物理の基礎ってどこまで?2025年最新のイクスタおすすめの参考書コースと勉強法

「辛い。」理系の多くが選択するものの苦手意識が強くなりがちな物理。


大学受験の基礎レベルを完成させるために何をすればいいのか指針はあるのでしょうか。

まずは共通テスト70%を取り、地方国公立大学有名私立大学に合格する水準に到達し、そこから MARCH・関関同立レベルを経て旧帝大早慶といった難関大学への合格を目指します。

その途中経過としての基礎レベルの完成をさせるために必要なこと、気をつけるべきことはどのようなことでしょうか。

2025年最新版のおすすめ参考書と勉強法です。

順番を間違えれば爆死!物理の他の科目と全く違う性質とは?

ーー物理ってどんな科目ですか?他の科目と比べてどんな特徴がある科目ですか?

土井:物理って水泳みたいな科目なんです。


ーーいきなり、どういうこと...?

土井:物理は他の科目と比べて、泳げる人と泳げない人の差がはっきり出てしまう科目なんですね。例えば水泳は泳げる人はしっかり泳げるし、泳げない人はどうやって泳げばいいのか想像も出来ないように明確に差が出てしまいますよね。例えばランニングであれば早い人も遅い人もいて「程度の差」ですよね。物理は水泳のように「出来る人」と「出来ない人」にはっきりと差が出てしまう科目なんです。

だからこそ、いかに早く「出来る人」側にいけるかを考えて勉強を計画した方がいい科目なんです。


ーーコツをつかんでいるかどうか、ってことなんでしょうか?

土井:その通りです。物理はコツを掴むのが大学受験の中でも難しい科目なので、そこに気付かずに苦手意識を持つ人が多いんです。大学受験の他の科目って、「量」でカバーできてしまう科目もあるんです。例えば共通テストの英語なんかは基礎的な単語と文法を元になんとなく頑張って読めばノリと勢いで点数が取れる問題もある。物理は「ノリと勢い」が通用しない難しい科目なんです。


ーーコツについてもう少し具体的に教えて欲しいです!

土井:物理のコツは、力学だったり電磁気で起きている実際の物理現象を1ステップずつ順番に抜け漏れなくイメージできているかがとっても大事なんです。精密な腕時計を組み立てることを想像してみると、精密な腕時計を完成させるには1つのパーツも抜けてはいけないですよね。組み立てるパーツの種類も順番も1つも間違ってはいけない。物理も似たようなもので、問題を解く際には1つ1つの部品を分けて積み上げていくイメージを持ちたいんです。


ーー丁寧さが求められる科目なんですか

土井:まさに丁寧さですね。設計図通りに丁寧に解いていく科目なんです。公式と解法にしたがって、論理的に解いていきたいんです。コツを掴むのが難しい科目ですが、コツさえ掴んでしまえば大学受験に必要な知識は他の科目と比べても圧倒的に少ないので楽な科目です。


ーー化学の無機有機だったり生物は理系科目ですけど暗記する知識が多いですよね

土井:覚えなければならない知識量は物理と比べると50〜100倍くらい差があるかもしれないですね。物理は知識が少ない一方で本質的な理解ができているかどうかを問われるので、本質さえ理解してしまえば負担がとても少ない科目です。


ーーちょっと希望が見えてきました

土井:実際の入試問題でも、本質が分かっている人にとってはとても解きやすい問題が揃っているんですよ。さすがに旧帝大や早慶は難しい問題ばかりですが、それ以外の入試問題では「分かっている」人にとっては簡単に解けてしまう科目です。化学だったり生物はやっぱり知識がベースになっているのでこうはいかないです。「コツを掴むこと」に集中して勉強すれば、物理は化学と生物に比べて共通テスト70点や中下位の大学に合格するまでに必要な勉強時間は少なくて済む科目なんです。


ーーってことは本質を掴むのが難しい科目ってことでしょうか

土井:物理は答えを出すまでのステップが多い科目なので、全てイメージし切るのは確かに他の科目に比べれば複雑です。ですが、僕たちのような凡人でもしっかり順を追って進めていけば確実にマスターできるので大丈夫です。


