【明治の国語】5月に文転した僕が明治の過去問で8割取れるようになった勉強法と参考書
どうも〜
明治大学商学部に通っているダイキです。
刻一刻と受験本番が迫ってきてます。嫌ですね。自分は基本的に受験勉強が嫌いだったので、結構きつかったです。
自分は高校三年の時に文転し、5月から受験勉強を本格的に始めて、明治大学商学部に合格する事ができました。受験勉強を始める前までは日本史や国語の高校での範囲はほぼ0からのスタートでした。高校もクラスの20%くらいしか一般受験しないので大学受験の知識もほぼなく、5月の駿台共通テスト模試で偏差値45くらいだった気がします。
今回紹介する教材を繰り返して、11月ごろから始めた過去問演習では明治の国語で合格ラインである65%を切ることはほとんどありませんでした。明治の商学部の過去問は4年分解いて、平均で75%以上は得点できていました。
最初がダメダメでも、本人のやる気次第とやり方次第で伸びる科目もあります。国語もそのうちに入るので、是非頑張ってくださいね。
高3の4月から受験勉強を始める設定で説明していきます。前半部分でMARCHレベルの国語で合格点を取る方法、後半部分で日東駒専レベルで合格点を取る方法をご紹介しています。日東駒専レベルの方が使う参考書は少し少ないので自分の志望校に合った方を読んでください。
◇目次◇
MARCHレベルの国語で合格点を取る方法
MARCH現代文の対策法
⑴読み方と語彙
現代文でまず固めるべきなのは、読み方と語彙です。感覚で読むものだと勘違いする人は多いですが、実はそうではありません。自分も受験勉強を始める前まではそう思ってました(笑)。この本にしっかり読解する上での基礎が書かれていますよ。
船口のゼロから始める最強の現代文
❶具体、抽象を押さえる
❷対比に注目
❸並立・添加をチェック
この3点を軸に意識して読む訓練をします。これを始めるまで自分は現代文を感覚で読んでいた為点数が不安定でしたが、5〜6月にこの参考書をおよそ3周程して、評論文がかなり読みやすくなりました。(共通テスト模試の評論で7割前後は安定するくらい)
注意する点
この参考書は問題集ではないです。解いて丸つけして終わりではなく(問題集も解いて丸つけして終わりにしちゃダメですけどね)、しっかりと解説を読んで、解き方を身につけるようにしましょう。そうしないと、この参考書の意味がほとんどなくなっちゃいますよ。
おすすめの時期
4月〜5月
現代文読解力の開発講座
ここでもまた読み方を身につけます。「え〜めんどくさ〜」と思ってるそこの君、やりましょう。 MARCHだと問題によってはたまにややこしく感じられる文章が出てくることがある為、船口の現代文のみでは対応しにくくなっちゃうことが時々あるんです。そこそこ文章や解説、解法の理解が難しい参考書なので、最低でも3周くらい繰り返しておきましょ。
注意する点
再度言いますが、この参考書は問題集ではないです。解いて丸つけして終わりではなく、しっかりと解説を読んで腹に落とし込んでいきましょう。
おすすめの時期
7〜11月
Z会 現代文キーワード読解
自分ははそこまで使わなかったですが、やっておけばもっと文章読解をする上で理解が深まったのかなぁと思います。優先度は低いと思いますが、文章を読む上でわからない言葉が多いと感じた人や、語彙に不安がある人、受験勉強に余裕があると感じた人は是非使ってみてください。
おすすめの時期
通年
⑵読み方を固めた後、問題演習
現代文のアクセス基本編・応用編・発展編
基礎編がいらないと思ったらいきなり応用編からやってみてもいいかもしれないです。
1周か2周くらいすればよいと思います。ちなみに僕は要約のページはやりませんでした。(面倒臭かったので笑)
しかし、某有名国立大を志望していた友達曰く、現代文は文章の要約がかなり大事だそうです。確かに要約がしっかりできていれば、筆者の言いたいことを捉えて、文章をしっかり理解していることになりますもんね。
注意する点
問題演習する上で、⑴の参考書で学んだことを意識して読む訓練をしましょう。学んだだけでは足りません。実践が重要です。(スポーツでも同じですよね。いくら基礎練だけをしても、実践でその力を発揮できるようにはなりませんよね。)
