入門英単語帳の定番!英単語ターゲット1400の特徴から使い方、覚え方まで教えます
こんにちは。一橋大学の笠原です。
今回は英単語ターゲット1400について、英単語ターゲット1400の特徴から難易度、使い方まで詳細に説明していきます。
※実際に英単語ターゲット1400を使った人にインタービューをして、情報をまとめました。
◇目次◇
「英単語ターゲット 1400」 の基本情報
「英単語ターゲット1400」 とは?
高校生に愛用されているターゲットシリーズの英単語帳は過去5年分の最新の大学入試問題を分析し、出題頻度の高い英単語とそれに対応する最も頻度の高い意味を掲載することにより効率的に英単語を覚えることができます。
その中でもターゲット1400は共通テストレベルの英単語に焦点を当てて制作されおり、これらすべてをマスターすると共通テストで8割を取るだけの英単語の語彙を増やすことができます。
「英単語ターゲット1400」 のレベル
共通テスト対策レベルの参考書
ターゲット1400は共通テスト、または文理問わず関東なら日東駒専、関西なら産近甲龍といった中堅私立大学を目指す人向けの英単語の参考書です。
難易度としては比較的簡単なので、marchや関関同立といった難関大学を目指している人は入門編として使用しましょう。
難関大を目指す受験生におすすめの参考書
難関大学を目指している人は「単語王」を使うことをおすすめします!
圧倒的な数の単語が載っている参考書。受験で出てくるような単語はほとんど網羅されており、辞書としても使えるぐらいです。単語のレベルも基礎的なものから難関大レベルの単語まで載っています。
単語王についてもっと詳しく特徴や使い方を知りたい受験生は以下の記事を読みましょう!
高校1年生から使える!
ターゲット1400は、先ほども書いた通り、共通テストレベルです。
高校での英語学習に役立てることができるので入学してすぐに使うことができます。最初の方のページの単語は高校英語でもよく出てくるようなレベルの単語なので、とても始めやすいですよ。
英語が苦手な高2,3生にも基礎を固めるためにおすすめしたい参考書です。最後の方の単語は入試レベルの単語も載っています。
「英単語ターゲット1400」の特徴
続いて、ターゲット1400の特徴を詳しく述べていきます。
ターゲット1400の5つの特徴
他の参考書と違う点 ターゲット1400の特徴は英単語を効果的に5つの工夫が施されているところです。
入試に出る順番に単語が載っている
1つめは厳選された1400 語が入試で出る順に掲載されていることです。先頭から覚えていくことによって高校英語の基礎から共通テストレベルの英単語までが効率よく覚えられます。
進むにつれて難易度が上がるので、自分のレベルと合わせて進めることができます!
1つの単語につき、1つの意味が覚えられる
2つめは「一語一義」主義を採用することによって 1 つの英単語につき1つ、入試で出題されやすい中心的な意味を覚えることによって文脈の中で意味を推測・判断できるようになります。
1度に複数の意味を覚えようとしてもなかなか覚えられないものです。まずは1つの単語につき1つの意味を覚えましょう。慣れてきてから、他の意味も覚えたほうが応用力がつきます。
学習の目安がなるセクションが設けられている
3つめは「パート」×「セクション」によって段階的に覚えられることです。3つのパートがあり、各パート100語の区切りのセクションに分かれています。これにより、毎日の学習の目安になります。
単語と一緒に入試で出題されるフレーズが載っている
4つめは入試でよく狙われるフレーズが掲載されていることです。使われやすいフレ ーズが単語と一緒に覚えられるので長文読解や英作文の対策もできます。たとえば grow(成長する)という単語なら grow up(大人になる)といった感じです。
一緒に覚えてしまえば熟語や文法の勉強にもなるので、一石二鳥です!
持ち運びが楽
5つめはこの単語帳自体が片手で持てるハンディタイプであることです。コンパクトなので持ち運びに便利です。通学中にターゲットを持っている人は多く見かけますね。 バスや電車などの隙間時間に勉強しやすい参考書です。
音声サービスで単語を耳から覚えられる
そしてこの参考書のもう一つの特徴は単調になりやすい英単語学習を支えてくれる工夫が成されていることです。 音声サービスはその1つです。このサービスはターゲット1400に記載されているパスワードを専用サイトで打ち込むことにより音声ファイルをダウンロードすることができます。
単語カードが別売りされている
さらにターゲット1400に対応した1400語の単語カードが別売りで発売されています。暗記カードとして使用することでさらに効率よく英単語を定着させることができます。
「英単語ターゲット 1400」の使い方や勉強法
次にターゲット1400を使った勉強法や使い方などを紹介していきます。
「英単語ターゲット1400」をいつ始めた方が良いか?
