横浜国立大学への道③受験本番~センターから横国二次まで~
いよいよ最終章です!
①、②から読みたい人はこちら!
【センター試験】
いよいよセンター試験当日。
前日の昼間は少し緊張してたものの、膨大な演習量と、横国に合格したい!という強い気持ちで夜には何故か自信満々だった私…。
当日の朝は寝坊までするという余裕っぷりです…(笑)今考えると恐ろしい…
それでも、余裕を持ったスケジュールだったので、朝7時から試験会場の最寄りにあるスタバで試験科目の日本史、現社の過去問を見ながら最終チェックを1時間ほどしてから会場に向かいました。
ラッキーなことに、日本史、現社は直前にチェックした過去問から同じような問題がたくさん出題され、国語もいい調子で回答でき、英語はいつも通り!
自信満々の笑みで帰宅です。
自己採点をしたくてたまりませんでしたが、万が一最悪な点数だった場合翌日に響くので、そこは我慢しました。
2日目、理系科目。
前日と同様、早めに最寄駅に行き最終チェックをしてから会場へ。
1科目目の理科はよく問題が理解できず、できたのかできてないのかわからないといった手応えでした。2科目目、3科目目の数学は、正直ほとんど勘です。全くわかりませんでした。そこでも、たぶんみんなできてないだろう、と言い聞かせ、焦ることなくできるところを確実に解いていきました。
ヘトヘトになりながら帰宅。
一人で自己採点するのがとても怖かったので、予備校の友達の横でやりました(笑)
-
英語 184
-
国語 160
-
数① 55
-
数② 45
-
日史 86
-
現社 91
-
理科 66
合計で687点、得点率は76%。
なんとか、前年のボーダーはクリアです!
後日届いたセンターリサーチの判定も3社でBBAと、まずまず。
横国合格まであと一歩のところまで来ました!
【センター後〜横国入試】
センター試験が終わり、横国二次に向けて最後のラストスパート!!!
…といいたいとこですが、センターがそれなりにうまくいき気が抜けた私は、センター試験翌日からおよそ1週間、10時間睡眠の生活を送ります…。
朝10時に起き、昼から勉強を始めるという生活。センター試験の自己採点が合っている保証はどこにもないし、私大対策もしなければならないので、こんな生活じゃダメだダメだと思いながらも、横国は二次試験で半分得点すれば合格できるという安心感は大きく、それによって狂った生活習慣をまた元に戻すのは困難でした。
さすがにまずいと思い、2月から朝早く起き、地元のカフェで朝勉強をする生活をはじめました。
横国の二次試験の科目は総合問題で、主に英語、国語が中心の試験内容だったので、ここからは英語、国語、日本史の勉強のみです。
最初に、私の私大の出願校、結果です。
◯ 東京女子大学現代教養学部
◯ 中央大学文学部(センター利用)
× 中央大学文学部(一般)
× 早稲田大学教育学部
× 早稲田大学文学部
× 早稲田大学文化構想学部
です。滑り止めと第一志望しか合格しませんでした。
最低限おさえておきたかった中央大学がセンター利用で合格できたので、横国対策に力を入れ、早稲田対策はできる範囲で過去問演習をしていきました。
横国の二次対策はかなり苦労しました。対策のしづらい総合問題だったからです。
《横浜国立大学教育人間科学部学校教育課程志望の受験生へ》
総合問題は対策が難しいです。英語、国語、数学、理科、社会の融合問題…といったところでしょうか。しかし、毎年どの分野が出るかわからないので対策が難しいのです。
ここで、私が実践した総合問題対策を紹介します。
詳しくはこの記事で紹介してます!
