自由英作文対策で減点が劇的に減る2つのポイントとは?
大学受験生のみなさん、英作文の勉強の方法に困ったことはありませんか?英作文は自分で採点をするのが難しかったり、大学の実際の入試問題への対策の方法がわからなかったり、多くの大学受験生を困らせてきました。そこで、大学入試で英作文に取り組み、自分で対策をしてきた私が皆さんに英作文の勉強のコツをお伝えしようと思います。
前回の記事でも英作文の勉強法を京大の入試問題をもとに説明したので興味があったら是非見てください!
自由英作文の勉強法でのポイントとは?
さて、今回は前回の記事に引き続き、自由英作文の勉強法についてお伝えします。自由英作文とは与えられたテーマに対して、自分自身の考えを述べるという問題です。和文英訳と違って人によって考え方や意見が異なるため、すべての解答が正解と言っても過言ではありません。しかし、自由英作文においては点数を取るために最低限意識しなくてはいけないポイントがあります。一つ目は英文の構造を理解することです。今回は日米の手紙の書き方を比べてみましょう。
日本と英語圏の手紙の書き方の違い
例えば、学校の校則が変わったことを通知する手紙を書くとすると、多くの場合「平素より大変お世話になっております。」「桜の木の葉が青々とした色に変わり始め、夏の訪れを感じさせるようになってきておりますが、いかがお過ごしでしょうか。」などなど、本題に入る前につらつら前置きを述べている文章が多いですよね。
それに比べてアメリカの場合では
Dear Mr, X
We decided to change our policy for students because we want to improve of education service. If you want to check with our new policy, please visit our website, www.nycschool.com
Thank you.
A head teacher of nyc school
John Tayler
以上のように結論から単刀直入に述べます。英語の場合、これは手紙に限った話ではなく、新聞や書籍、チラシなどにおいても同じで、欧米式の文章は単刀直入に結論から述べるので、自由英作文で皆さんが意見を述べる際にもこの形式に即して文章を書くことが必要です。また、文章の流れも大切です。結論を述べた後は、その結論に至った根拠を明確に説明しなければなりません。
自由英作文では結論を示したあと根拠を述べよう!
その後、根拠をより具体化するための例や体験談を交えて、根拠に肉づけをしていきます。最後に、自分の最も主張したいことをもう一度述べて英文の終了です。つまり、自由英作文に取り組むときは、結論→根拠→根拠のサポート→再度結論という流れで作文を作成することがポイントになってきます。
具体例を示してみると
I think IT class is the most important thing in improving of education. I have two reasons for that. First of all, that will decrease in an education gap. If this technology has gained popularity, students living in place there isn’t a preparatory school can take a totally good class in there. Second of all, IT class will enable us to take a class faster than now. We are going to take that by using Internet. So, we can decide to pace of taking classes. Actually, this system has already practice a lot of institute of education. That’s exactly why, IT class has possible to improve education.
以上のような流れで英作文を作成することでより理解しやすい文章となります。
とにかく簡単な英語で英作文を作成する!
また、和文英訳の対策の際にもお伝えしましたが、少しでも自由英作文で点数を取るために、簡単な単語、熟語、文法を用いた簡単な英語で書きましょう。多くの場合、自由英作文は減点法です。高度な文法や単語を用いた難解な文章を書くのではなく、中学生でも読めるような平易な文章を作成するように心がけましょう。
とはいえ、そもそも自由英作文の問題は、日本語にしても難しいです。日ごろ考えたこともないようなことを英語でいきなり書くのは大変です。
わかりやすく、かつ誰にでも読める簡単な英語で書くためにも、英作文を書き始める前には5~10分程度日本語で考えてから、文章の作成に取り掛かりましょう。
大学受験で使用する科目の中で、自分で勉強や対策がしにくい自由英作文ですが、ちょっとした工夫で英作文は十分対策できますし、書けるようになります。
是非、入試本番で実力が発揮できるように頑張ってください。また、自分で行う英作文の対策に際してはこの参考書が皆さんの一助になるかと思います。
宮崎の今すぐ書ける英作文―大学受験英語 (和文英訳編) (東進ブックス―名人の授業)
前回、今回に引き続き英作文についての勉強法を解説しましたがイクスタには英単語、英文読解、英文法などの勉強法を解説している記事があるので参考にしてみてください!
【英単語】 現役早稲田生が語る「システム英単語」の使った英単語勉強法
【英熟語】 もう苦痛じゃなくなる!今すぐ始められる効果◎な英熟語の勉強方法
【英文読解】 【今日から使える】早稲田を狙い撃ちする英語⑤長文編
英作文だけでなく英語を全体的に勉強して英語を得意分野にしましょう!
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