学部・学科紹介~東京理科大学・工学部第一部工業化学科~
私が現在通っている東京理科大学について紹介します。理科大のキャンパスは、神楽坂、葛飾、野田、長万部の4か所にあります。
神楽坂キャンパス
理学部第一部(応用物理学科除く)・理学部第二部(夜間学部)・工学部(工業化学科)・経営学部
葛飾キャンパス
理学部第一部(応用物理学科)・工学部(工業化学科除く)・基礎工学部(2年次以降)
野田キャンパス
薬学部・理工学部
長万部キャンパス
基礎工学部(1年次)
(平成28年度 予定)
私の所属する工学部工業化学科は神楽坂にあるので、新宿や東京などの都会へのアクセスはとても良いです。
さて、この学科ではどんなことをしているのかというと“環境にやさしいものづくり”をキーワードに、ナノテクノロジー・材料,環境,資源・エネルギー,化学システム,バイオエンジニアリングなどの分野において様々な研究をしています。研究室は工業物理化学・化学工学・工業分析および無機工業化学・有機合成化学・複合工業化学の5分野あり、全部で10の研究室に分かれていています。
1年生では基礎学力づくりのために、化学のほかに数学や物理学、英語や日本語のコミュニケーション能力を養う科目などがあります。後半になると、物理化学・無機化学・有機化学といった専門科目の基礎を学習し始めます。また、1年生の初めから実験を行うことができるのもこの学科の特徴です。
2年生になると1年後期に引き続き、専門科目(物理化学・無機化学・分析化学・有機化学・化学工学)の基礎を学んでいきます。2年生では学んだことを定着させるために各科目について演習を行います。有機化学演習では毎回テスト演習を行ったり、化学工学演習では毎週課題が出たりと、実はこの演習が結構大変だったりします…
3年生では、さらに細分化された専門科目(コロイド、界面化学・セラミックス化学・高分子工業化学・触媒、光化学・反応工学…など)の中から、自分で選択して履修することができます。これにより、さらに専門的な知識を得ることができます。また、グループで英語の論文を読み、発表する授業や、今までの学生実験と研究室での実験をつなぐ橋渡しの役割をする専門性の高い実験も行います。
4年生になると、研究室に配属し、各テーマに対して研究をしていきます。
この学科は実験や演習に追われて忙しい学科ではあるのですが、サークルやアルバイト活動を行っている学生も多いです。また、試験前に学生同士がお互いに勉強を教え合ったりする姿もよく見られます。男女比は8:2ほどで男子の数が多いのですが、工学部の中では女子の割合が高いほうです。また、大学院への進学は7割を超えます。化学に興味がある方は、是非入学してください!
イクスタの創業者、土井による論理的・戦略的な受験計画と戦略の作成
過去問に入る時期や基礎完成の時期などいつ何をやればいいか、完全にコントロールできるようになる必要があります。
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