ーーセンスがある人もいますよね

土井:センスのあるなしははっきり分かれます。たまにセンスがある人はいます。僕の友人も勉強し始めて半年で京大模試の物理でとんでもない偏差値を叩き出した人がいました。今はある旧帝大の先生をしています。こんなセンスのある人もいるのは事実。学校の先生も基本的には物理のセンスがある人がやっているので、凡人の僕たちは、センスのある人基準の進め方ででは考えない方がよくて、凡人なりの精密な腕時計を作るための進め方をする必要があるんですね。


ーー確かに物理の授業は分かりにくいです

土井:物理の先生になるくらいだからやっぱり物理が得意なんですよね。先生の頭の中で進めている話についていけなくなることもあると思います。センスがあって先生の話についていける人はいいんですが、実際のところセンスがある人は本当に少数派です。だからこそ僕たちはセンスがある人の真似をしないで、センスがない人なりの勉強法にシフトする必要があるんです。


なぜ物理で泣くことになる受験生が多いのか?

ーー「物理は本質が大事」だってことを分かってないと勉強法を間違えてしまいそうですね

土井:本当にそうなんです。センスがある人におすすめの参考書・勉強法と、センスが凡人の人におすすめの参考書・勉強法は違うので、その視点がズレたまま進めてしまうと時間をロスすることになってしまうんですね。


ーー具体的に気をつけた方がいいことはどんなことですか?

土井:気をつけた方がいいのは「とにかく問題集をやろう」、問題集進めて解説読んで「理解できているかどうかなんとなく分からないけどどんどん先に進もう」この考え方で進めてしまっている例が要注意です。他の科目はこの考え方で正解な科目もあるので勘違いしてしまうのは仕方ないことなんですが、物理はこの考え方で進めるのは危険なんですね。


ーー「量が大事」ではないのは意外でした。英単語なんかはとにかく周回が大事なイメージでした

土井:まさに暗記系の知識は薄く何周もする方が脳科学的にも正しいです。一方で物理は水泳と同じように、量じゃなくて、本質のコツを掴むかどうかに丁寧に時間をかけるべき科目なんですね。数学のベクトルだったり化学の酸塩基あたりからの難しい分野と似ています。例えば、物理は物理のエッセンス、良問の風、名問の森など良い問題集はあるんですが、使うタイミングが難しいんですよね。


じゃあ、どうすればいい?

ーー物理の難しさや本質を掴むことが大事なのは分かりました。じゃあ具体的にどう進めていくのがいいのでしょうか

土井:ここまでご説明したら、もうイメージできている方もいるかもしれません。最も大事なのは「徹底的に図と言葉で、回答までの流れを再現できるようになること」。最初はここに時間を集中することです。典型的な問題の解き方をゼロから他人に説明できるレベルで理解しているか。ここがとっても大事です。他の科目と違って物理はここだけに気をつければいいんです。


ーーおすすめの勉強法とか参考書はありますか?

土井:「図と言葉で流れを再現できること」これを目的に教材を選びます。具体的におすすめな参考書は「宇宙一分かりやすい」「漆原の物理」どちらかがおすすめです。これらの教材は、物理の分かりにくいニュアンスをうまく図式化・言語化しているので、これを使って徹底的に図と言葉でイメージできるようにするのが近道です。


ーーセミナー物理とかリードα、物理のエッセンスよりもこれらの方がおすすめですか?

土井:セミナーやエッセンスは、物理の現象をはっきりとイメージできるようになってから典型的な問題を解くためにはとても良い参考書です。クロールを泳げるようになってからトライする50mプールみたいな感じですね。しっかり泳げるようになるまでは「宇宙一分かりやすい」「漆原の物理」を使って、これらの参考書に載っている例題や問題は全てスムーズに解けるようになるまで、こちらに時間を集中した方がより遠くにいけるんです。


ーーよほど得意な場合を除いて「宇宙一分かりやすい」「漆原の物理」を使った方がいいんですね

土井:学校の授業を真面目に聞いて定期テストでも上位に入っていれば、これらの参考書は必要ないかもしれませんが、私の経験上、県内でトップ校にいても物理ができる人はだいぶ限られています。ほぼ全員がこれらのステップから始める前提で作戦を立てた方がスムーズに進むと思いますよ。


ーーただ、「宇宙一分かりやすい」「漆原の物理」だけで、どれくらいの点数を取れるようになるんですか?

