参考書は1冊を最後までやり切ることが一番効率がいい!
みなさんは受験勉強をする上で、参考書をどれほど使っていますか?一冊を極める、分野毎に使う参考書を変えるなど、いろいろな選択があるかと思います。あるいは、たくさん問題集を買い込んで次々に解いていくなどですね。
こういった参考書の使い方ですが、基本的にはこれと決めたものをまず一冊完璧にやり遂げるスタイルの方がいいです。複数冊やることに対するメリットはないわけではないですが、オススメできません。以下で理由を述べていきます。
1,一冊の参考書から得ることができるものは意外に膨大
要するに、ある一冊の参考書から得ることができる受験に関する知識などは、そう簡単には完璧にできないほどたくさんあるということです。それらは、意識して取り組むことにより深めることが可能なのです。数学でいうなら、問題を解いた際に普通に答え合わせをしてそれだけで終わるのではなく、さらになぜその解答を採用するに至ったのか、そしてなぜその解答が正しいのかといったところまで思いを巡らせる(当然ながら難問など一部の問題に限って行うべきだが)ことで、普通に解いていては得られなかったであろう深みのある実力が培われます。
2,多くの参考書に取り組むと一冊あたりの効果が弱くなりがち
上で述べたように、一冊をしっかりとやるのは時間がかかります。それなのに多数の参考書や問題集にあたるのは各一冊についてその完成度は低くなり、浅い実力しか養われません。
3,そもそもやった気になる
自分にもあったことですが、参考書が手元にたくさんあると、それだけでなんとなくめっちゃ勉強してる気になったりすることがあります。そしてやらなかったりする。とても危険ですね
4,頭が混乱する
同時に多くの参考書を進めていると、それもまた勉強してる感が出て来るのですが、上記のように一冊についてちゃんと仕上げられる度合いが低くなりがちですのでやめておいた方がいいでしょう。
まとめ
参考書は同時進行ではなく、一冊を仕上げて行くスタンスで。ただ、せっかくなので使う参考書はよく選びましょう。
文系の人は以下の記事で文系数学を勉強する上で必要な参考書を紹介しているので、参考にしてください!