早稲田志望に朗報!もうこれ以上合格者が減ることはないかも!
早稲田大学志望者には嬉しいニュースです!
早稲田大学の合格者減少についてこれ以上気を揉む必要はなくなりそうです。
こんにちは!イクスタ編集部 (@ikstudie)です。
ここ2,3年間、大学受験業界の間では都心の有名私立大学の合格者が激減していることが話題になってきました。
早稲田大学でも2017年度入試では全体で合格者数が前年比で10%ほど減っており、たとえ過去問で合格点を取っていても実際の入学試験では不合格になってしまう受験生が続出するという受験生にとっては頭の痛い問題がありました。
また大学当局者以外は、合格が発表されるまではどれくらい合格者数が減少するのかわからないこともあり、志望校や併願校の決定が難しいという状況でもありました。
そもそもこの問題の背景には文部科学省が実施していた措置があります。文科省によると現在は都心に学生が偏っており都市圏と地方で大学環境の格差が広がっている状況があるとのことです。これを問題視した文部科学省は、入学定員を超えて入学者を受け入れているいわゆる人気の大学には文部科学省から大学への補助金を減額するという通知を2015年より行っていました。
このような背景により都心の私立大学、特に難関大学の合格者数が例年より減少するという事態になっていました。
早稲田大学でもこの流れに加え、前大学総長による長期計画Waseda Vision 150にて学部生の定員を減らす方針が立てられていました。
Waseda Vision 150の計画では2012年時点で4万4千人いる早稲田大学生を2032年までに3万5千人に減らす方針で、実際に2014年から2018年までの学部生の推移を見ると4万3268人→4万2778人→4万2181人→4万1333人→4万394人と減少しています。
しかし今月、前総長である鎌田総長の任期満了に伴い新しく田中総長が就任し、就任時の記者会見で学生数の定員を減らす方針を見直す方向で検討していることを明かしました。
田中総長は学生数3万5千人という目標に対し「(学生数が)少なすぎる。4万人は必要」という趣旨の発言を会見後に行ったとのことです。
現在の学生数は4万394人とちょうど4万人近辺であるため、田中総長の上記の発言がそのまま実行されるのであれば、これ以上学部生が減ることはなくなります。
つまり、ここ数年で減り続けていた合格者の減少は止まるか、これまでよりも穏やかになる可能性が十分にあると予想されます。
また先日、文科省による人気大学への補助金減額についても当面の間は見送られることが発表されました。
平成31年度以降の定員管理に係る私立大学等経常費補助金の取扱について
ここ数年、都内の私立大学が合格者を減らした結果、文部科学省が懸念していた都市圏と地方の格差に改善が見られたということのようです。
文部科学省の施策、Waseda Vision 150、早稲田大学の合格者減に大きな影響を与えていた両方の施策が見直されたため、ここ数年続いていた合格者減は今後緩やかになると考えて良さそうです。
今年度の入学試験からこの状況が反映されるかは定かではありませんが、早稲田大学を志望している人にとってはポジティブな状況であることは間違いなさそうです。
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