[私立専願]今さら聞けない?共通テストと一般のウエイトのおはなし。
早稲田大学文化構想学部のみさです。共通テストはそこそこ取って共通テスト利用欲しい! けど、本命も近い・・・ それぞれにどのくらいのウエイトを割けばいいのか、悩んでいる人も多いのではないでしょうか。 国立志望は、12月はまるまる共通テスト対策にかける!というのは鉄板ですよね。 では、私大専願は?? 意外と語られない、私大の勉強ウエイトについて書こうと思います。
鉄則①まず一度共通テスト模試を解く
12月のはじめに、ウエイトや予定を決めるために、絶対に、全科目一回解きましょう。 そこでボーダーと比較して、過不足を把握します。例えば、MARCHをおさえるには90%くらいが求められます。もちろん、学部によりバラつきはありますが。(僻地キャンパスの学部の方がボーダーが低い傾向のようです)
「 形式に不慣れで、慣れれば余裕」か、「基本が危うくてわからない」かの見極めが大切になってきます。 前者であるなら、さほど対策は必要ありません。 基礎はしっかりあるので、本命対策に重点を置きましょう。 本命の対策(過去問など)の過程で共通テストレベルは補えるはずです。 共通テストの一週間前からは毎日共通テスト対策しかしない、という程度でよいと思います。
後者だとしたら、共通テストレベルをしっかりと固める必要があります。 基礎がなければ一般受験も危ないです。土台がぐらついたまま上に荷物は積めません。 焦るかもしれませんが、しっかり基礎を固めなおすことが一般の対策にもつながります。 「振り返る勇気」こそ大切なのです。
鉄則②自分の本音を考える
はっきり言うと、どれくらい共通テスト利用の出願先に行きたいか、です。 これが一番大事です。
一般試験で共通テスト出願校を受けるし、本命落ちたら絶対行く。という人。 この場合、共通テスト対策にウエイトを重めに置くべきです。なぜなら、共通テスト対策が一般につながるから。もし取れれば、本命の勉強時間を削って滑り止めを受ける手間が省けますね。それならば、ここでの時間の投資は、本命への投資ということになります。絶対に抑えられるよう、一日一科目は共通テストを解く、など日々の勉強の中に意識して入れていきましょう。
そのうえで、共通テストが迫るにつれて、ウエイトを重くしていきましょう。毎日触れることで形式や傾向を把握できると同時に、毎日やった!というのは確実に自信につながります。
一応出願するけど、正直本命にしか行く気はないんだよね、という人。 この場合、浪人する意思があるかどうかが重要なポイントとなります。
本当にそこしか行きたくない、一般で共通テスト出願校は受けない、浪人しても良い、というのであらば共通テストを受ける意味はないかもしれません。よく決められず出願してしまった、学校で強制だった、ならよくよく考えて、このタイミングで見送りを決めるのも多いに有効だと思います。 自分へのチャレンジとして受けたい、ならば三日ほど対策をする程度でよいと思います。本気で本命を目指すならば、それに全身全霊をかけるべきでしょう。
自分がどれほど共通テスト利用に賭けているか。 計画を立てるこの時期に、もう一度確認してみてはいかがでしょうか。
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