お金をかけずに大学へ!「お金」に負けない大学の選び方
これは「大学行きたいけれど、東京は遠いし、お金もかかるし、別にいいかな……」と、考えているあなたにこそ読んでほしい記事です。
「こだわりはないけど大学に行きたい」、けれども知ってるところは遠いからお金がかかる、塾も近くにないと考え、大学受験を諦めてしまう受験生は少なくないようです。そう、大学進学にお金がかかる、これって本当に大きな問題なのです。ではもし、その「お金」を必要最低限で済ませられたら、あなたはどう考えますか…?これからそんな技を3つお教えします!もし「行きたい」と、思った瞬間に覚えがあるのであれば、進学以外の道を決める前に一度、考えてみましょう。
①身近な大学を知ろう!
大学って、もちろん都市部にだけではないんです。自分が住んでいる都道府県に、街に、どんな大学があるかをあなたはご存知ですか?どこにあるのか、どんな学部があるのか、または文化祭はどんな雰囲気なのかご存知ですか?
まず、「どこにあるか」。自宅から通える範囲で大学進学をすれば、まず下宿やひとり暮らしをする必要がなくなります。場所によっては交通公共手段を使って通学する必要が出てくるとは思いますが、交通費もひとり暮らしをするための費用に比べればずっと安く済みます。
次に、「どんな学部があるか」。大学って、一つの学問を決まった大学でだけしか学べないなんてことはないんです。大学に、はっきりしたこだわりがなければ、あなたの身近にある大学から選んでみるのもいいかもしれません。大学の公式サイトや、ベネッセや大手予備校のサイトにも詳しく学問の詳細が載っているはずです。そこで気になる学部を研究してみるのもモチベーションUPにつながります。
最後に、「文化祭はどんな雰囲気か」。これ、意外と大事です。文化祭は学生の個性が出ますから、その雰囲気を味わうのもいいですね。サークル単位での出店もありますから、自分の趣味にぴったりな団体をみつけてもるのもいいでしょう。
②高校を最大活用しよう!
志望大学が決まったら、今度は合格に向けてしっかり走りださねばなりません。でも予備校や塾に通うとなると、また大きなお金がかかりますよね。だからやっぱり受験やめよう…いえいえ、それはもったいない!!正直大学は、予備校に通わなくても合格を手にすることが出来ます。そして「独学で大学合格」をサポートするのが我々イクスタディエの目的でもあるのです。でも不安だ、そんな意見ももちろんあるでしょう。その不安を打破するために、もっと身近な高校を活用するのが手です。
そのために頑張ること、それは「必要な授業をしっかり聞くこと・分からないこと減らすこと・自分を考える時間を増やすこと」。
そもそも、塾や予備校の一番の良さは「やらなくてはいけない環境で効率よく勉強できること」だと思います。そのためにお金をかけるのです。でも、それって自分次第でお金をかけずに出来ることだとも思うのです。学校の勉強はわからない、と思う方もいるでしょう。そうしたらとにかくわかるまで先生や理解している友人を頼ってください。「先生ちゃんと教えてくれない、嫌われそう」なんて意見も出てきそうですが、そこは意地です。頑張ってください(笑) だってあなたの人生が決まるかもしれないんですから。その公式一つで、英文法一つで。そう、この「意地」が、自分を考える時間を増やしていくのです。
③受験方法と奨学金を知ろう!
行きたい大学を決めて、合格を目指して走り出したら、さらに大学そのものと向き合いましょう。
まずは受験方法を研究して。受験って、ペーパーテストだけじゃないんです。例えば推薦入試、これは高校の成績や実績で受験できる制度ですね。それからAO入試。これは大学側が課す課題をクリアすることで合格を手に入れる制度です。大学によってばらける入試方法ではありますが、成績はあまり関係ないとされる受験方法の一つでもあります。それから各々の大学が独自に設置している入試方法、これは要研究です。その受験方法での合格によって奨学金がもらえたり、学費が免除になったりする場合もあります。一般入試を受けるとなると1出願で約35000円、センターだけでも1出願で約15000円、受験費だけでもだいぶかかっちゃうんです。しかしこうした受験制度を用いれば、さらに費用を押さえられますし、受験自体が早い時期に終わることが多いので、卒業までの期間をバイトで資金稼ぎ…なんてこともできます。本当にお金を必要最低限で済ませる方法、意外とたくさんありますから、根気強く研究をしてくださいね。
最後に...
以上3つが大学受験と「諦め」ずに向き合う方法です。
とはいえ私自身、大学へ通うことがすべてだとは思いません。しかし、大学にいて知ること・変わることって本当にたくさんあります。そしてこれは何より大学3年目の私が今感じていることなのです。そうしたことを強く感じると、あなたの進路選択の中に「諦める」という文字が並んでしまうことはおすすめ出来ないわけです。
住んでいる地域、生まれ育った家族・家庭環境、周りの友達の影響、いろんなことが織り成されたうえであなた自身が今いるのです。だからこそ、あなたにあった進路選択を自分で見極めるって、難しいことなのかもしれません。でも、どうか忘れないで。これからあなたが歩んでいく道は、あなた自身しか作り上げられない道だということを。
どうか、読んでくださったあなたの道しるべになりますように。