受験に全てを捧げるために君はここまでこだわれる?細かい計画立ての方法と眠さ対策のGI値
受験生のみなさん、こんにちは!直生です!私は東京都内にある都立高校に通っていました。
その高校の同年代の進学実績は、国公立60人ほどでした。そんな学校で2年の時には、模試で半分以下の成績をとってしまったことがあります。そこから自分なりに勉強計画を工夫して立て直し、第一志望の国立の東京農工大学に進学しました!
東京農工大学について気になる方は調べてみてください!!いい大学です!
そんな私が勉強の質を維持し続けるために心掛けたことなど書いていこうと思っています!
高2の同日模試から入試当日まで13ヶ月間の軌跡
同日模試から5月の部活引退まで
私が実際に受験を意識し始めたのは2年の1月でした。1月に共通テスト同日模試を受験しました。これまで授業を受けて予習復習も何もしないし、受験の参考書も一冊も持ってない状況で結果は爆散。得点率40%も行ってないくらいで、あーやばいってなってました。でも、これのおかげで一段階ギアが上がって受験に対する意識も変わりました。
でも、なかなか厳しいのが現実でした。部活もあるし普通に授業もあるためかなりきつい日々が続きます。
皆さんの中で、部活忙しすぎて勉強ができない!!って人はいませんか??まさに自分でした。気合で図書館に行くものの
爆睡かましたり、現実逃避に丸亀製麺に行ったり、かなりハチャメチャでした。笑
なので、すぐやるという考え方をやめて集中できる時間を増やす事にフォーカスしました。
部活が終わって家に帰って仮眠を取り、眠気を取ってから勉強することにしました。そっちのほうが効率的だったので良かった感じです。5月くらいに部活が終わって引退し、夏休みに突入します。
夏休み
夏休みは私の受験勉強の進め方を大きく左右する考え方が身に付いた時期でした。(後ほど夏休みの重要な心構え等についてお話ししようと思います。)夏休みは計画を念入りに立てたことでうまくいった自信があります。夏休みはみなさんにも有意義な期間にしてほしいので特に詳しく書くことにします。
私は、夏休みは3つの軸があると思っています。まず一つは、計画を立てること。もう一つが生活リズムを確立させること。受験のためにすべてをささげることです。これを夏に徹底することが大切です。
秋から第一志望の入試日まで
夏休みが終わり、12月くらいまではエンジンを切らさずに比較的うまくいっている感じでした。共通テストまでは落ち込むこともなく順調でこのまま行けばまあ大丈夫だろうなと考えているところでした。
がしかし!2022年波乱の共通テストの結果は6割5分も取れていないくらいで、共通テストリサーチは大手三社ともD、E判定。これで農工大は無理かと考えてしまいました。
その後、滑り止めの明治大学の全学部入試が2月上旬にあり、その1週間後くらいに合格発表の予定だったのですが、これが落ちたらもう浪人かもしれないと考えてしまったため、ひたすら2chの正答例を見て、これはいけるか?とか、ギリギリボーダーでやばい、、、とか考えて、第一志望であるはずのの農工大の試験勉強に手を付けられなくなってしまいました。これが現実逃避か、と初めて人生で感じたタイミングでした。
2月10日前後に明治大学の全学部は無事合格できていたのを確認し、安心してやっと集中できるという環境となりました。そこからは全力で農工大にぶつかることができました。最後の受験を終えたとき、これでだめなら仕方ない!と思えるくらいに持って行けたのでそのくらいの気持ちになれればベストなのかなと思っています。
ここを逃したら後はない。夏休みを120%で過ごすための3つの軸
夏休みは受験生として一番成長できるタイミングです。ここを逃したら後はないです。受験生の天王山と呼ばれる事も多いですが、まさにそうです。馬鹿にせず大切な時間にしていきましょう。
では、夏休みの3つの軸である計画を立てること。生活リズムを確立させること。受験のためにすべてをささげること。について話していきます。夏休みと書きましたが、受験期全般の目標であると言ってもいいと思います。
計画を立てること
計画の大切さはイクスタコーチで一番教えてもらったところです。皆さんは計画を立てながら勉強していますか?目標を立てずに勉強をしていないでしょうか?私は受験勉強を始める前はほとんど計画も立てずにやっていました。なのであんまり先を見通して勉強を進めていくということがありませんでした。
つまりどのように段階を上げて成績を上げていくかということを全く意識していませんでした。まあそのおかげで(せいで)成績が思うように伸びずに時が過ぎていました。
計画を立てるということは頭を整理するということ
では、計画をすることで何がいいのでしょうか。私が思うに、計画を立てるということは頭を整理するということだと思っています。
もちろん人間の記憶力とか想像力とかには限りがあります。そのためその場その場で先を考えているとその時によって状況が異なるため考えがコロコロ変わって一貫した勉強を行うことができなくなります。そこで、一度立ち止まって長期計画を立ててみることをお勧めします。Google Document や紙など、どんなツールでも立てることができます。
長期的にある目標を定めて、勉強を進めていく上でどんな道を通って到達するのかという道のりはほぼ途中で変わることはありません。一度計画を立てて、必要に応じて修正してきます。
長期計画と中期計画、短期計画
