「悲観的に準備して、客観的に対処すること」今週の受講生の名言
「悲観的に準備して、客観的に対処していきたいです」
先週イクスタコーチの受講生から聞いた名言。
こんにちは、早稲田大学教育学部出身 イクスタ代表・イクスタコーチ/土井万智(どいまさと)です!
悲観的に準備して、客観的に対処するのは大学受験ではとても大切な考え方です。これは大学受験に限らず何か結果を出したい時にはどんな時でも心に留めておきたいマインドで、これにさらに「楽観的に振る舞う」も加えて、「悲観的に準備して、客観的に対処し、楽観的に振る舞う」こんな合言葉を常に持っていることで、目標に対して良いアクションを続けることができます。
大学受験では「まあ、なんとかなるっしょ」は大抵なんとかなりません。旧帝大・早慶などはそれほど甘くない。
自分の実力を少し悲観的に捉え、成績が伸びるまでの時間も悲観的に捉えた方がいいです。どんな教材をどれくらいやったら、成績が伸びるのか、考えて考えて自分なりの進め方を見つけて、勉強してください。「もし伸びなかったら」をちゃんと考えずに「まあ伸びるだろう」と曖昧なまま勉強して、もし成績が伸びなかったら絶対に後悔します。そして、成績の伸びはたいてい自分の期待を下回ると考えてください。
自分が志望校に合格するためには、あと何が必要なのか、これから受験本番までどんな問題レベルでどんな知識や理解が必要なのかを明確に客観的に出して勉強を進めていく必要があります。
その基準になるのはセンターの過去問、志望校の過去問、志望校よりも少し簡単なレベルの過去問、この3つです。
これらから目標を設定して、勉強計画を立てて努力してください。
それぞれの科目を勉強したら「勉強した部分はどれくらい定着しているのか」も客観的に計測しましょう。「できているはずだ」という思い込みは禁物です。
大学受験は本質的にはネガティブ要素を埋めていく行動を続けることになるので、ロジカルに考え込んでいくと自分のネガティブ面ばかりにフォーカスすることになるので、テンションは下がってきてしまいます。
少しでもテンションは下げない方がいいので、勉強の際には楽観的に取り組んでください。「自分はこれをやったら絶対できるようになる!」こんなセリフでもいいので、勉強の最中は少し楽観的に勉強するくらいがちょうどいいでしょう。
勉強中は楽観的に、勉強計画を立てるときには悲観的になる。この往き来をうまくすることが大事です。
「悲観的に準備して、客観的に対処し、楽観的に振る舞う」
ぜひ、これからの大学受験でこの言葉を胸に刻んで頑張ってください!