残念ながら、あなたは不合格です。
電話の奥から、こう、言葉を突きつけられました。
「残念ながら、あなたは不合格です。」
私は2014年度早稲田大学教育学部数学科の試験で落ちました。「なんだよ、こいつ。落ちたのかよ・・・」と思う方々もいると思います。しかし「失敗は成功のもと」という言葉があるように、私の人生では有効活用することはできませんが、皆さんの反面教師的な存在として頂けたらと思い書きました。
自分について語る暇があるなら、第一志望に向かって努力するあなたに経験を話したいので、ほどほどに。
私は私立高校に通っていました。センター同日の点数を見て「このままではまずい」と大手映像予備校に「今でしょ!」と入塾。志望校は6月まで横浜国立大学でしたが、「数学教師になりたい」と上の学部学科を選びました。男子校だったのもあり、理系ながらに本キャンを使えるのは魅力的でこの大学への熱もあがりました。センター試験の点数も判定がB以上をとるようになり、Aが取れた時には最高でした。過去問練習でも合格者平均を上回り、苦手だった英語も早稲田の読み方が染み付いて準備は万端でした。しかしながら、不合格。
なにがあったか。それはメンタルの弱さでした。
毎日毎日「俺は早稲田大学教育学部数学科に受かる!」と紙に書いてきたりしたこと、周囲の「受かるだろ」という期待など、色々な物が理工学キャンパス別名「銀(sirogane)の城」で重りとなりました。今までに幾度も緊張感はくぐり抜けてきたつもりでしたが、駄目だったようです。
考えてみれば何を伝える事ができるだろう。反省したところで、自分での評価や試験までの模試では完璧でしたので。ただ、第一志望という壁は思っているより何枚も上です。
今までに出てきた模試の判定が結果ではありません。
最終日に「もう何もできない」と言えるまで努力を惜しまないでください。
頑張ってください!
*この記事は不合格体験記特集の記事です*
不合格体験記特集では不合格から学んだこと、受験勉強をしている受験生に知ってほしいことをまとめています!
イクスタの創業者、土井による論理的・戦略的な受験計画と戦略の作成
過去問に入る時期や基礎完成の時期などいつ何をやればいいか、完全にコントロールできるようになる必要があります。
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