ちょいムズ英語長文の定番!やっておきたい英語長文700のレベルや解く時期を解説!
こんにちは。一橋大学の笠原です。
今回はやっておきたい英語長文700についてその特徴から使い方まで紹介していきます。
やっておきたい英語長文シリーズは長年多くの受験生に使われている参考書です。皆さんも一度は耳にしたことがあると思います。実際それだけ英語長文の問題集としては質が高いです。
今回ご紹介することを参考にして、「やっておきたい英語長文700」を志望校に向けて活用してくださいね!
◇目次◇
やっておきたい英語長文700の特徴
やっておきたい英語長文700の特徴について説明していきます。英語の長文参考書を探している受験生はぜひ参考にしてくださいね!
やっておきたい英語長文700の基本情報
出版社
河合出版
値段
957円
やっておきたい英語長文700とは?
やっておきたい英語長文700とは河合塾が出版している参考書で、語数ごとで300,500,700,1000wordとシリーズ化されています。この参考書で出題される英語の長文は入試の過去問から抜粋しており、設問自体は河合塾の講師が独自に作成しています。レイアウトやデザインもシンプルで、とても使いやすい参考書です。
問題数はどのくらい??
問題数は15題で、1つのあたり600字~900字の長文問題が載っています。他の参考書と比べても問題数は平均的です。
東大や早慶、Marchなどの過去問が抜粋されている
問題の特徴としては東大や早慶、Marchで過去に入試で出題された問題が数多く載っているところです。入試からの抜粋なので、問題文の質は高く、より実戦に向けた作りになっています。また設問は勉強の効率が上がるようにオリジナルの問題が掲載されています。
解説に全訳が付いている!
解説には英文の全訳が付いています。全訳が付いていると復習するときにとても便利です。解いている時に意味が分からなかった文章は意味を見ながら復習することができます。
やっておきたい英語長文700はレベルは?
まず最初に「やっておきたい英語長文700」のレベルについて説明していきます。やっておきたい英語長文700は東大志望でも使えるの??March志望には少しレベルが高い?
そんな受験生みなさんの疑問に答えていきます。
難易度はMarchレベルから早慶レベル
やっておきたい英語長文700はMarch志望から早慶志望の受験生におすすめの参考書です。問題の文字数的にもそれらの難関大の入試で出題される際のおおよそ平均的な文字数の問題です。
文章レベルもやや難しいぐらいで、旧帝大レベルの難関国公立の二次対策を始める受験生にはちょうどいいくらいの難易度だと言えます。
東大志望でも使えるレベルの参考書
東大志望でもこの参考書はおすすめできます。この参考書のなかには実際に東大の問題が出題されており、東大志望でも十分対策として使えます。
レベル的にもの足りなさを感じた場合にはさらに「やっておきたい英語長文1000」をやりましょう。700よりも難しい内容になっています。
東大英語対策について知りたい受験生は以下の記事を参考にしてみてください。
共通テスト対策には向かない
やっておきたい英語長文700は共通テスト対策には少し難しいでしょう。やっておきたい英語長文700は問題文が入試問題なためそれなりに難しく、基礎が固まっていない受験生にはおすすめできません。最低でも共通テストレベルの模試で60%点程度の点数がとれるようになってから始めましょう。
共通テストレベルのおすすめ参考書
やっておきたい英語長文700はまだ少し早いかもしれないと思ったみなさんにおすすめの、共通テストレベルの基礎的な参考書を紹介していきます。
やっておきたい英語長文500
やっておきたいシリーズで500語前後の長文が勉強できる参考書。難易度は基礎的で、共通テストレベルの長文がたくさん載っています。基礎を固めたい受験生におすすめです。
やっておきたい英語長文500について詳しく特徴や使い方を知りたい受験生は以下の記事を読みましょう!
やっておきたい英語長文700を始める時期は?
自分の現在のレベルを分析してから始めよう
やっておきたい英語長文700を始めるべき時期は成績によって異なります。自分の英語力に合わせて始める時期を考えてください。
目安としては共通テスト英語で65点以上取れるようになった段階で始めましょう。この参考書は復習に時間を使うべき参考書なので、できるだけ早めに始めて復習の時間を取ってくださいね。
まずはやっておきたい英語長文500をやろう!
