東京家政大学ってどんな学校?心カってどんな学科?在学生視点で掘り下げるよ!
こんにちは!東京家政大学人文学部心理カウンセリング学科に所属している、あやかです。
この記事を見てくださっているということは、きっと東京家政に興味を持ってくださっているのでしょう。そこで、この記事では東京家政大学という学校について、実際に通っている学生だからこそ分かる視点で紹介していきます。
東京家政大学とは?
板橋と狭山にキャンパスを構え、令和5年で142周年を迎えます。
学校名だけだと少し分かりにくいですが、女子大です。名前が似ている大学で「東京家政学院大学」という大学が存在しますが、関係はありませんのでお気を付けください。
板橋キャンパスには附属中高、短大、大学院も併設されています。私はこちらの板橋キャンパスで日々学んでおります。
学部数は、2つのキャンパスで合わせると6学部13学科存在します。板橋キャンパスでは、児童、栄養、家政、人文の4つの学部が存在します。クラス制度がとられています。
ここからは、HPを見るだけではではわからない!学生視点からの魅力についてお伝えします。
東京家政大学の学食
東京家政の板橋キャンパスにはなんと、2つの食堂があります。しかも、もう1つOGの方々が経営して下さっているカフェと、軽食などが食べられるラウンジがあります!私は主に食堂とラウンジしか利用していないのですが、この食堂とラウンジたちがとにかく素敵なので紹介させてください。
①85周年記念館内にある食堂
こちらは85周年記念館に入り、階段を降りたところにあります。中は広く、席数もたくさんあるので、お昼休みには家政の生徒でにぎわいます。
メニューは日替わりを含め三種類ほどの定食、各種ラーメン、うどんなどがあります。私のお気に入りは定食です!定食はワンコイン(500円+税)で食べられるのですが、日替わりでいろいろな種類がある小鉢 (単品だと120円くらいする)を自由に選べるのがとっても魅力的です♡今まで食べた中ではナムルや、エビフライ&ポテト、パフェなんかもありました。
②ルーチェ
こちらは十条門から入ってすぐの16号館に併設されている、ガラス張りになっていて明るく、開放感 のある学食です。
メニューはパスタセット(パスタとスープのセットです。)やカレーセット(パスタセットと同じく、スープがセットになります。サラダもついています。)そして、デザートやパンなど、小腹がすいた時のおやつ的存在もあって、心をくすぐられてしまいます!私はここのカレーが大好きなのですが、その理由としてはライスカレーのライスの部分にあります。なんと大学の学食にしては珍しく、バスマティライス(インドなどでよく食べられている、細長くて水分量の少なめなお米です。)を使ったサフランライス(サフランというスパイスを入れて炊かれた黄色い色のごはんのこと。)を使用しているのです!これがとにかくこだわりを感じるし、おいしいカレーにとても合うのでよく食べに行ってしまいます♡
③ラウンジ
こちらは85周年記念館の食堂の上にあります。他2つの学食に比べて営業時間が長く、どちらかというと軽食的なメニューが多いのが特徴です。たこ焼きとか、日替わりでドリアやオムライスなどを提供しています。正直、周辺にある談話室(テーブルと椅子がたくさんあっておしゃべりしたり食事ができる場所です。)上級生しかいない雰囲気が漂っているので最初は近寄りがたかったのですが、一度行くと行きつけになってしまうこと間違いありません!逆にくつろげるし、友達とおしゃべりしながら課題ができたりするのでお気に入りの場所です。
ここでの私のおすすめは、東学チキンというメニューです。ほぼモスチキンのような味と形なのですが、なんと150円で提供していただけるんです!いつでも揚げたてを出していただけて、骨なしと骨付きを選べます。もっと色んな人に食べてほしいのですが、人気になっちゃったら困るかもしれません……。
このほかにも、毎日いろいろな種類のお弁当が安く売られていたり、日替わりでキッチンカーが来てくださるので、お昼ご飯を楽しみに勉強を頑張ることができます♡
東京家政大学の授業
この学校の授業時間は100分です。他の大学に行っている友達に授業時間について聞いたところ、90分の大学が多かったのですが、それでも10分しか変わらないので全然不満はありません。しかし、授業は5限まで受けると夜の19時になってしまうので、そっちの方が慣れるまでは大変でした。学校から家が遠い子はそれが悩みの種になっているようです。かわいそうですね。
さて、授業のことは学科によって違うので全学科のことを紹介するのは私には不可能なのですが、基本的な授業の仕組みについては説明させていただきます。
必修授業と共通教育科目とは?
