英語と私①「やらなきゃ」のきっかけ
現在大学で、国際学部に通っている私は、1,2年のころは英語漬けの毎日で3年になった今も、日々英語に触れる機会の多い毎日を過ごしています。終始英語だけでディスカッションをする授業もあれば、英語でプレゼンを学ぶ授業などいろいろな英語の授業を受けましたし、学外では国際交流パーティーに足を運んだこともあります。ネイティブの方と1対1でカフェにてお話をしたり、名所を案内したりしました。もちろん、日本語を学びに来ている方々ですが、日本らしい大事なところは、やはり英語で話さねば伝わりません。いつもドキドキするのだけれど特に怖さもなく、英語を使う機会を得ていた経験もあります。我ながら、あのころはアクティブだったなあと思います。笑
そんな私ですが、英語がずっと得意であったわけではありません。中学のころなんて、、、ちょっとお話出来ないレベル← その悔しさを払拭すべく高1のころは、毎週先生のお部屋に伺ってお教えいただいていたのですが、やっとそこでスタート地点、くらいのレベルだったんですよね、危機意識ばっかりでした。笑 …なんて笑い事ではありません。
しかし、とあるきっかけによって「英語やらなきゃ」と思い、またあるきっかけによって「英語やりたい」と思うようになったのです。そしてその2つのきっかけが、今、国際学部に通う私に通じているのです。今回は2回に分けて、「やらなきゃのきっかけ」、「やりたいのきっかけ」をお話していきたいと思います。受験英語の勉強法、というよりも、英語という学問へ興味をもつきっかけになればいいなあと、そんな気持ちでお話しますね。
さてさて、お話がそれましたが、とにかく英語大の苦手からスタートしている私。
そんな私が、本格的に英語をやらなきゃ!!と思ったのは、高2のころの短期語学研修でした。初めてのヨーロッパ、初めてのイギリス、ぜんっぜん分からない英語の授業、英語のミュージカル。思い出たくさんの3週間だったわけです。その3週間の中で、「ぜんっぜんわからない」英語が、だんだん聞き取れるようになって、指示を理解できるようになって、そして自分からも少しずつ口を開けるようになって。一緒にスタッフに方と冗談を言って笑えた時、もうなんとも嬉しかったのです。
そして3週間後、やっと余裕の出てきたころに「さようなら」の時期。思い出いっぱい、ありがとうがいっぱい。でも、伝えたいありがとうが「Thank you.」でしか表現できなかったんです。「○○してくれてありがとう」「あなたのおかげで○○だった」とにかくいっぱいあったのに、あのころの私には言えなかったんですよね。「あなたにお会いできて本当に光栄でした」こう言いたかったのに、言えなかったんですよね。それが何より心残りで仕方なかったのです。
そう、それが「やらなきゃ」のきっかけ。
涙を目に含みながら、手を振ってくれるスタッフを見つめていた車内で、「英語、やらなきゃ」と思ったのです。『いつかここに戻ってくる。そして、「ありがとう」を「Thank you.」以外で伝えたい。』そう心に決心して。
これが私の英語に関する出発点です。
「ありがとう」を「thank you」以外でいえるようにする勉強が直接大学に受かるための勉強につながるかというと、そこは何ともいえません。ただ、大きなモチベーションにはなります。「英語、苦手だけど好きだ」という方は特に、まずは「やらなきゃ」のきっかけに出会えるといいでしょう。そうしたらすぐに、「やりたい」が見つかります。「英語なんて大っ嫌い!けど受験には必要だ…」と感じている方も、同じです。直接的な受験勉強としての英語でなくて構いません。どこかで受験英語を離れた英語に触れてみたいところですね。
最後にここで、1番初めの文を読み直してみてください。実は2つの英語のお話をしていたんです。1つは勉強としての英語の話、2つ目は楽しみとしての英語の話。今回と次回で私が重視したいのは後者の方。きっとあなたをずっと深さのある英語に導いてくれる英語の存在です。
次回は「やらなきゃ」と思って英語を意識し始めた私が、とうとう「英語やりたい」と思った大学でのきっかけを話します。ちょっとワクワクしてくださった方がいたら嬉しいなあ、なんて思いながら、またお目にかかれるのをたのしみにしています!
イクスタの創業者、土井による論理的・戦略的な受験計画と戦略の作成
過去問に入る時期や基礎完成の時期などいつ何をやればいいか、完全にコントロールできるようになる必要があります。
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