英語に自信のない場合にはまずこの参考書を始める前に語数が一段階少ない「やっておきたい英語長文500」に手をつけてください。
やっておきたいシリーズはとても質の高い参考書で、これまで多くの受験生の成績を上げた実績があります。共通テスト英語が60点未満の人はやっておきたい英語長文500から始めてみましょう。
やっておきたい英語長文700の使い方
続いてはやっておきたい英語長文700で英語の成績を上げる使い方をご紹介していきます。英語長文をうまく解けるようになるには参考書の使い方はとても重要です。ぜひ以下の使い方を実践してみてくださいね。
まずは真正面から問題を解いていこう!
まずは普通に英文を読んで問題を解いてください。しかし、問題を解くときにいくつかの注意点があります。
時間を測って問題を解こう!
問題はだらだら解いてはいけません。入試には必ず制限時間があります。勉強するときから常に時間を意識して勉強することで時間管理の感覚が身についてきます。この問題集の問題であればまずは30分前後を目安に解いてみましょう。理想は20分以内にすべて回答できることです。
根拠を持って設問を解く
設問を解くときには必ず根拠をもちましょう。
選択問題ならなぜその答えを選んだのか、和訳問題なら英文構造をしっかり理解して和訳するなど、必ず答えにたどり着くまでの根拠を意識して問題を解いてください。
そうすることで復習した時に間違えた部分が浮き彫りになり、効率的に英語の力を鍛えることができます。根拠が持てないものは下手に答えず空欄にしましょう。
解き終わったら解説と照らし合わせよう!
問題を解き終わったら、設問ごとに答え合わせをして解説と照らし合わせてください。ここで大切なのは正解か不正解かではなく、自分の根拠と答えの根拠がマッチしているかどうかです。マッチしていなかったら、しっかりと解説を読んで根拠を理解しましょう。
復習には音読を!
復習で一番効果的なのは音読です。音読は目と耳で英語を勉強できるのでとても効率的です!音読をする上で注意しなければいけないのは、文の意味をしっかりと捉えることです。
音読している文章の意味が分からなければ復習の意味が全くありません。文章の構文を完璧に把握する必要はありませんが、「ここはこういうことを言っている」ぐらいの認識はもって音読しましょう。自分で訳を作りにくい場合には解説に全訳が付いているので参考にしてみましょう。
やっておきたい英語長文700と一緒に使いたい参考書
やっておきたい英語長文700が対象とするレベルの大学に適した併用すべき参考書をご紹介していきます。
解体英熟語
早慶などの難関大を目指す受験生は持っておきたい参考書。1000語近い英熟語が載っており、英熟語と一緒に問題も載っているのでとても充実した内容となっています。問題を解きながら英熟語を覚えられるので、より実践的に熟語を学べます。
そんな解体英熟語について詳しく特徴や使い方を知りたい受験生は以下の記事を参考にしてください。
単語王
2000語近い単語が載っている参考書。関連単語を含めるとほぼ受験に出てくる英単語は網羅されています。単語は4つのレベルに分けられているので自分の進度に合わせて単語を勉強することができます。
そんな単語王について詳しく特徴や使い方を知りたい受験生は以下の記事をどうぞ。
まとめ
やっておきたい英語長文700について述べていきました。いかがでしたでしょうか?
英語長文の参考書はたくさんあるので、いろんな情報を集めて自分に合った参考書で勉強をすることが難関大学合格の秘訣です!
英語の参考書について迷っている受験生は、ぜひこちらの記事も参考にしてください!
参考:> 英語の参考書はこの中から選ぶだけで大丈夫。イクスタコーチが受講生に本気でおすすめできる英語の参考書・問題集 - イクスタ
イクスタの創業者、土井による論理的・戦略的な受験計画と戦略の作成
過去問に入る時期や基礎完成の時期などいつ何をやればいいか、完全にコントロールできるようになる必要があります。
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