まず、必修授業です。これは主に取りたい資格を習得するために絶対に必要な授業なので、東京家政生が入学して最初に通る道であるフレッシュマンセミナー(資格についてのガイダンスを受けたり、みんなで履修登録をしたり、クイズ大会をしたり、庭園にバスで行ってケーキを食べたりする期間のことです。3日間ありますが、全日程でおいしいお弁当がお昼に出ました♡)で先生や先輩、周りの友達と確認しながら履修登録をします。東京家政の生徒は基本的に資格取得を目的にして入学してくる人が多いので、ここは全員間違えずにできています!どこの学校も履修登録は入学して最初に立ちはだかる難問だと思うのですが、いわゆる楽単なんていうのだけ受けることはできません。諦めて必修授業を頑張りましょう。しかし必修授業は専門的な内容が多く、自分の思い描く理想の職業に確実に近づいていると感じられるので、個人的にはとっても楽しいです!
次に、共通教育科目です。なんぞや?という感じだと思いますが、必修授業にプラスして自分で選べる授業のことです。多種多様な授業が用意されているので、自分の学びに役立ちそうな内容や、興味はあったけれど学ぶ機会がなかった内容の授業を選ぶことができます。女子大なので、ジェンダーに関する授業も豊富にありますよ!私が今取っているのは学び方を学ぶという趣旨の授業ですが、自分の知らなかった教育の世界を知れて、とても興味深いです。
あとは、集中授業というオンデマンド(主に録画を見て課題をするものです。)形式で長期休みの期間に行われる授業もあります。共通教育科目の単位が足りないと感じたら追加できて便利なのでおすすめです!
キャンパスの雰囲気
周辺は住宅地なので、非常に静かです。私立の大学なだけあってどの建物も自然もきれいに保たれています。そのため、学校にいる間はなんだかお金持ちになった気分を味わうことができます!学内では比較的古い建物でも、お手洗いは絶対にきれいなので、安心して使うことができます。生徒はみんな服装や見た目が大きく違いますが、みんなが自由に服装や髪型を選んで、自由に過ごせている感じが個人的にお気に入りです。特に服飾学科の子たちはおしゃれさんが多いので、毎日ファッションショーを見ているような気分です。
先生も学生も優しい人ばかり
建物や服装以外にも、先生方や通っている生徒は優しい人が多いと感じます。私が想像していた大学の教授の先生は厳しいおじいちゃん先生や、レポート課題に無理難題を押し付けてくるような人でしたが、そんな人は一人もおらず、1つ質問をしたら懇切丁寧に時間の許す限り解説してくれる先生ばかりです。生徒も、話しかけたらすぐ打ち解けられるような素敵な子ばかりなので、友達には絶対に困りません!キャンパスの中には幼稚園などの施設があるため、芝生で遊ぶ小さい子供たちが見られることがあります。癒されると同時に、いろいろな世代との交流が生まれてとても良い場所だと感じます。
東京家政のサークル
70個ほどの公認サークルが存在しています。私はジャズ研究会と水泳同好会に参加していますが、発表会などの機会は多く設けられているので、高校まで頑張ってきたことを続けられる良い環境だと感じます。先輩方も基本的に和やかで頼りになる方ばかりなので、サークル活動はとても楽しいです。ジャズ研究会は少し特殊で、学内のジャズ好きな先生がジャズ講座を毎週開いてくださいます。ピアノがすごーくお上手です。ちなみに水泳同好会は大会に出場したりはしないゆるめの集まりなのですが、学校にある温水プールの環境が最高なのでつい入ってしまいました!プール自体がとてもきれいだし、シャワーの個室も多くそろっているし、ドライヤーもたくさん完備しているし、贅沢なことに監視員さんが常駐して下さっています。水泳同好会に入っていなくても、自由に使える時間帯が設けられているので、個人的に夏の暑い日に帰る前などに利用したいと考えています。
東京家政の学生はどんなバイトする?
学校の近くには十条銀座という商店街があり、飲食店や雑貨屋さんなどもたくさんあります。都内なので時給も満足に頂けるし、同年代のアルバイトが多くいる環境で働けるので、私は学校の近所でバイトを見つけました。私の友達はAO入試で入った子が多かったので、高校卒業までの期間にバイトをしていた店でそのままアルバイトをしている子ばかりです。私文だからと言ってなめてかかっていると、授業やレポート、課題はかなり大変なので、あんまりバイトばかりしていると体力的にも精神的にも追いつかないと思うので、バイトはほどほどにした方が良いです!絶対に。
女子大としての東京家政
私は大学受験の時に女子大学しか視野に入れていなかったのですが、その時に見た他校のキャンパスより絶対的に魅力的だと思った点が、広さです。他校は都心に近い立地で学校周辺が栄えていましたが、キャンパスというより大きなビルというイメージが強かったです。せっかく私立大学に入るのなら、広くてきれいな環境の大学を選ぶことも視野に入れるとよいかもしれません。(学びたいことが学べる大学が一番大切だと思います!)
