横浜国立大学への道②合否を左右した過去問演習編
前回の横浜国大への道①の続きで、私の横国の合格体験記の秋からの過ごし方を紹介します。
①から読みたい人はこちら!
私はセンター試験を受験する年でしたがみなさんは共通テストですよね。共通テストと読み替えていただいて大丈夫ですので読み進めてみてください★
◇この記事の目次◇
【高3 9月〜10月】
学校が始まると、夏休みのように一日中勉強はできなくなります。
効率よく、無駄のないように勉強するため、まず9月からセンターまでの大まかな計画を立てました。
- 9月〜10月 センター演習、仕上げ
- 11月 横国過去問、早稲田過去問
- 12月 横国過去問 センター対策
- 1月 センター対策
《参考》受験生時代の勉強手帳大公開!秋以降の過去問演習の計画の立て方
第一志望合格のためには過去問は10年×3周が必要だと言われていますが、横国の過去問は9年分しか手に入らなかったため、年内に9年×2周を目標計画をたてました。
計画を立てるとやる気が湧いてきます。夏休みで波に乗った上、合格のために必要な勉強量がわかった私は自分の必要な、やりたい勉強ができない学校の授業がとてつもなく嫌になりました。
この頃の私は、ほぼ毎時間授業中は内職。先生も初めの方は注意をしていましたが、理解してくれたのか見兼ねたのか、しばらくすると何も言わないでいてくれました(笑)
また、通っていた高校は進学校ではなかったので、周りの気の緩んだ雰囲気がとても勉強に集中できるものではありませんでした。もちろんわいわいしている雰囲気はそれはそれで楽しいものだったのですが、横国に合格したい気持ちのほうが強かったので当時は学校がとても嫌でした。
ついに私は学校に行かなくなります…(笑)
毎日行かなかったわけではないですが、週に1日、2日は学校に行きませんでした。
学校に行く日は、
- 行き帰りの電車と授業中にセンターのみで使う科目(現社、理科)の暗記
- 放課後は予備校の自習室に行き、チャートでセンター数学の演習、私大•センターの過去問
学校に行かない日は、
-
朝7時からチャートでセンター数学
-
午後からセンターの暗記科目
-
普段の帰宅時間の頃(16時頃)から予備校の自習室で、私大・センター過去問
といったスケジュールで過ごしていました。
学校に行かない日は、数学と過去問にたくさん時間が割けることがとてもよかったです。
私大の過去問は主にMARCHの過去問を問題集のように使っていました。科目は英語、国語、日本史です。
センターのみで使う科目は、『センター試験◯◯の点数が面白いほど取れる本』 シリーズを使っていました。これは問題集ではなく参考書なのですが、理解しやすく記憶に残りやすいのでセンター試験当日まで使い続けました。
学校をサボりつつ、コツコツ勉強をして受けた10月のセンター模試の結果は
- 英語 191
- 国語 141
- 数① 75
- 数② 60
- 日史 91
- 現社 76
- 理科 69
です。
全科目の点数が8月よりも伸びています。合計で703点、得点率は78%!!8月から76点UPです。
これでセンター試験の対策は一区切りつけることができそうだったので、ここから本格的に私大、二次対策に入ります。センター対策は苦手な数学だけ、毎日触れることにしました。(もちろん、暗記科目は授業中に内職してます(笑))
【高3 11月〜12月】
ここからは過去問演習の毎日でした。
過去問演習の際に気をつけたことは次の3つです。
- 時間を計って解く
- 時間内に解き終わらなかったら時間を延長して解き終える
- 苦手分野の分析、復習は手を抜かない
この3点を意識して過去問演習を進めて行きました。
センターも上手く点数が取れるようになっていき、第一志望の過去問も計画通り進められて、毎日楽しくて仕方ありませんでした。
横国が12月あたまに2周終わったため、早稲田大学も受験予定だったので、志望度の高かった教育学部を中心に過去問演習を進めていきました。
私大、二次の演習が終わる12月中旬からセンター対策を始めます。もうセンター試験1ヶ月前です。10月から私大、二次対策に力を注いできたので、久しぶりのセンターです。
センター対策を再開して1週間後に受けたセンター模試は、
- 英語 191
- 国語 104
- 数① 73
- 数② 70
- 日史 78
- 現社 72
- 理科 53
という結果でした。
合計で638点、得点率は70%です。8月の模試とほぼ同じ点数まで成績が落ちてしましました。
確かに、センター対策はしばらくお休みしていたとはいえ、本番まであと1ヶ月。
この模試を受けた直後は、今までどんなに点数が上がらなくても、昨日やった問題が今日できなくなってても、焦りも落ち込みもせずただただ前向きにポジティブに勉強していた私でもさすがに焦りました。しかし、焦りましたが弱気にはなりませんでした。
まず、このときに立てた私の戦略は
- 数学は現状維持
- 国語の演習
- 日本史、現社、理科の詰め込み
です。
数学はもうこれ以上成績は伸ばせないと割り切り、慣れを重視して演習を続けました。
国語は時間を80分しっかりと計り、実践問題集を毎日2回分以上解きました。
日本史、現社は過去問から同じ問題が繰り返し出題されます。参考書の知識を詰め込みながら、過去問も問題文や選択肢を覚えるまで、何度も何度も解きまくりました。
演習を続けているうちにセンター試験10日前。
自分でもよくわからないのですが、この頃の私には自信しかありませんでした。“センターに失敗するかもしれない”や、“合格できないかもしれない”なんてことは全く感じず、驚くほど自信に満ち溢れていました。半分は根拠のない自信だったと思いますが、センター試験に関しては膨大な演習量があの自信を作っていたと思います。
そして、とうとう勝負のセンター試験当日がやってきました。
《高3 9月〜12月まとめ》
●この時期は、学校の授業は意味があるかないかを見極めることが大切です。全てとは言いませんが、授業によってはただの時間の無駄になることもあるかもしれません…。
⚫︎戦略、計画を立て、それを確実にこなす!時間がなくなっていく中で、今自分がいつまでに何をすべきかを把握しないともったいない時間を過ごすことになります。
~続編~
この記事で紹介された記事
イクスタの創業者、土井による論理的・戦略的な受験計画と戦略の作成
過去問に入る時期や基礎完成の時期などいつ何をやればいいか、完全にコントロールできるようになる必要があります。
> 論理的で抜け漏れのない受験計画の立て方が分かる イクスタコーチ