インプットと演習のバランスはどうすれば?不安な受験生へのアドバイス
そもそも「インプット」「アウトプット」って?
まず、「インプットと演習」のイメージについてですが、これはインプットで知識を頭にいれて、演習でその知識を使用してみると行った具合です。すなわち、インプットは暗記で演習は応用です。このバランスについては、科目毎に異なる部分もあると思いますが、大まかには以下のようになると思います。
文系科目の「インプット」「アウトプット」
現代文以外の科目は、基本的に覚える科目です。知識の部分なくしては何もできない範囲といえます。そういった科目ではやはりインプット重視でいった方がいいだろうと思います。逆に現代文などは、知らない単語を減らしていくぐらいしかやる事がない、ということができ、また問題になれてしまえば点を取る事ができる科目なので、こちらは演習重視の方がいいと考えられます。しかし、現代文はそこで扱われやすいテーマをあらかじめ抑えておけば論旨が掴みやすくなるので、その意味ではやはり知識のインプットの必要性はあるといえます。
理系科目の「インプット」「アウトプット」
理系科目は、総じて、知識の部分はそれほど多くなくて、むしろ基本的な知識などをうまく応用する能力が問われるのが特徴です。そのため理系科目においてのインプットは言葉の意味、定義を知っておくだけで十分、という事も言えます。しかし、普通そんな事ではなかなか問題は解けませんね。すなわち、理系科目では基本的な問題の解き方も含めてインプットしていく必要があります。つまり、問題の解法までを基本知識としてインプットするのです。うまく暗記を進め、そして自分の実力+αの問題で演習を積めば盤石です。
インプットとアウトプットを丁寧に積み重ねていく
すなわち、上でみたように基本的にはインプットを学力の基本におくというイメージです。よほどの天才でない限りは、勉強は知識の積み重ねです。知識の積み重ねが学力の土台となっていくのです。この事を念頭において受験を頑張って行きましょう!
イクスタの創業者、土井による論理的・戦略的な受験計画と戦略の作成
過去問に入る時期や基礎完成の時期などいつ何をやればいいか、完全にコントロールできるようになる必要があります。
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