共通テストから難関私大まで!英熟語ターゲット1000の特徴や使い方を解説【レベル・時期】
こんにちは。一橋大学の笠原です。
今回は英熟語ターゲット1000について特徴から難易度、使い方まで詳細に説明していきます。
◇目次◇
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6. まとめ
英熟語ターゲット1000の基本情報
英熟語ターゲット1000とは??
英熟語ターゲット1000は、黄色のBOOKカバーが印象的な気軽に手に取りやすいデザインになっているのが特徴の熟語帳です。ターゲットシリーズは毎年多くの受験生が使っており、大学受験の鉄板シリーズですね。
英熟語ターゲット1000のレベル
共通テスト~Marchレベルの熟語を勉強できる参考書
英熟語ターゲット1000は、ターゲットシリーズが好きで共通テスト・Marchまでの英熟語を網羅的に覚えたい人におすすめです。
早慶以上の合格を狙う場合にはもうひとつ難しいレベルの熟語が必要になります。というのも、早慶レベルの問題を解くには全ての前置詞のイメージの刷り込みが出来ていることが必須だからです。
前置詞のイメージの刷り込みは多くの受験生が省きがちですが、単純暗記の熟語では選択肢に分からない熟語が出てきた際の応用が利かないです。早慶を目指している学生で、英熟語を理屈で覚えたい学生には「解体英熟語」がおすすめです!
英熟語ターゲット1000は共通テスト・March・関関同立・国立大学受講生レベルのものであり、英熟語ターゲット1000をやり切れば、標準レベルの熟語をマスター出来ると考えればいいと思います。
早慶レベルの熟語を勉強したいなら「解体英熟語」
早慶レベルの大学を目指す受験生は「解体英熟語」などの熟語集もやることをお薦めします。なぜなら、早慶は時間との勝負であり、より多くの単語・熟語を知っていた方が文章を早く読めるようになり、より合格に近づけるからです。
また、解体英熟語は演習問題を解きながら熟語を覚えることができるので、より二次対策にはおすすめです。
そんな解体英熟語に関してもっと詳しく特徴や使い方を知りたい受験生は以下の記事を読みましょう。
英熟語ターゲット1000の特徴
続いて、英熟語ターゲット1000の詳しい特徴について述べていきたいと思います。
入試で頻出される順番に並んでいる
英熟語ターゲット1000は、ターゲットのシリーズの特徴である「出る順」になっています。全国で出題された熟語を分析してより頻出されている英熟語だけを集めて載せています。
右ページには例文が載っている
構成は、左ページに英熟語とその意味や派生語を載せています。ターゲットシリーズの良いところは、右ぺージに見出し語全ての例文を載せていることです。
しかも、この例文は、私大や国公立2次試験の実際の入試問題に使われた英文から例文を作成しているので、難しい英文に慣れることもできます。
表題通り熟語は1000語掲載されています。英熟語の量が1000語と言うのは、大学受験においてちょうどよい量です。熟語集で迷っている受験生は、とりあえずはまず英熟語ターゲット1000をおすすめします。
CDも付いている!
CDが付いている英熟語ターゲット1000もあるので、CDを聞きながら英熟語を覚えることも出来ます。CDは5枚入りで、英熟語を見て覚えるだけでなく聞いて覚えることが出来るので、見ているだけでは覚えられない受験生にはおすすめです。
フラッシュカード付き!
またターゲット1000特別版ではフラッシュカードが付いてくるものもあります。フラッシュカードとは表には英熟語、その裏には熟語の意味が書いてあるカードで、手軽に英熟語を覚えられるのがうれしいポイントです!とにかく繰り返し英熟語を覚えたい受験生にはおすすめです!
フラッシュカードで覚えるのはやめよう!
最初からフラッシュカードを使うのはやめましょう。フラッシュカードは手軽に繰り返し英熟語を覚えられますが、単語の意味しか覚えられないため、その単語がどんな文中で使われるのかを知ることが出来ないのがデメリットです。
最初、英熟語を覚える時にはターゲット1000の本を使って右側の例文を見ながら、文中での使われ方も一緒に覚えるのがおすすめですよ!
英熟語ターゲット1000の使い方
次に、英熟語ターゲット1000の使い方を紹介していきます。
まずは英語から日本語の意味を覚えよう!
さまざまな英熟語が並んでいますが、まずは英語から日本語に出来るように意味を覚えることから始めます。
ターゲット1000で熟語を覚える方法は、いきなりひとつずつ覚えていくよりは、日本語部分を紙か何かで隠してテストをして、分からなかった熟語だけを覚えていくのが効率がいいです。
そして、知らなかった熟語には通し番号にチェックを入れておくと覚えていない熟語と覚えにくい単語がはっきりするので、必ずチェックを入れる習慣をつけましょう。
テストをしてチェックを打ったらようやく覚える作業に入ります。次にチェックした英熟語の意味と派生語、右ページの例文を読んでその日本語訳を確認します。
ここで注意していただきたいのが、大学受験ではメイン以外の意味を問われることが多いので、赤字の意味は全て覚えるようにしてください。また、余力があれば、黒字の意味も覚えることが望ましいです。
ゲーム感覚で覚える
やはりどうしても、英熟語を覚えようとしてもなかなか続かない場合もあると思うので、そういう時は歌を歌う感覚でお風呂の中で覚えたり、友達と問題を出し合うなどして工夫しましょう!
何度も繰り返す
覚えられないものはひたすら紙に書いて覚えたり、自分でテストを作って覚えたり、カードにしてシャッフルしながら覚えたりなど、自分なりの覚えやすい方法で覚えるといいですね!
日本語訳を覚えるのはもちろんですが、大学受験では前置詞を問われる問題が非常に多いので、セットの前置詞も必ず覚えて下さい。人間という生き物は一度覚えてもすぐに忘れています。逆に一度覚えてしまえば復習にさほど時間はかからないです。
授業の合間の休み時間や、電車の通学時間などの隙間時間を上手く利用して、入試本番までに何週も何週も復習してください。地道な方法かもしれませんが、何度も繰り返しやることが一番の正攻法です。入試までは手を止めることなく頑張って下さい。
参考書をいつやり始めたらいいか
英熟語ターゲット1000を使う時期としては、英単語帳を1冊仕上げてからやり始めるのが望ましいですが、単語帳が途中であったとしてもどんなに遅くとも受験学年の夏休みにはスタートしたほうが良いです。
ですが、あくまでも優先順位は単語帳を終えてから熟語なので、夏前に単語帳を終わらせて、夏以降は英熟語をやるという流れが望ましい。
英熟語ターゲット1000を終えたら使いたい参考書
最後に英熟語ターゲット1000を終えたら使いたい参考書お紹介していきます。
Next Stage
nextstageは色んな形式の文法問題を解くことができる問題集です。英熟語ターゲット1000は問題演習形式ではないため、インプットのみの作業です。
Nextstageなどの英熟語問題に取り組んだり,過去問題集の中で問題を解いたりすることで、実践的な英熟語の問題に取り組んでいくと良いでしょう。
nextstageに関してもっと詳しく特徴や使い方を知りたい受験生は以下の記事を読んでてください!
まとめ
英熟語ターゲット1000について詳しく述べてきましたが、どうだったでしょうか?
英熟語の基礎を固めたい受験生はぜひ英熟語ターゲット1000を使って勉強しましょう。
イクスタの創業者、土井による論理的・戦略的な受験計画と戦略の作成
過去問に入る時期や基礎完成の時期などいつ何をやればいいか、完全にコントロールできるようになる必要があります。
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