専修大学ってどんな大学?人間科学部で社会学を学ぶ現役生が紹介します!
こんにちは!専修大学 人間科学部 社会学科に通っているつよしぃと申します!
今回は僕の通っている専修大学の紹介をしていきます!専修大を受けようと思っている方や社会学に興味のある方、どの学部にするか決まっていない方などには必ず役に立つ内容となっています。僕の目に映る専修大とは一体どんなものなのか、赤裸々に語っていこうと思います!
専修大学生田キャンパスや在校生の雰囲気は?
山の中のキャンパス
僕の通う生田キャンパスは山の中にあり、自然に囲まれています。駅から20分ほど歩きます。初めて通学した時は、これから4年間これを上り下りするのか…と絶望しましたが前期を終えた今思うのは、なんだかんだいい運動になるなということです(笑)大学はやはり高校より運動量が減るので運動不足になりがちだと言うことに気がつきました!それに友達と一緒に登下校をしている時間は思い返すと実はいい思い出だったりします!片方の神田キャンパスは武道館のすぐ近くにあってものすごく立地がいいです!もちろん登下校に山を登ることはありません…!
キャンパス周辺のGoogle航空写真
どんな雰囲気の学生が多い?
専修大生へのイメージですが、穏やかな学生が多いと思います。中央大学と専修大学の両方で体育の先生をしている方がおっしゃるには「専修大生は真面目に準備運動をやって、試合中も声をかけ合っていて良い文化を作ろうとしていて見ていて子持ちがよい」との事でした!専修大のクラスにももちろん差はあるらしいですが、いい意味で素朴な学生が多いのかもしれません。
僕がいる社会学科の学生はその中でも比較的大人っぽい印象の人が多いです。他学部の学生が授業中に騒いでいるのは見かけたことがありますが、社会学科の学生が騒いでいるところは見かけたことがありません。いつも騒いでいたのは大体、経済学部の学生でした…(笑)もちろん社会学科の中にも、授業中に自分の意見をGoogle Classroomに書き込む課題で、教授に対する愛を書き込むほどぶっ飛んでいる人もいました(笑)
専修大の授業ってどんな感じ?
履修登録を甘くみないで!
僕は前期最初の履修登録のオリエンテーション中に睡魔に襲われ、ことごとく完敗してしまい説明会終了後なんのこっちゃわからん状態になってしまいました…(笑)当時は頼れる友達もいなく、さらにはなぜか危機感が欠落していて、履修登録の締切1分前にほぼ適当に完成させて提出しました…シラバスも全部すっ飛ばして授業を入れました…!
なんとか奇跡的に満足のいく授業内容になりましたが、これを見てくれている入学前のみんなには履修登録という入学後最初の難関にしっかりと備えてもらいたいです(笑)授業の忙しさは自分自身でどのような履修登録をするかに掛かっていると思います。同じ学科の中でも、賢く楽をしている学生もいれば、テスト期間にレポート地獄に陥っている学生もいます!自分が得意なように履修できるかが鍵だと思います。評価方法がテストかレポートなのかもしっかり確認しましょう!
専修大学の図書館
そもそも社会学って何なの?
社会学って何なんでしょうか。分かりそうでわからない、説明してって言われるとうまくできない。そんな学問だと思います。その社会学の基礎を半年学んだ僕が頑張って説明してみようと思います。社会学を一言で言うと”集団心理学”のようなものだと思っています。実際、専修大学では人間科学部の中に心理学科と一緒に社会学科が置かれています。社会と言うのは要は人々の集まりであって、一人一人の考えのもとに社会は成り立っています。その社会に対して、さまざまなアプローチを行って実態を把握していくというのが社会学だと自分は思っています。うまく伝わったでしょうか??
ちなみに社会学は「これ!」っていう答えがない学問です。高校の勉強は大学受験を念頭に置いているためか、どうしても正解を求めていかなくてはなりません。一方で大学は自分で答えを探していく所で、社会学は特にその傾向が強いです。こういう学問はやはり向き不向きがあると思います。答えがないと納得できない学生や、むしろ自分の考えを書くだけでいいなら楽だと言う学生もいます!みなさんはどちらのタイプでしょうか??
人間科学部社会学科ではどんなことを学ぶ?