おすすめの時期
6月〜7月
⑶過去問演習
各大学の過去問
MARCHの現代文は、大学や学部等によって文章や設問の難易度は違うものの、早稲田ほどの複雑さはありません。今までやってきた参考書の勉強で十分うまくやれるでしょう。また、MARCHを第一志望にしている人は早稲田の過去問に手をつけてみても良いと思います。受験の成功者の大半は、第一志望に余裕で合格できるくらいの実力を持ちながら本番に臨んでます。(自分の実体験です…)
注意する点
過去問演習でも、なんとなくただ解いて丸つけするだけは厳禁です。間違えた問題や苦手な文章の傾向を把握して、その文章のテーマに関連する知識を補強したり、似たような文章問題を解くなどの復習をすることを心がけましょう。これをしておけば、次に似たような文章題を解くとき比較的対応しやすくなっているはずです。
おすすめの時期
9月〜受験終わり
MARCH古文の対策法
⑴古文単語、文法
古文でまず固めるべきは単語、文法。これがないと問題を解いていても何を言ってるのかさっぱりわからんのです。
読んでみて覚える古文単語315]
単語を見て一秒以内に意味がわかるようにすること。英単語と同様にスキマ時間を存分に活用しよう。
見出し語のみではなく、派生語や類義語も覚えておくともっと文章が読みやすくなりますよ。
筆者は学校の登校中歩きながらやったりしてました。自分の高校は大学受験に関わりのない人たちが多かったので、しばしば奇異の目で見られてました。
注意する点
この単語帳は、使い方によってはイラストを見ないと思い出せないという状況になってしまうおそれがあります。下の写真のように、画用紙などを切ってイラストと現代語訳が隠れるようにして、赤シートの代わりに使うことを薦めます。
おすすめの時期
通年
望月光の古文教室 古典文法編
文法を学ぶ足がかりに。じっくりと読まずにサラッと2〜3周くらい。自分もそんなに熟読はしませんでした。
注意する点
この勉強に時間をかけ過ぎないようにしよう。それよりも、後ろのページにある助動詞の活用表をすぐに丸暗記してしまったほうが良いです。助動詞の識別こそが、正確な読解力のもとだからです。コピーした活用表をクリアファイルに入れ、風呂の時間に一心不乱に唱えてました。とうとう狂い出したんじゃないかと親に心配されました。
おすすめの時期
助動詞表の暗記、参考書の内容理解等を遅くても4月中に終わらせる。
⑵単語と文法を固めた後に読解の練習
古文上達基礎編読解と演習45
文法のページと読解問題のページがあります。各問題を解いた後に本文を使って品詞分解の練習をすることで、登場人物の行動の把握力等、文章をより正確に読む力がつきますよ。
注意する点
文章に慣れていないうちは、品詞分解の作業を怠らない事が重要です。最初の頃古文がとても苦手だったのですが、品詞分解の勉強を取り入れた事で飛躍的に読めるようになりました。1月頃の私大過去問演習(早稲田、明治等)でも古文で7割を切ることはなくなりましたー。
おすすめの時期
5月〜7月まで
古文上達読解と演習56
この問題集は入れるべきか迷いましたが、一応載せておきました。というのも、この問題集は文学史の問題がやたら多いので受ける大学の問題の傾向によっては必要ないと思うんです。一方で、解いておくと力になる問題も多いです。古文上達基礎編の次に他の問題集を使いたければ、有名私大古文演習等の問題集に手をつけてみても良いかもしれないですよ。
おすすめの時期
8月〜11月まで
⑶古文常識を身につける
読んでみて覚える古文攻略マストアイテム76
> 読んでみて覚える古文攻略マストアイテム76 - Amazon
古文の中では優先順位が一番低いものの、これを知っておくと登場人物の性別等の把握が楽になり、誰が何をしているのかわかりやすくなります。この知識によって得点が左右されることも多々あるのでかなり重要な勉強ですよ。
おすすめの時期
夏休み明けの9月上旬〜受験終わりまで
⑷文学史
SPEED攻略10日間国語文学史