長期計画を立てればそれがすぐ自分の思う計画となるかというとまだ足りません。私は長期計画と中期計画、短期計画は必ずセットで考えるようにしています。どうしてかというと、長期計画だけでは必ず道にそれてしまうからで、それを調整する役割が中期短期計画です。
イメージとしては、登山と似ています。かなり大きな山に登る際は、全体の様子を見る事から入ります。天気とか難所とかいろいろあると思います。そこを広い目で把握することが大切になります。そこから、山に入ってから行う状況把握(中期短期計画)です。道に逸れないか確かめたり、ちょっと急だから緩めたり等です。それと同様に、中期短期計画もやりながら行っていきます。
では、具体的な計画の立て方を話していこうと思います。計画は人それぞれであるので、よさそうだなと思ったところをピックアップしてください。
去年実践していた1週間の計画法
私の場合は、1週間ごとに計画を立てていました。週何時間くらいできるのか、今週はどの教科を集中的にやっていくかなど目標を詳細に決めていきます。
この週の場合はかなり数学を重点的にやる目標を立てていますね。
科目ごとに進める教材や時間数を出したら次に優先度を高、中、低に分けて今週進める内容を書いていきます。1枚目は科目ごとに計画を立てていますがそれでもいいと思います。
2枚目は優先度によって分けているので、最低でも優先度高をできればいいというラインが見えるのでいいと思います。できなかったとしてもダメージの少ないものは低にする感じですね。
簡単にですが、こんな感じに中短期計画を立てます。計画の立てるプロセスは以上です。
単純な作業に見えますが、今自分がどの程度集中できているのか、進捗状況はいいのかといった事がかなり把握できるようになります。
そして、さらに計画をより良いものにしていくためには、一日の振り返りが大切になってきます。この部分でこうしていればもっとよくできたという部分があれば、なにかに書いておくといいです。人間はすぐ忘れてしまうので、忘れないように復習と同様に振り返りも立ち回っていくとなお良いです。もし、計画の立て方をもっと知りたいという受験生がいれば連絡いただけるとありがたいです。
生活リズムを確立させること
受験は集中したもの勝ちだと考えている私は、生活リズムを確立させることは勉強と同じくらい大事だと思っている事項なので、決して雑にしないでください。なんなら生活リズムについて勉強していた期間があったといっても過言ではありません。睡眠、食事、疲労など様々な分野の本を見て生活を改造しました。おそらくすべて書くと長くなりすぎるので、好評ならばまとめて記事にしようと思います。1つ抜粋してお話しします。
まず、お昼ご飯についてです。お昼ご飯を食べた後、誰もが眠くなるのは不変の事実であると思います。
受験勉強を始めてから、お昼後の睡魔にかなり頭を悩ませていていました。一回寝ると2時間うとうとして時間を無駄にすることが多く、改善の余地を感じていました。しっかり仮眠を取るという手も試しましたが、根本的な改善にはつながりませんでした。
血糖値を安定させるために主食を低GI値に
このお昼後の睡魔の原因は、血糖値が原因となります。カレーとかお昼に食べた後は、睡魔に打ち勝つのは不可能に近いです。これは、食材のGI値というのが関係しています。簡単に説明すると、血糖値の上昇しやすさの度合いです。
この図は、GI値ごとにわけられた食材の一覧です。ここから考えることは、受験生は上の高GI値に入る食材は取らないと徹底することです。食の好みは我慢して、週末の休憩の日にがっつり取ることにしましょう。
私の場合、そばばっかり食べていました。まあ正直飽きていましたが、受験のためなら仕方がないと思ってそうしていました。でもバリエーションはもっと考えるべきでした!!笑その食事のおかげで勉強時間と集中力が上がったのはかなりあったので、食事面でのQOLは下がったかもしれませんが、結果よかったという感じです。笑
受験のためにすべてをささげること
よく記事に書いてあるように、風呂もトイレも勉強をしろ。みたいなありますが、これは意外とガチです。正確には、いつでも受験のことを考えているくらいにガチでやるということです。このマインドがあれば受験のために行動しようと思えるのが良い点です。やろうと思ってやるものでもないですが、やるなら環境から変えていくとこのマインドになれます。
私がやったのは、スタディプラスを入れる。友達と勉強のライングループを作ってモチベーションを上げる。などがあります。本当に精神論みたいになって申し訳ないですが、周りの受かった人の話を聞くとかなり受験に捧げている感がありました。
2学期に体育祭があったのですが、ふつうはメガホンで応援をするところにターゲットを持っていたやつがいました。そいつは昼休みも死ぬ気で勉強していて彼に影響された部分もありました。彼は見事北海道大学に受かっていました。かなり熱い気持ちをもって受験に臨むのも大切な要素です。
最後に
受験期間の過ごし方はまだ書ききれていない部分が多いので、改めて今度続きを書こうと思います!睡眠やリラックスの方法などかなり研究したので、話したいことは沢山あります笑
受験はかなりメンタル面でうまくやった人が勝つというのは割とある話で、気持ちを切らすと怖い部分があります。気持ちを切らさないようにするために、環境を整え集中して勉強するということを覚えましょう。
メンタル面、勉強面、満足の行くくらいこなせればきっと合格も見えてくると思います。では、また!