土井:「宇宙一分かりやすい」「漆原の物理」の内容を自分で説明できるくらい理解して、掲載されている練習問題も全部解けるようになれば理解はしっかり身についています。共通テストは本質的な理解をベースに、あとは思考力が関わってくる問題なので、40ー60点は取れるようになっているはずです。物理は共通テスト、私立、国公立で求められる力が似ているので全ての形式に対応できます。化学や生物は共通テスト、私立、国公立で出題内容や傾向が全然違うので対策法や使う参考書も違うんですが、物理は全部似ているんですね。本質が大事なわけです。必要な知識も少ないです。


ーー最初に「宇宙一分かりやすい」「漆原の物理」を使うことがおすすめなのは分かりました。これらの参考書が終わったら次はどのような参考書を進めていけばいいですか?

土井:それでは中盤以降の参考書をご紹介していきましょう。



参考書・問題集の種類と使い方、タイミングは?

土井:物理の参考書は役割によって大きく3つに分けられます。教科書系、講義系、問題集です。


ーーそれぞれどんな役割があるんですか?

土井:順番に説明していきましょう。まず教科書系。学校で配られる教科書のことです。市販のものを使う場合はチャート式物理(数研出版)、理解しやすい物理(シグマ)、よくわかる物理(学研)などがおすすめです。教科書は欠かせない情報が詰まっているので、他の参考書を使って分野ごとに教科書に戻って抜け漏れを確認します。

後半以降は分からないところが出てきたら辞書的に使うのがおすすめです。


ーー教科書は何が書いてあるかさっぱり分からない印象です

土井:教科書はその分野の目的や流れは省略されているので、教科書だけで独学していくのはかなり厳しいですね。だからこそ「宇宙一分かりやすい」「漆原の物理」で各分野の説明がしっかり言語化されているものを使っていきたいんです。まだ実力がついていない状態で教科書だけを読んでも読み取れるものは少ないかもしれません。

ただ、練習問題や章末問題は定番中の定番の問題が載っているので、このあとご紹介する講義系の参考書と合わせて解くと最短距離を進むことができます。


ーー2つ目の講義系は先ほどの「宇宙一分かりやすい」「漆原の物理」のことでしょうか

土井:その通りです。重要な参考書として繰り返しご説明してきたので省略しますね。「宇宙一分かりやすい」「漆原の物理」の他にも「ゼロから劇的にわかる」シリーズも良いと多います。いずれにしても書店で直接自分の感性に合うものを選ぶのがいいと思います。1つ目の教科書系と2つ目の講義系、この2つの参考書に載っている問題を全て抜け漏れなく解くだけでも共通テスト60点近くは期待することができます。

2冊だけでここまで点数を取れるのは他の科目にはない特徴です。物理は本質を掴んでいるかどうか、が問われる科目なんですね。


ーー3つ目は問題集ですね

土井:物理の参考書、といえば問題集をイメージする方が多いのではないでしょうか。物理は有名な参考書が限られていて、ほとんどの受験生が学校配布の網羅系問題集(セミナー、リードα、実践アクセス、エクセル物理)、物理のエッセンス、良問の風、名問の森、重要問題集の中のどれかを使っています。

化学だとこの倍以上の種類の参考書があるので、物理は使うべき教材が限られています。


ーー物理のエッセンス、名問の森、有名な参考書ですよね。タイミングとしては後半から使い始めるということになるのでしょうか

土井:受験の最初のタイミングから問題集を使いたくなるところなんですが、おすすめは中盤以降から使うことです。例えば物理のエッセンスは簡単な参考書のイメージ があるかもしれませんが、実際のところそんなに入門レベルではないんです。


ーーあ、そうなんですか。物理のエッセンスは1冊目というイメージでした

土井:掲載されている問題はとても典型的な問題で良く、解説も普通の真面目な解説と比べると角度があって素晴らしいんですが、「最低限の解き方は一通り解けるようになっている人」がそこからさらに深める参考書として良い役割を果たすんです。「漆原の物理」を完璧にしたあとにステップアップするための参考書として相性がいいです。物理の勉強の1冊目を物理のエッセンスから始めると、解説がシンプルなこともあって、自力で物理の仕組みを理解するのは難易度が高く、僕はあまりおすすめはしません。


ーーでも、エッセンスを使っている人は多い印象です

土井:エッセンスを使っている人はとても多いですね。もしかしたら物理で一番売れている参考書かもしれません。エッセンスの解説は王道とは別の視点からのもので、それが物理全体の考え方に対しての立体感を高めてくれるのでおすすめです。

とても人気の参考書ですが、実はクセがある参考書なんですよ。セミナーや良問の風と比べても、解説のクセが強いです。ただ、このクセこそがこの参考書の魅力の中心なので、この解説にどんな役割を持たせるかがとっても大事になります。


ーー他の参考書はどうですか?