受ける大学の過去問を確認してやるかどうか各々決めましょ。受かる人は大体こういう暗記ものの問題を落とさずに点数を稼いでくるので、やらないのはかなり勿体無いですよ。僕はやり始めるのが非常に遅く、一月の終わり頃からだったのでかなり焦りました。
皆さんは後回しにしすぎないようにしましょうね…
おすすめの時期
直前期の1月上旬〜受験終わりまで
⑸過去問演習
MARCHの問題は、大学や学部によって難易度の上下が結構あります。どんな記述問題が出るのか、文学史はどれだけ出るのか等、受験校の問題を確認して、その範囲の問題を問題集で多く解くなど対策をしておきましょう。早稲田の国語の過去問で問題演習を積んでおくのも良いと思います。
また、分からない部分があったら、現代語訳と照らし合わせて確認し、どこがわからなかったのかを追求し、その部分を参考書の復習などで補強するようにしましょう。古文常識などは参考書に書かれていないことが出てくることが時々あるので、ここの作業でその知識を頭に入れるのは大切です。部分的に品詞分解して、各品詞の働きを確認するのも良いですよ。
注意する点
過去問演習でも、なんとなくただ解くだけは厳禁ですよ。すぐ上にも書いた通り、わからなかった原因を追求して復習するようにしましょうね。
おすすめの時期
11月〜2月まで
日東駒専レベルの国語で合格点を取る方法
日東駒専レベルの現代文で合格点を取る方法
⑴読み方と語彙
現代文でまず固めるべきなのは、読み方と語彙です。感覚で読むものだと勘違いする人は多いですが、実はそうではありません。自分も受験勉強を始める前まではそう思ってました(笑)。この本にしっかり読解する上での基礎が書かれていますよ。
船口のゼロから始める最強の現代文
❶具体、抽象を押さえる
❷対比に注目
❸並立・添加をチェック
この3点を軸に意識して読む訓練をします。これを始めるまで自分は現代文を感覚で読んでいた為点数が不安定でしたが、5〜6月にこの参考書をおよそ3周程して、評論文がかなり読みやすくなりました。(共通テスト模試評論7割前後安定)
注意する点
この参考書は問題集ではないです。解いて丸つけして終わりではなく(問題集も解いて丸つけして終わりにしちゃダメですけどね)、しっかりと解説を読んで、解き方を身につけるようにしましょう。そうしないと、この参考書の意味がほとんどなくなっちゃいますよ。
おすすめの時期
4月〜5月
Z会 現代文キーワード読解
自分ははそこまで使わなかったですが、やっておけばもっと文章読解をする上で理解が深まったのかなぁと思います。優先度は低いと思いますが、文章を読む上でわからない言葉が多いと感じた人や、語彙に不安がある人、受験勉強に余裕があると感じた人は是非使ってみてください。
おすすめの時期
通年
⑵読み方を固めた後、問題演習
現代文のアクセス基本編・応用編・発展編
基礎編がいらないと思ったら、いきなり応用編からやってみてもいいかもしれないです。
1周か2周くらいすればよいと思います。ちなみに僕は要約のページはやりませんでした。
(面倒臭かったので笑)
しかし、某有名国立大を志望していた友達曰く、現代文は文章の要約が1番大事だそうです。確かに要約がしっかりできていれば、筆者の言いたいことを捉えて、文章をしっかり理解していることになりますもんね…
現にその人は僕の第一志望だった早稲田大学にも受かっています。(僕は落ちちゃいました笑)もっと要約の練習を積んでおけば、僕の現代文の点数もより安定していたのかもしれませんね。この事も頭の片隅に置いておいて、要約練習するかどうかを決めてみてください。
注意する点
問題演習する上で、⑴の参考書で学んだことを意識して読む訓練をしましょう。学んだだけでは足りません。実践が重要です。(スポーツでも同じですよね。いくら基礎練だけをしても、実践でその力を発揮できるようにはなりません。)
おすすめの時期
6月〜7月
⑶過去問演習
各大学の過去日東駒専レベルの現代文には、悪問や奇問が出ることはほとんどないです。⑴と⑵で学んだことを活かせば難なく解けるはずだと思います。また、日東駒専を第一志望にしている人はMARCHの過去問に手をつけてみても良いと思います。受験の成功者の大半は、第一志望に余裕で合格できるくらいの実力を持ちながら本番に臨んでます。(自分の実体験です…)
