国公立大進学のための3つの鉄則: キミの成功へのカギを握る早期スタートと早期決定
みなさんこんにちは。
今回は国公立大学を志望している受験生へのアドバイスを送りたいと思います。まあアドバイスと言ってもざっくりしすぎていますので今回は国公立大を受験する上で押さえてほしいこと3つを厳選しましたので参考にしてみてください。
早期スタート
これは鉄則中の鉄則です。国公立大学を受験する上で一番考えなければならないのは、共通テストで5教科7科目(大学によるが基本)勉強しなければならないことです。つまり私立受験者よりも1教科に充てられる勉強の量が限られます。例えば、高3の夏休みにぜんぶで500時間勉強するとしましょう。単純に計算すると私立志望者は1教科あたり160時間勉強できるのに対し、国公立志望者は1教科あたり70時間しか勉強できません。こう見るといかに早めに各科目を仕上げていかなければいけないことがわかるでしょう。
つまり私立受験者と同じように勉強を開始していては遅いということです。一番ベストなタイミングというのはありませんが、早ければ早いに越したことはありません。おすすめは高2の春にスタートをきることです。(東大・京大志望者は高1から)
私立受験者はだいたい高3になる直前にスタートをきる受験生が多いのでそうした受験生より1年はアドバンテージを持っておきましょう。勉強で差をつけるには高2の勉強量が重要です。
志望校決定は早期に
国公立大の特徴は大学によって出題傾向や科目、配点が大きく異なることです。私立大学は3科目で配点もどんなに違っていても2対1くらい(これも稀)です。しかし国立大では4対1や5対1という大学も稀ではありません。また大学によって出題範囲が大きく異なりますし、傾向もさまざまです。
そうした二次試験の対策を立てるためにも高3の3月~4月までにはだいたいのメドを立てるといいと思います。それによってどの科目に力を入れるのかがはっきりし勉強の計画が立てやすくなると思います。また大学によって共通テストと二次試験の比率も違うのでどちらで点数を稼げるのかなどの戦略も立てておきましょう。
国公立大を志望する人は、大学でやりたいことがある人も多いとは思いますが、その大学ではどんな研究をしているのか、どんな教授がいるのかなども事前にオープンキャンパスに行くなどして情報収集をしておきましょう。
参考URL:「大学受験パスナビ」
高2のうちに主要科目は完成させる
最初にも書きましたが国公立大学は共通テストが5教科7科目、2次試験が3~5教科という大学がほとんどです。つまり共通テストしか使わない科目が存在するわけです。このセンター科目に多くの時間を割くわけにはいきません。また2次試験では私立大学とは違い論述(つまり単語や用語ではなく説明する問題)が多く出題されるので暗記偏重型の勉強ではまったく通じないということです。つまり私立大学よりも深い理解が大切になります。
そのため主要科目(2次試験で使う科目)に関しては高3になる前に一通り勉強しておきましょう。ある程度受ける大学レベルにもよりますが2次試験で使う科目のうち1,2つは共通テストの目標点を突破しておきましょう。(4月模試で)自分の得点源の科目がないと国公立は特に合格が難しいです。
僕自身も共通テストレベルの勉強は高3の10月くらいには完成していましたが、やはり2次対策までやりきることができませんでした。高3の8月には主要科目の共通テストレベルの勉強は完成させておくといいと思います。
今回はかなり抽象的な話をしましたが、どれも大事なことです。「まだいいかな」と思っているあなたは、もうスタートをきっている受験生に大きな差をつけられているということを自覚し、一日でも早くスタートをきってください。
全体のスケジュールサンプル例をこちらから見てみてください。
イクスタの創業者、土井による論理的・戦略的な受験計画と戦略の作成
過去問に入る時期や基礎完成の時期などいつ何をやればいいか、完全にコントロールできるようになる必要があります。
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