一年生の前期で僕が学んだ社会学の授業について説明して行こうと思います。社会学についての理解が深まってくれたら幸いです!
前期に組んだ授業
こちらが僕が前期に実際に組んだ時間割です!大学によりますが、専修大は1コマ90分の授業となっています!ちなみに1番楽しかったのは意外にも、最も期待していなかった体育のバレーでした!!これを楽しみに一週間過ごしました(笑)この中で社会学の専門授業について紹介をして行こうと思います。
データ分析実習
データ分析実習ではデータの扱い方を学びます。エクセルをはじめ、r(アール)という統計ソフト、政府の統計サイトの利用法などを学びます。データを自分で集めて分かりやすく加工し、考察結果を人に伝えると言う練習をします。前期最後のグループ発表で僕の班は大学進学率の上昇とそれに対する支援不足によって少子化が進行しているのではないかと言う内容で発表をして、優勝を頂きました!社会で起きている問題に対して自分で問いを立て、データを用いてアプローチする術を学びます。
社会学原論
社会学原論は社会学の基礎的な概念や理論、命題、学説を学びます。内容は多岐に渡っていて、いろんな課題が出ます。最終レポートでは『社会変動の只中、個々の日常生活で見出した面白い社会事象の紹介』と言う課題が出ました。分かりそうでわからない、いかにも社会学らしい授業です。ぶっちゃけ眠くなります…(笑)
社会調査の基礎
社会調査の基礎では文字通り社会調査の基礎的な内容を学びます。社会調査には、大人数に対してアンケートを行う量的調査と個々に対してインタビューを行う質的調査があります。この授業ではその二つの調査のそれぞれの強みと弱み、関係性、歴史について学び、二年次に実施される社会調査実習に向けての土台を固めます。出された課題では、実際に知人に対してインタビューをして質的調査を行い、さらにそこから考察をして社会の問題点を見つけ出すということをしました。
二年次からのコース選択
専修大では二年次から三種類の研究内容から自分の将来を見据えてコース選択をしていく事になります!
「文化・システム」系
メディアや情報文化、コミュニケーションといった分野を中心に掘り下げていき、現代社会の象徴的な事象に注目を当てていく学修領域です。
「生活・福祉」系
家庭や生活、福祉を専門として子供から高齢者まで、人の成長過程とそれを取り巻く環境という生活に密着した視点から家族、高齢者など人の生活に注目する学修領域です。
「地域・エリアスタディーズ」系
過疎地域や災害、都市論、海外から来た人々のコミュニティなどを中心に日本の地域の変動に注目する学修領域です。
社会学はどんな人に向いている?
社会問題に対してただ単に平面的に捉えるのではなく、データの結果や調査の結果を通して考察をして、客観的に見つめられるようになるのが社会学科のゴールだと思います。そうなりたい人には向いている学問と言えます。さらには、一つの定まった答えが無い問題に対して自分で答えを追究してみたいという人にも向いていると思います。社会学科に入学してみて思ったこととして、学びたい分野や興味のあることが定まっていないという人も思ったより多かったです。まだまだそういったことが見つかっていないと言う人も選択肢の一つに入れてみてはいかがでしょうか??
専修大学の入試形式
専修大の入試形式は少々複雑なため、よく理解する必要があります!
僕も現役時代は理解するのに苦労しました…(笑)入試制度を正しく知らなくては大切な機会を無駄にしかねません!簡単に説明をしておこうと思います。
専修大の前期入学試験では以下の2つの入試制度に分けられています。
「全学部統一試験」
一回の試験で全学部・全学科が併願できる試験
「学部個別入学試験」
7種類の方式に及ぶ各学科別の試験
公式サイト
詳しい内容は以下のリンクから飛べる、専修大学ホームページ入試制度説明、サイトからご確認ください!
> 2023(令和5)年度 一般選抜 前期入学試験 - 公式HP
終わりに
いかがだったでしょうか??今回は専修大学と社会学の紹介をしていきました!参考になる内容があったなら書いた甲斐がありました!試験までの残りの期間皆さん一人一人がベストを尽くせるよう祈っています!
イクスタの創業者、土井による論理的・戦略的な受験計画と戦略の作成
過去問に入る時期や基礎完成の時期などいつ何をやればいいか、完全にコントロールできるようになる必要があります。
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