注意する点
過去問演習でも、なんとなくただ解いて丸つけするだけは厳禁です。間違えた問題や苦手な文章の傾向を把握して、その文章のテーマに関連する知識を補強したり、似たような文章問題を解くなどの復習をすることを心がけましょう。これをしておけば、次に似たような問題を解くとき、比較的対応しやすくなっているはずです。
おすすめの時期
11月〜2月まで
日東駒専レベルの古文で合格点を取る方法
⑴古文単語、文法
古文でまず固めるべきは単語、文法です。これがないと問題を解いていても何を言ってるのかさっぱりわからんのです。
読んでみて覚える古文単語315
単語を見て一秒以内に意味がわかるようにすること。英単語と同様にスキマ時間を存分に活用しよう。
見出し語のみではなく、派生語や類義語も覚えておくともっと文章が読みやすくなりますよ。
筆者は学校の登校中歩きながらやったりしてました。自分の高校は大学受験に関わりのない人たちが多かったので、しばしば奇異の目で見られてました。
注意する点
この単語帳は、使い方によってはイラストを見ないと思い出せないという状況になってしまうおそれがあります。下の写真のように、画用紙などを切ってイラストと現代語訳が隠れるようにして、赤シートの代わりに使うことを薦めます。
おすすめの時期
通年
望月光の古文教室 古典文法編
文法を学ぶ足がかりに。じっくりと読まずにサラッと2〜3周くらい。自分もそんなに熟読はしませんでした。
注意する点
この勉強に時間をかけ過ぎないようにしよう。それよりも、後ろのページにある助動詞の活用表をすぐに丸暗記してしまったほうが良いです。助動詞の識別こそが、正確な読解力のもとだからです。筆者はコピーした活用表をクリアファイルに入れ、風呂の時間に一心不乱に唱えてました。とうとう狂い出したんじゃないかと親に心配されました。
おすすめの時期
助動詞表の暗記、参考書の内容理解等を遅くても4月中に終わらせる。
⑵単語と文法を固めた後に読解の練習
古文上達基礎編読解と演習45
文法のページと読解問題のページがあります。各問題を解いた後に本文を使って品詞分解の練習をするこ とで、登場人物の行動の把握力等、文章をより正確に読む力がつきますよ。
注意する点
品詞分解の作業を怠らない事が重要です。筆者は最初の頃古文がとても苦手でしたが、品詞分解の勉強を取り入れた事で飛躍的に読めるようになりましたー。
おすすめの時期
5月〜7月
⑶古文常識を身につける
読んでみて覚える古文攻略マストアイテム76
> 読んでみて覚える古文攻略マストアイテム76 - Amazon
古文の中では優先順位が一番低いものの、これを知っておくと登場人物の性別等の把握が楽になり、誰が何をしているのかわかりやすくなります。この知識によって得点が左右されることも多々あるので、かなり重要な勉強ですよ。
⑷文学史
SPEED攻略10日間国語文学史
受ける大学の過去問を確認してやるかどうか各々決めましょ。受かる人は大体こういう暗記ものの問題を落とさずに点数を稼いでくるので、やらないのはかなり勿体無いですよ。僕はやり始めるのが非常に遅く、一月の終わり頃からだったのでかなり焦りました。
皆さんは後回しにしすぎないようにしましょうね…
おすすめの時期
直前期の1月上旬〜受験終わりまで
⑸過去問演習
分からない部分があったら、現代語訳と照らし合わせて確認し、どこがわからなかったのかを追求し、その部分を参考書の復習などで補強するようにしましょう。古文常識などは参考書に書かれていないことが出てくることが時々あるので、ここの作業でその知識を頭に入れるのは大切です。部分的に品詞分解して、各品詞の働きを確認するのも良いですよ。
注意する点
過去問演習でも、なんとなくただ解くだけは厳禁ですよ。すぐ上にも書いた通り、わからなかった原因を追求して、復習するようにしましょうね。
おすすめの時期
11月〜2月まで
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