この英単語ターゲット1400をやり始める時期は遅くとも2年生の終わりまでです。受験学年である3年生になってからでは単語以外にもやらなければならない英語の勉強は山ほどあるので、共通テスト対策に取り掛かる9月までに英単語をマスターすることができるか怪しくなります。
早く始めなければならない人は高校1年生からでもさっそく取り掛かりましょう!分からない単語が多くて戸惑 ってしまうかもしれませんが、学校での授業で使っていく、受験でも必ず使うレベルの単語ばかりなので早い段階で覚えておいて損はありません!
一日で英単語を覚える数を決めよう!
ターゲット1400に限らずですが、英単語を覚える場合は1日に覚える数を決めてください。その数は多すぎても少なすぎてもいけません。具体的な数としては50個、70個、100個といったところです。1日に覚える数は多ければ多いほどいいですが、他の科目との兼ね合いなどで自分にあった個数を決めます。
反復学習が大切
そして英単語帳を何周もしてください。英単語を覚えるときに大切なのは反復学習です。
具体的なやり方としては、
1日目に50個覚える、2日目に覚えた50個をテストして間違えた単語、意味を思い出すまでに時間がかかった単語に印をつけるか細い付箋を張る。そして新しく50 個覚えてください。
3日目は1,2日目に覚えた英単語のテスト。4日目に新たに50個覚えます。
5日目に4日目のテストと50個覚える。6日目に5、4日目のテスト。
7日目にこれまで覚えた200個をテストといったような方法を使えば1週間で200語を効率よく定着させることができます。
1日で50個の英単語を覚える方法
上の具体的な方法で1日で50個覚えることをご紹介しましたが、実際には1日で完璧に50個覚えるのは簡単ではありません。
もちろん次の日のテストで改めて覚え直せば良いのですが、1日で1つでも多く覚えるための方法をご紹介しますね。
ターゲット1400 は1ページに8個から9個の英単語が掲載されています。50個覚えるということは約6ページ分の単語ということです。
この6ページ分を覚えるためには「まず2ページ分覚える → テストする → 次の2ページ分覚える → 4ページ分テストする → 残りを覚える → 50個テストする」この方法で暗記するのがおすすめです。この方法は短時間で暗記をするために有効な方法です。
綴りを覚えたい受験生はノートを作ろう!
上記の方法で覚えていけばノートを使う必要はないです。ただ、志望校の入学試験で筆記が課されるなど、英単語の意味だけでなくスペルも覚えなくてはならない人もいるかと思います。そんな受験生は単語を書いて綴りを覚えるためのノートがあったほうがいいですね。 書き取りは裏紙でも大丈夫です!
「英単語ターゲット1400」と一緒に使いたい参考書
最後に英単語ターゲット1400と一緒に使用しら勉強効率のいい参考書を紹介していきます。
やっておきたい英語長文300
共通テストレベルの長文問題が載っている参考書。ターゲット1400で覚えた単語が文中で出てくるので、単語の復習にもなります。もちろん、長文読解の勉強にもなるのでおすすめです。
やっておきたい英語長文300についてもっと特徴や使い方などを知りたい受験生は以下の記事を読みましょう!
英熟語ターゲット1000
ターゲットシリーズの英熟語版。ターゲット1400で覚えた単語が使われた熟語などが載っているので、一緒に使えばとても勉強効率がいいですよ!
英熟語ターゲット1000についてもっと特徴や使い方などを知りたい受験生は以下の記事を読みましょう!
まとめ
英単語ターゲット1400について述べてきましたが、どうだったでしょうか?
英単語の参考書はたくさんあってどれで勉強しようか迷ってしまうと思いますが、たくさん情報を集めて自分にあった参考書を選びましょう。
以上、英単語ターゲット1400の紹介でした!
参考:【英語】独学で難関大合格へ。レベル別単・熟・文・長文のおすすめ参考書 - イクスタ
参考:難関大合格者50人がガチで選んだ!成績が伸びる英語の参考書おすすめランキング - イクスタ