土井:学校配布の網羅系問題集(セミナー、リードα、実践アクセス、エクセル物理)を見てみましょうか。とにかく問題数が多く典型的な問題はほぼ網羅されているのが特徴です。この参考書に載っている問題を全て解けるようになれば早慶・旧帝大以外の大学は全て合格できるくらい網羅性が高いのが特徴です。網羅性が高い反面、解説は脱線が少なくシンプルなものが多いので、前提知識がゼロから独学する人はこれだけだと使いにくい面もあります。


ーー学校の定期テストではセミナー物理を使っていました

土井:セミナーは問題数も多いしクセも少ないのでおすすめですね。例えばセミナーの力学分野の基本問題までで約180問あるのですが、エッセンスの力学と比べて2倍以上の問題数があるので、知らない問題があって困るということにはまずならないのが良いです。ただ、化学はセミナーが唯一無二の存在なのに対し、物理ではセミナーはエッセンスや教科書、良問の風などと役割が被っている部分もあります。


ーー良問の風や名問の森はどうでしょうか

土井:名問の森は難関レベルの問題集としてとても有名ですよね。ざっくりとした印象ですが、旧帝大合格者のうち半分近くが名問の森を使っているのではないでしょうか。それくらい評価が高いです。良問の風は名問の森よりも難易度が低いですが、私は良問の風が本当に良い参考書だと思っておりイクスタコーチの受講生にほぼ必ずおすすめします。

良問の風までをしっかり解けるようになっていれば、実際に旧帝大の入試問題でも70%得点できるようになっているイクスタコーチの受験生もいます。それくらい典型的な良問で本質的な理解があるかを確認できるのでおすすめです。


基礎完成はどこまでやればいい?参考書の基準は?

ーー物理で使うべき参考書の種類は把握できました。まず物理の基礎までを完成させるための参考書のレベルや順番、目安はありますか?

土井:物理は暗記が少ない分、基礎の理解が本当に大事な科目なので、基礎完成までを徹底して時間を割けるといいですね。「考える時間」をたくさん確保していきましょう。基礎完成の目安として最も良いのは、網羅系問題集の基本問題までを8割解けるようになっていることです。ここまでできるようになれば物理の基礎は完成います。ここから先の応用問題にチャレンジできるようなレベルになっている目安になります。


ーー網羅系問題集を使うのがいいんですね。物理のエッセンスを使っていきたいのですがエッセンスでも大丈夫でしょうか?

土井:エッセンスは網羅系問題集に比べて基本レベルまでの問題数が半分程度なので、教科書の例題や章末問題と合わせて解いていくのがおすすめです。教科書の問題とエッセンスの問題でぴったりの分量になります。


ーー網羅系の基本問題までか教科書プラスエッセンスということですね。ここまでのレベルを完成させるためにはどんな順番で進めていけばいいですか?

土井:学校で授業を真面目に受けてここまでスッと解けるようになっていればいいですが、残念なことにそんないい子ちゃんはほとんどいませんね。だから2つ目の講義系の参考書を使っていきます。まずは講義系の参考書の力学だけを何周も読んで掲載されている問題も何度も解いて自力で解けるようにします。


ーー力学から始めるのがいいんでしょうか

土井:力学は最も配点が高い分野ですし、例えば電磁気分野では力学での知識を使うので、まずは力学から始めていきます。その力学を始めるには数学の三角比や基礎的な三角関数の使うので、数学のその分野がまだならまずは数学からですね。数学は出来ているとして、講義系の参考書の力学までを何周もします。

その直後に網羅系問題集の基本問題までを解きます。網羅系問題集は基本問題の前に簡単な小問や基本例題があるので、まずはそちらだけを力学まで1周してから2周目に基本問題を始めるのもおすすめです。


ーーエッセンスを使う場合にはどうすればいいですか?

