早稲田大学で奨学金を利用している在学生ってどれくらい?
これまで、いくつかの記事で日本の奨学金制度と早稲田大学の奨学金制度をご紹介しました。今回は早稲田大学のさらに詳しい奨学金情報をご紹介します。早稲田大学在校生の奨学金利用状況をまとめてみます(2013年のデータです)。奨学金の利用について悩んでる早稲田志望者がもしいたら、参考にできるデータになるはずです。
早稲田大学在校生の奨学金利用状況
どれくらいの割合の学生が奨学金を利用しているの?
知っている人もいるかもしれませんが、早稲田大学は1学年の学生数が約10000人のマンモス大学です。
早稲田大学の全学年を合わせた学生数は約40000人。その多くが早稲田キャンパスに在籍しています。さらに早稲田は大学院も併設しているため、早稲田で学んでいる学生はさらに多い数に上ります。
その全校生徒の中で奨学金を利用しているのは40000人の約30%に当たる12000人です。およそ3人に1人は奨学金を利用している計算になります。
早稲田大学の中では、奨学金を利用して大学生活を過ごすのは普通で、一般的だということがわかりますね。
大学のデータを見てみたところ、最近10年ほどのデータを見る限り、この割合はほとんど変わっていません。
奨学金の種類別利用状況 給付制と貸与制の奨学金
次のグラフは奨学金の種類別利用状況です。 奨学金には給付制(返済の義務なし)奨学金と貸与制(将来返済義務あり)奨学金の2種類があります。
奨学金の利用状況を見てみると給付制奨学金を利用しているのは利用者全体の1/3にあたる34%。
残りの約2/3は貸与制奨学金を利用しており、貸与制の奨学金を利用してるほぼ全員が日本学生支援機構の奨学金を利用しています。
つまり、早稲田生の5人に1人は日本学生支援機構の奨学金を利用している計算になります。早稲田には実家が裕福な大学生も多いですが、一方で奨学金を利用している学生もたくさんいることがわかります。僕と同じ教育学部のクラスの人でも給付制、貸与制の奨学金を利用している学生がそれぞれいました。
早稲田生にとって、奨学金を使うのは特別なことではない
早稲田においては、奨学金の利用はごく一般的です。「うちにはお金がないって言われてるし」と、大学進学を諦めている人がいたら、その心配はありません。奨学金を利用することは普通です。しかも早稲田大学は日本の大学の中で最も奨学金が充実している大学のひとつです。奨学金を利用することは恥ずかしいことではありませんし、後で返済する必要のある奨学金もありますが、それでももし早稲田大学に進学を希望しているのであれば、奨学金を利用してでも早稲田大学に入学するべきだと思います。
もし奨学金の利用を迷っている方ががいたらご参考にしてくださいね。ちなみに僕の知り合いにも日本学生支援機構の奨学金を利用している学生がいるのでもしなにか聞きたいことがあればコメント欄にてご連絡くださいね。
(参考データ)http://www.waseda.jp/syogakukin/pdf/2014Shougakukin.pdf
イクスタの創業者、土井による論理的・戦略的な受験計画と戦略の作成
過去問に入る時期や基礎完成の時期などいつ何をやればいいか、完全にコントロールできるようになる必要があります。
> 論理的で抜け漏れのない受験計画の立て方が分かる イクスタコーチ