当然知っとくべき!お金をかけないで共通テスト赤本を準備する3つの方法
「共通テスト・センター試験の過去問は過去20年間分必ず解け!!」
大学受験を控えるみなさんは、必ず聞く言葉なのではないでしょうか。そのために書店に足を運び、各教科ごとに分かれた分厚い共通テスト・センター試験の赤本を手に取り、購入したという方も多いと思います。
しかし、中には「赤本、ほんとに買わなきゃダメなの…?」と感じている方もいるでしょう。なぜそう言い切れるかというと、私が最近の受験生ならば、確実に同じような疑問を抱いていたと思うからです。
なぜなら「ネットでダウンロードできるんだもん…」。
そう、今はネットで過去問がダウンロードできる時代! 家にパソコンとプリンターがあるならば、そっちのほうがお金がかからずにすみますよね。今回は、ネットでのダウンロードをはじめとした、「お金をかけずに共通テスト・センター試験の過去問を解きまくる」ための基本的な悪知恵をお教えしようと思います。
1.共通テスト赤本を無料で準備する方法 | ネットで過去問をダウンロード | 大手教育企業のサイトを利用 | インク代や紙代の注意点 | |
2.学校の進路指導室を活用する | 進路指導室で赤本を借りる | コピーして使用る | 貸出期間内に多くの問題を解く | |
3.先輩から赤本を譲り受ける | 先輩に過去問の譲渡をお願いする | 使い終わった赤本をもらう | お礼と感謝の気持ちを忘れずに |
①ググってダウンロード
某スタディサ○リや某マ○ビジョン、某○進ハイスクールなどなど、大手の教育系企業が過去問を何年分もPDF形式で用意してくれています。
みなさん、ご存知ですよね? それをとにかく利用しまくるととてもお財布に優しく受験勉強ができます。
しかし、何年分もの過去問を印刷するには大量の紙が必要。ご家庭で紙代やインク代がかかってしまうので、あなたが熱心に取り組めば取り組むほど、ご両親と目を合わすのがお辛くなる可能性があります。
その時は今まで生きてきた中で一番自信に満ちたお顔で「絶対期待に応えるから。」と伝えましょう。きっと…きっと伝わります。胃薬の常備もお忘れなく。大丈夫、きっと。頑張ってください。
②学校の進路指導室を最大利用
みなさんの学校には、「進路指導室」、ありますか? 進路指導室には受験に関する情報がたくさん保管されていたり、おそらく赤本もそろっていると思います。学校によっては自習室として開放している場合もあると思います。
ここで赤本を見つけたら、道が2つにわかれます。
①その赤本を借りて使う
②その赤本をコピーしてもらって使う
借りれる場合は借りましょう。しかし貸出期間があるでしょうから、その期間中にできるだけ多く解けるように心がけ、計画を立てましょう。こうすればお金をかけずに過去問演習ができます。
しかしネックなのは「冊数」。赤本が生徒数分ストックされていることはまずないでしょう。ですから早い者勝ちになってしまいます。お友達と……取り合いにならないようにしましょう。受験期の友達は一生ものです。もう一度言います、一生ものです。大切にしましょう。
とはいえ万が一のこともあります。受験期にお友達と喧嘩になったりしたら大変です。しかも原因が「赤本の取り合い」だなんて、正当なんだか正当じゃないんだかわからない上にただの黒歴史でしかなくなる可能性があります。こわいこわい。
それを避けるために(ちょっと違う)、先生に頼んで赤本をコピーしてもらうという手もありますよ。こうすれば1冊をみんなで分け合えますし、しかも家でのコピーではないのでご両親とも存分に目が合わせられそうですし、ほーら、いいことばかりですね。
けれども、一回に全部コピーしてくださいというのも難しい話ですし、先生によっては自分でコピーしなさいとおっしゃる場合もあると思います。しかしすべてはお財布の…ではなくあなたの将来のため。うまくやりましょう。うまくお願いしましょう。(最良の方法はみなさんが一番よく知っているはずです。)
③先輩から赤本を譲り受ける
これは実際に私も経験した手段です。私は10冊くらいいただきました。先輩、その節はありがとうございました……。
お世話になっている先輩からいただくというのは、なかなか恐れ多いものですが、実は赤本や参考書をいただく際に関しては先輩のお役に立てている場合もあるんです。
赤本や参考書って重いですし、かさばりますよね。そうすると、ご本人がもう使わない場合、邪魔になってしまうんです。だからと言って捨てるのも…。けど売るとなると書き込みすぎて売れないし…。そう悩んでらっしゃる場合があるんですよね。
そんなとき、後輩にわたせば、後輩は使えてうれしいし、自分はいらないものを手放せるし一石二鳥。しかも、多少書き込みが多くても、「全然大丈夫ですっ!」と後輩は喜んで使います。なんなら時々コツも書き込まれていたりして、後輩にとってはそんな教材が無料で手に入るのはありがたいわけです。
ですのでもし、先輩が過去問の処分に困っていたら図々しくない程度にお声をかけてみましょう。また、お声がかかったらぜひ受け取りましょう。お礼は忘れずに。力にすることも忘れずに。
また、余談ですがここから交際が深まる可能性もありますから重ねて要チェックです。
以上、共通テストの赤本をお金をかけずに用意する3つの方法でした!くだらないなんて言わせない。いや、でも、知っておいて損はない! 特に③は損しません!
「どうしたこの人いつもと違う…」とおもったまじめなみなさん、でもね、そう思いつつここまで読んでしまったご自分の本音にも気づきましょう。さあ、Let’s try! 迫りくる受験本番、頑張って勝ち抜きましょう!
P.S. 最後まで読んでくださったみなさんへ
正直なところ、印刷するにしろ、先輩に交渉するにしろ、時間はかかってしまいます。借りるとしても、貸し出しを待っていたら元も子もありません。
今すぐ書店に行って、1~3冊必要に応じて購入すれば、お金はかかりますが、それをいつでも活用できます。誰の目も気にせずに解きまくれます。
Time is money.ですから、よく考えて購入も視野に入れてみましょう。最後まで読んでくださってありがとうございました。
過去問やろうとしている受験生の方々、過去問についてイクスタにこんな記事がありましたよ、読んでみてください。
イクスタとは?
イクスタとはYouflex株式会社の土井万智(どいまさと)が運営する、はじめての大学受験を成功させるためのプラットフォームです。普通に予備校にいって普通に勉強するだけでは難関大学に合格できないという現実を、どう打破するか。第一志望に合格する15%に入るためには、どう違いを作るか。このテーマをもとに、Webの記事、Youtube動画、書籍、オンラインコーチングという4つの柱で独学の受験生を支援します。