大学受験と部活を両立させるための意識や生活習慣のコツ
「部活との両立」といっても要は自分次第。
しかしながら、これから受験を迎える皆さんにとっては経験をした事のない「未来」であるため予測はつかないと思います。なので、少しでも参考になればと思い私の体験を記していきます。私は「受験の成功」を大学受験と例えるなら「受験の失敗」は高校受験でした。対比して書いてみるので「中学・高校受験は自分もこんな感じだったなー」と思い当たる人であれば、より参考にしていただきたいと思います。
受験をナメて失敗した高校受験
私の公立中学校に通っておりバスケットボール部に所属していました。部活も部長を任されていて男女部ともに練習を見るのは大変な忙しい日々を送っていました。引退時期は少し早く、3年生の夏前でした。また、塾にも通っていて1年生になる前から入っていました。
成績は学校の評定も5段階評価で4.5ぐらいと高い方だと思います。数学も昔から得意で模試でも全国で上位を取るほどだったので調子に乗っていて、授業だけはしっかりと受けて家では勉強をしないという感じで、受験期でも1日5時間勉強すれば良い方だった思います。
さらに直前になっても過去問も点数が取れていなくとも解説だけさらっと見てわかった気持ちになっていました。
こんな感じでは志望校にも受かるわけも無く、第一志望には合格できずに学校の評定で滑り止めにしていた学校に進学しました。
高校受験を教訓に大学受験ではストイックに
受験を甘く見ていた中学校を振り返って高校生では全ての意識から改革しました。
高校は私立の進学校で中学と同様にバスケットボール部に所属しました。高校では副部長を務めていました。引退時期も中学と同じく高校3年生の夏前頃で、放課後はほぼ毎日ハードに部活がある生活でした。高校の授業が全てレベル別授業であったため、毎回のテストがクラス移動に関わると1年生から集中していました。
塾は受験1年前のセンター試験同日模試から大手映像授業の塾に通い、部活が終わって20時から毎日少なくとも2時間は勉強するように自分のペースを作っていました。移動機関では必ず英単語帳をやると決めていました。というのも、ほぼ毎日部活の朝練があり、隙間時間を有効活用しないと勉強時間を確保できない生活だったからです。
夏休みは15時間を40日間、みっちり勉強して、夏が終わってからも怠けないように勉強を続けていたつもりです。
過去問演習も第一志望は10年分を3周分やり、第二志望以降も何年も解きました。その結果、第一志望には惜しくも落ちてしまいましたが、進学することになった国立大学をはじめ、他の私立大学にはすべて合格することができました。意識を変える事は簡単ではありませんが、自分は高校受験での失敗があったためにすぐに勉強に対する姿勢を変える事ができました。
私と同じように「高校受験は何となく入ったからなー」という受験生もいると思います。そんな状況から本気で大学受験に向かうために自分がモチベーションにしていたポイントを少し紹介したいと重います。
モチベーションの保ち方
○ 問題集をすぐに終わらせる。
どの教材も二周はするので、「1周は終わらせた」という経験が自信につながりモチベーションUPにつながります。
○ 色々装備しておく
自分は気分屋と言う事もあるので、英単語や古語単語や簡単な数学問題集を持っておく事によって集中力をキープする事ができました。
○ ご褒美
これはよく言われる事ですが、おいしいご飯やちょっとした運動など「6時間集中したら・・・」と自分から勉強に進めるようにうまくコントロールをしましょう。
部活生が勉強時間を確保する方法
○移動時間は積極的に!
移動時間は計算すると大きなものです。「移動時間中に勉強する予定表」などを作ってみるとよりいいと思います。
○夜はしっかりと寝る
「部活生だから体力がある」のと「睡眠をとらない」のは別です。「勉強量=質×量」なので、睡眠時間をしっかりととらないとやった時間に満足するだけです。
大学受験は人間として成長できるからぜひ全力で取り組んで欲しい!
私は高校3年間の評定はオール5(5段階評価中)でしたが推薦は取りませんでした。指定校推薦やAO入試や公募推薦など色々と集中力をかき乱ことも出てきますが、「大学受験」は乗り越えないと人間として成長しません。部活生のガッツでぜひ、耐えてみてください。
陰ながら、皆さんの合格をお祈りしています。
*この記事はモチベーション特集の記事です*
モチベーション特集では勉強のやる気が出ない、勉強に集中できない受験生に向けて書いた記事を紹介しています。