと思います。
テキストの本文の音読を繰り返せば、文構造の理解も自ずと出て来ます。問題は基本全部解きます。私はその正答率で一喜一憂していました。
○Rulesシリーズで分からない問題や分からない単語・文法があったらどうすればいい?
まず分からなかった単語や文法が自分の使っている参考書に掲載されているか確認します。そして、載っていた場合は付箋を貼るなり、マーカーを引くなり自分に見合ったしるしを付けて、脳裏に印象付けます。載っていなかった場合は、ルーズリーフなどにまとめて自分で単語帳を作っちゃいましょうよ。
○Rulesシリーズを一問解いたらどうやって復習すればいい?解説読む、音読など?
手順としては、まず問題を解きます、次に丸付けをします、そして解説を見ながら自分にはどの知識が足りていなかったのかを徹底的に分析をします。そして、本文を理解した状態で音読を5回ほど行います。
この流れをルーティンにするとよいです。
Rulesの長文は何度か解いた後、英文を暗誦できるくらい繰り返してマスターして欲しいです
○RulesシリーズのRuleは意識すべき?
この参考書シリーズの目玉とも言える長文読解のルール。Ruleはとても意識しながら問題を解いていました。Rulesというくらいなのでそこを意識しないと本当の意味を見いだせない気もするので、Ruleを意識していくのがよいでしょう。
○Rulesシリーズの問題文は音読した?何周くらいした?何月ごろにした?一問あたり何分くらいだった?トータルで何時間くらいかかった?
音読は5回を目安に行いました。全シリーズ一周ずつしました。9月ごろから始めました。
1問大体30分ほどかかりました。全シリーズ行ってトータル36時間くらいですかね。
「The Rulesシリーズ」と一緒に使いたい参考書
前半でお伝えしたように英単語、英文法、一文読解までは確実に固めましょう。
僕は高3の5月に受験勉強を本格的に始めて、Rulesシリーズに入ったのは10月です。かなり遅い方だとは思いますが、単語から一文読解まで終わっていないと長文をやってもあまり効率的ではないという考えのもと進めました。その結果、過去問でも中央大学経済学部の英語で80%を数回、明治大学商学部でも70%を数回取れたので、順番としては間違っていなかったはずです。
英語の長文はRules1から3以外は何もやっていません。時期的に過去問をやれなかったのもありますが、Rulesを終わらせて過去問を解いてみたら点数的にも悪くなかったので、そのまま過去問に入りました。
ここまで英語長文の参考書、Rulesについてご紹介してきました。Rulesを有効活用すれば大学入試で合格点を取るための英語の大きな武器になるはずです!
そのほか、僕が短期間でゼロから英語の力を伸ばした勉強法や進め方、参考書をご紹介しています!
参考:> 【英語】偏差値50の高校の評定3.1でも5月からMarchに合格した英語の勉強法 - イクスタ
参考:> 解説の良さに感動!The Rulesシリーズ 英語長文のおすすめ参考書! - イクスタ
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