土井:エッセンスを使う場合には網羅系問題集の基本問題までは教科書プラスエッセンスで代用できると考えて進めていきましょう。講義系を何周かしてから、教科書とエッセンスを分野ごとに同時並行で進めるのがおすすめです。


ーー結構な分量がありそうですね。

土井:そうですね。物理はここまでのステップが一番時間がかかるし、頭の使い方に慣れるのも大変だと思います。でもここまでが一番大事で、ここさえ乗り切ってしまえば確実に波に乗れるので頑張りましょう!


基礎が完成したら標準から応用レベルへ

ーーもし基礎までが完成したとしたら、その先はどうやって進めればいいですか?

土井:基礎が完成したらその先はすぐに旧帝大や早慶レベルにチャレンジできることになります。今回は基礎完成までがテーマなので、難しいレベルについては簡単に触れておきましょう。実際、ここまで固まっていれば旧帝大の入試問題の(1)はたまに解ける問題も出てきているはずですよ。ただ、(2)以降はやっぱり思考力が問われる応用問題なので解くのは難しいです。


ーーそれはそうですよね

土井:そこでおすすめなのは良問の風、名問の森、重要問題集を進めていきます。良問の風は標準レベルから少し応用レベル、名問の森はしっかり応用レベル、重要問題集は少し標準レベルがあってほぼ応用レベル、そんなレベル分けです。良問の風、名問の森、重要問題集は問題レベルも違うし、解説の充実度や問題数も違うのでどれが一番良いかは決め切れないですね。


ーー一番難しいと言われている名問の森を使った方がいい気がしますがどうですか?

土井:僕だったら必ず良問の風を経て、良問の風を何周もして理解した状態で志望校の過去問を解いて、50%以下しか取れないようだったら名問の森、重要問題集に進むことをおすすめします。実際のところ受験生によって全然違うので、ここまでの参考書をやり切ってから様子をみて、「絶対にこれをやる」を決めることなく過去問の手応えをもとに、柔軟に判断していくことをおすすめします。 人によっては、良問の風の後にすぐに旧帝大の過去問サイクルに入れる人もいるはずです。


物理のおすすめ参考書・問題集コース

土井:最後に志望校や状況別のおすすめの無駄のない参考書コースをご紹介します。受験生といっても志望校、今の成績、残り時間など本当に千差万別です。

完全無欠の旧帝大コース」、「地方国公立に最速」、「じっくり丁寧に」、「お金をかけない」の4パターンに分けて、それぞれおすすめのおすすめ参考書・問題集コースをご紹介します。



難関大学合格者の「常識&あたりまえ」を最初から受験生活に取り込む

私が運営する大学受験のコーチングサービス「イクスタコーチ」は、独学で受験に挑む生徒たちを支援するための取り組みです。イクスタは、以下の4つの方法を軸に、皆さんの成功を応援しています。

このプロジェクトの始まりは、私が早稲田大学在学中、友人たちとの読書会で「予備校は高額すぎる」「情報格差を少しでも無くしたい」という想いから立ち上げたものでした。当時のメンバーは、今ではほとんどが独立して活躍しているような、非常にアグレッシブな仲間たちです。

現在、イクスタの活動は以下の4つの軸で展開されています:

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YouTubeチャンネル

書籍

イクスタコーチ(個別コーチング)

最近はGoogleのアルゴリズム変更の影響で、私たちのような中小サイトが厳しい状況に追い込まれています。

それでも、それぞれ異なる特徴を持つこれらのプラットフォームを使いこなして、ぜひ皆さんの受験生活を充実させていただけたら嬉しいです。

特に4つ目のイクスタコーチでは、私自身が週に1回の1対1のオンラインセッションを担当しています。入試本番までの年間計画を立て、毎週のタスクを確認し、1週間の振り返りを行い、目標を再確認するという流れで進めています。ある年では、受講したMARCH志望者の90%が、実際にMARCH以上の大学に合格することができました。

入試問題や教材の研究にも力を入れ、毎週のタスクをやり遂げれば、まさに「鬼に金棒」です。さらに詳しく知りたい方は、概要欄からぜひご覧ください。皆さんの挑戦を、心から応援しています。


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他にも物理の勉強法について詳しい記事を書いています。ご参考になさってください。物理をマスターするまでの2ステップや志望校別・時期別の目標得点などを詳しくご紹介しています。


【物理】1年で難関大に合格するレベル別参考書と勉強法とは?わかりやすく徹底解説!



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