【二次試験対策】横浜国立大教育人間科学部 謎の「総合問題」対策法
①文章を要約する練習
総合問題は読解、記述が中心になります。時事問題や簡単な知識問題も出題されます。私は国語、特に現代文が苦手で記述対策にはとても苦労しました。
そこで、実際に行った対策2つあります。
一つ目は、『日本の論点』を読み150字で要約する、というものです。『日本の論点』は、政治・経済問題から教育・スポーツ・流行など幅広い分野についての各界著名人のコラムをまとめている年刊論争誌です。これを読むことで時事問題も身に付けることができます。150字でまとめる理由は、総合問題は100〜150字で記述させる問題が多かったからです。そして、要約したものは添削をしてもらいまた書き直します。これによって、本文を理解する、内容をまとめる力をつけました。
二つ目は、得点奪取 現代文という河合塾の参考書です。
これは国公立現代文対策用の問題集で、解説がとても丁寧で採点基準や回答のポイントまで書いてあり、一人でもきちんと採点できる優れものでした。
②理系問題対策
総合問題では、文系の受験生でも理系の問題を解かなければなりません。
理系問題対策としては、『発展コラム式 中学理科の教科書 物理・化学編』を読みました。
これは、身の回りの理科現象について事実だけでなく根拠や背景、理屈まで書いてあり、しっかりと理解できます。総合問題では、問題文から理科の現象を読み取り、ついての説明を求められるのでこの本はとても良かったと思います。しかし、総合問題は本当に何が出るのかわからないので、実際にこの本で学んだことが出る可能性は低いのですが、自分はこれだけやった!という自信になりました。
2月はほとんど横国の対策をやっていました。早稲田入試の前日も横国対策…横国1本で勉強です。とにかくとにかく合格したい、ただそれだけでした。
しかし、横国の入試の1週間前までに対策をし過ぎて勉強のネタが尽きてしまいました。2月19日に私大入試が終わり2月25日の横国入試までの期間、まさかのやることがない状態。もうこうなったら私に残されたできることは健康管理だけです(笑)今までの復習と要約の練習をやりつつ、毎日たっぷり睡眠をとり、リラックスして過ごしていました。直前の1週間の1日の平均勉強時間は7~8時間ほどでした。センター前や2月中はは12,13時間やっていたので勉強時間はかなり減っていますが、これまでできる限りの対策はしてきていたので不安はありませんでした。
【横国入試~合格発表】
当日はあまり緊張しませんでしたね。いつも通りの行動を心がけました。つも通り起き、いつも通り電車に乗り、いつも通りコンビニでチョコを買い、試験会場へ向かいました。
いつも通り総合問題を解き、何事もなく試験終了。
試験中は時間が足りないかも!と思うこともありましたが、今までやってきたことを信じて、センターの時と同様、できるところを確実に回答していきました。
終わった後は、ほっとしましたね。試験が終わってしばらくは何も考えていなかったと思いますが、時間がたつにつれてこれは受かったなという気持ちになってきました。
試験翌日は39度近くの熱を出しましたが(笑)、どういうことか合格したつもりでいたので、合格発表までは明るい気持ちで過ごせました。とにかくよく寝ていましたね…。
合格発表の日。卒業式と日程が重なっていたので、自信はあったもののソワソワして卒業式に出席しました。式終了後、母親とインターネットで合格発表をみました。自分の番号を見つけたときは嬉しかったですね…。やっと憧れの横国から入学許可がおりた、と。
第一志望に向かって全力で走る!今振り返ってみると、とても素敵なことだなとつくづく感じます。合格は思ってる以上に嬉しいものです。そして、思ってる以上に合格を喜んでくれる人が周りに入ると思います。その喜びを皆さんにも感じてもらいたいです。
《受験本番 まとめ》
●共通テストは直前にチェックしたところが出る可能性大!!騙されたと思って直前は過去問を見直しましょう。その数点で結果が変わってきます。
●試験前はいつも通りに。
●合格はとても嬉しいものです。また、合格に向かって走る姿勢は本当に素敵だと思います。悔いの残らないように、全力で!
この記事で紹介した記事
・【二次試験対策】横浜国立大教育人間科学部 謎の「総合問題」対策法
*この記事は国公立特集の記事です*
国公立特集では国公立を目指している人に読んでほしい記事をまとめています!
イクスタの創業者、土井による論理的・戦略的な受験計画と戦略の作成
過去問に入る時期や基礎完成の時期などいつ何をやればいいか、完全にコントロールできるようになる必要があります。
> 論理的で抜け漏れのない受験計画の立て方が分かる イクスタコーチ