立命館大学の全学部英語の特徴と対策法を大問別に研究&紹介!
はじめまして、現役立命館大学生のMと申します。立命館大学法学部の2回生で2年前に一般入試で入学しました。
今回は立命館大学入試の概要や対策について解説していきます。
赤本解き始めは4割程度しか取れなかった私が、本番では9割まで点数を伸ばすことができたので、実体験をもとに立命館大学の英語試験対策を解説していけたらなと思います!
特に立命館の英語対策法をご紹介しますので受験で英語を使う方は是非ご覧ください。
この記事を最後まで読んでいただければ立命館大学入試もばっちりです!
立命館大学の入学試験の種類
まずは試験の種類から紹介していきます。立命館大学は多種多様な人材を幅広く受け入れるために様々な入試制度が取り入れられています。
大きく分けると「推薦選抜型」「総合型選抜」「一般選抜」に分けられ、その他にも共通テスト試験併用入試といったものもあり、様々な入試制度があります。
2月に受験できる方式
◯ 全学統一方式・学部個別配点方式・理系型3教科方式
◯ 薬学方式・IR方式・共通テスト併用方式をもとに
3月に受験できる方式
◯ 後期分割方式・グローバルコース方式
◯ 経営学部で学ぶ感性+大学入学共通テスト方式
今回はその中で一番受験者数の多い全学統一方式を重点的に解説していきます。
全学統一方式
募集人数の最も多い入試方式です。学部学科を問わず、複数回の受験が可能です。学部が異なっても出題形式や問題傾向は統一されています。
そのため特に学びたい学部が決まっておらず立命館大学に入学したい方はこの方式を受けて、いくつかの学部に出願することをおすすめします。
全ての学部で出題傾向や問題傾向が統一されているため、問題の癖もそれほど多くなく一番オーソドックスな入試方式です。
学部個別配点方式
全学統一と同じ出題傾向ですが、学部や学科によって科目の指定や配点が異なります。受験年度によって異なりますのでHPでしっかり確認しておきましょう。
立命館大学 全学部入試の英語の特徴
文系学部では特に英語の得点が合否を分けますのでしっかり対策しましょう!
試験時間は80分で解答方式はマークセンス方式。各日程とも共通の出題傾向に基づいて作成されています。そのため毎年出題のパターンは大体同じなので対策はしやすいです。
立命館大学の英語では堅実な長文読解、会話読解、文法、語法、語彙の能力が求められます。
大問1 長文読解問題
大問2 長文読解問題
大問3 会話文読解
大問4 文法・語法
大問5 語彙
長文、会話読解の本文は1600語以上になっているため素早くまた正確に読み進めていく必要があります。
特に立命館大学の英語の特徴として内容真偽問題に本文には記載されていないという項目もあるため特に精読能力が求められます。
文法、語法、語彙の問題では高難度の問題が出題されるということはあまりありませんが、標準レベルの知識は着実に身につけておきましょう。
単語であれば速単やシス単、ターゲット1900は9割以上即答できること、英文法ではVintage、ネクステ、UPGRADE、スクランブルも9割以上即答できるレベルが求められます。
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立命館大学 英語の難易度
他の大学の全学部方式の出題傾向と同じく、癖はなくリーディングにおける幅広い能力が求められます。単語、熟語、文法、語法、会話、長文読解がそれぞれ明確に配点を持っています。
高難度過ぎる問題はあまりありませんが、語彙や読解の能力は高いレベルが必要になってきます。また長文の分量が多いのにも関わらず精読も求められることから、全体を通しての難易度は高く設定されています。
例として、関西学院大学の英語より5-10%ほど得点率が低くなる難易度です。
合格最低点は67-70%で、この得点を取るためには前述の単語、熟語、文法、語法、会話、長文読解どれに穴があっても即命取りになりかねません。
> 2022年度立命館大学一般選抜入学試験結果データPDF - 立命館大学
立命館大学 英語入試の大問別対策
立命館大学の英語入試では幅広く正確な英語知識が求められます。
大問1 長文読解
750語程度の長文で設問は10問です。比較的難易度の低い問題が多いのでミスなく得点できるようにしましょう。また、長文読解の正解の選択肢は本文の表現を上手く言い換えているため、本文そのままの表現がされているわけではないので、正解を探すのではなく消去法で答えを絞っていくことを心がけましょう。
内容一致の問題では内容の正誤だけではなく本文にはしっかりと記載されておらず判断できないという選択肢もあるので正確に文章を理解する必要があります。ここが立命館大学の英語入試の一番の特徴です。
大問2 長文読解
650語程度の長文です。ここも比較的難易度が低いのであまりミスなく得点する必要があります。
この大問の対策として、文中の固有名詞や事象が後半では指示語や代名詞で言い換えられていることが多いのでそれらが何を指しているのかを常に把握しておく必要があります。指示語、代名詞が多く頭がこんがらがって分からなくなってしまいますが、焦らず落ち着いて内容を理解していきましょう。
大問3 会話文読解
本文の会話がつながるよう選択肢から正しい会話文を選ぶ問題です。初めは難しく感じるかもしれませんが、対策次第で満点を狙える大問ですので、しっかりと対策しておきましょう。
そのため、頻出の会話表現などを一通り押さえておきましょう。
大問4 文法、語法
空所補充で計8問出題されます。
特に高難易度の問題はなく、オーソドックスな問題が多いです。ただし、総合的な英文法や語法から幅広く出題されるので全ての英文法や語法は一通り理解しておきましょう。
特に前置詞、時制、熟語、不定詞、分詞、仮定法、関係詞、接続詞、代名詞が頻出項目です。
しっかりと復習しておきましょう。
大問5 語彙
綴りの紛らわしい単語には要注意です。立命館大学の英語入試では特にこういった細かな所まで目を通しているかが合否の決め手になります。単語帳の表題語はもちろん派生語も必要ですね。また文法書の語彙や語法もマスターする必要があります。
過去問研究→これまでの総復習を続ける
立命館大学の英語入試を攻略するためにはなんといっても赤本を何度も繰り返し、形式に慣れることが必要になります。立命館大学にしかないような独特な問題形式もありますので、そういったところは赤本を何周もして慣れていきましょう。
また、単語や語法などはオーソドックスなものが多いので、使っている単語帳を何周もして曖昧ではなく正確に正しく覚えましょう。特に紛らわしい似ている単語はごっちゃにならないようにしっかりと区別できるようにしておくことが必要です。
標準レベルの完成度を高めることが最短
今回は立命館大学立命館大学入試の概要や対策について解説していきました。
いかがでしょうか。なんとなくイメージをつかむことができたでしょうか。
立命館大学の英語入試は英語が苦手な方でも対策次第で高得点を取ることができるので最後まで諦めず、基礎を固め、赤本を何周もして出題傾向に慣れていきましょう。
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