伝統の歴史の東京家政大学
東京家政大学には、素敵な歴史と、たくさんの人の思いが詰まっています。東京家政大学の前身となる和洋裁縫伝習所は、女性への学習が今のように浸透していない時期に、設立者である渡辺辰五郎さんが女性が自立して生活していけるようにと裁縫などを教えたのが始まりでした。当時の学生たちが作った教育目標である「自主自律」は、現在の東京家政大学の学生にも受け継がれています。
また、学生の学習の目標として、資格取得があります。各学部で必ず取得できる資格があるので、就職を見据えて取得を目指している学生はたくさんいます。個人的にいろいろな学部の友達から話を聞く限り、教職の資格を取る人が多いように感じます。教職の資格取得までのカリキュラムはかなり大変ですが、仲間がたくさんいるのでつらさを分かち合いながら日々頑張っています。また、それ以外の資格も取ることが簡単なものは一つもないので、ひーひー言いながら勉強しています。それでも、先生方をはじめとしたスタッフの方からの支援もあるので、とても良い環境で学べていることは本当に感謝です。
↑授業で作った作品です!
ここからは、私の所属する人文学部心理カウンセリング学科についてご紹介していきます!
心理カウンセリング学科(心カ)の魅力2選!
①1年生から専門性の高い授業を受ける
私はどうしても心理学という学問を学びたくて、かつ公認心理師の資格を取りたかったために東京家政大学に入学を決めましたが、入学前は全く心理学の知識はありませんでした。なので、授業が始まったばかりの時から専門用語がバンバン出てきて、すごく興奮したのを覚えています!
体験型グループワーク
知識の授業ばかりではなく、学科の全員で集まってレクのような遊びを実践しながら学ぶ楽しい授業もあります。ただ遊ぶだけでなく、その活動を通して自分の気持ちはどうなったか、その遊びを実際に子供にやってもらうときに注意したほうが良い点はどこかなどを体験を通して学びます。主にグループワークなので初めは緊張していましたが、みんなで色んな方法を使ってほめあったり、言語を使わないコミュニケーションである非言語コミュニケーションをたくさん身に着けていくうちに安心して交流・学習を楽しめるようになりました。
②進路の幅が広い
東京家政大学の心カでは養護教諭の資格取得が可能です。ふつう養護教諭の資格を取れるのは医療系の学部が多いので、文系の人は諦めがちだと思います。なぜ心理系の学部で養護教諭の資格が取れるのかについて疑問に思う方もおられると思いますが、最近の教育現場では心に問題を抱えて保健室登校をする子などが増えているため、衛生面や健康のケアの面だけではなく、心のケアまでできる養護教諭が必要とされている背景が存在していることを知っていただきたいです。
公認心理師の資格と養護教諭の資格を両方取ることは時間割の関係で不可能なのですが(ハリーポッターの世界の逆転時計があれば可能かもしれません……。)、一年生のうちはどちらの必修の授業も取れるので、一年間学んだうえでどちらか自分に合っている方を選択することができます!
どちらの資格取得を目指すにしても、進路先は豊富です。公認心理師を目指す人は附属の大学院に進学する人が多いですが、一般企業に就職する人も大多数います。養護教諭の世界は採用枠がちっちゃいらしく、倍率が高いために臨時採用の枠にも入れない就職浪人になる可能性が高いようです。そのため、なるべく早くから一般企業の就職も考えておく方が安心かもしれませんね。心理学では統計をしっかり学ぶので、マーケティングの分野などでも活躍できるようですよ!
そのほかに取れる資格
そのほかにも臨床心理士、司書、社会調査士などの資格取得もできます。これらの資格は他の資格と一緒に取れるし、取っておいて損はないかなと感じます。ちなみに私は、公認心理士、臨床心理士、司書の資格取得を目指して日々勉強中です!
東京家政大学の魅力がちょっとでも伝わったら幸いです!!
お読みいただきありがとうございました(^^)
私の在籍している東京家政大学人文学部心理カウンセリング学科の詳細のレポートも書いています!
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イクスタの創業者、土井による論理的・戦略的な受験計画と戦略の作成
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