『「早稲田だけ」「明治だけ」は危険。』受験校の完璧な考え方はこれだ
みなさんこんにちは。今回は受験校の考え方を伝授!!しちゃいます。今回は私立大学を中心に考えます。
早稲田を目指す人も、慶応を目指す人も、明治を目指す人も、ぜひ参考にしてみてください。
●受験校を考える上で…
受験校を考える上でまず疑問にあるのが、「第何志望まで決めればいいのか」ということです。実際ここで第一志望しか受けないとか、行きたいところしか受けないという考え方も出てきます。
私も実際、MARCH以上しか行かないと決めていたので、それ以下のいわゆる“すべり止め”は受けないつもりでした。*すべり止めとは自分の実力(偏差値的に)より10前後低く確実に合格できる予定の志望校のこと。
●背水の陣は危険
以下は私の受験校リストです。
私だけでなく毎年いるのが、自分の実力と「相応」か「難しい」大学しか受験せず不合格が続いてしまう受験生です。すべり止めでも合格できたということは気持ち的にすごく余裕が出ます。
いわゆる背水の陣ではなく、しっかりと戦略を練って受験することをおすすめします。
私の実力は大体偏差値で言えば60前半くらいでした。これはMARCHに合格できるかできないかくらいのものです。この受験校で行くとすべり止めは成蹊大学くらいです。
結果的に合格できたのは、成蹊大学と中央大学だけでした。これだけ見れば「よかったじゃん」と思うかもしれませんでしたが、最初に不合格が続いてかなり精神的にきつかったです。
●ではどうやって受験校を決定するのか
ここからは受験校の戦略を考えます。
①第一志望レベルの大学は厚く受験する
これは受験においての鉄則です。やはり一回の受験で結果を出すというのは当日の体調や問題の質などの関係で難しいものがあります。ただ複数回受験すれば必然的に合格できる可能性は高まります。
私の場合、第一志望校のレベルは首都大1回と早稲田大2回受験しました。私は不合格でしたが、合格する人に多いのは「早稲田の社会科学部と政経学部は不合格だったけど人間科学部は合格した」など複数回受験して、どこかで合格を勝ち取るパターンです。
②すべり止めも必ず受験する
上でも述べましたが、やはりすべり止めの大学も受験しておくことをおすすめします。「合格」を持っておくことで自分に余裕も生まれますし、どこであっても合格は嬉しいものです。センター利用入試も大いに活用しつつ、第一志望レベルの大学の試験日の前に合格を確保しておきましょう。
③受験校は8~10校
全体の受験校数は8~10校が基本です。
第一志望レベルの大学が4校程度、実力相応校(自分の偏差値±3~5)が3~5校、すべり止めが1~2校程度という考え方です。
特に文系は基本的に偏差値が低い大学から順番に受験が始まっていくので日程が組みやすいです。少なすぎても受験感覚が掴みにくく、受けすぎると疲れが出たり不合格が続いたときにメンタル的にきついこともあります。
これは個人の性格にもよりますが、「8~10」を意識して受験校を決めていくといいと思います。
●諦めない気持ちが合格につながる
最後に、受験は何が起こるかわかりません。すべり止めも実力相応校も全部落ちたけど第一志望校に合格する人はたくさんいます。
「不合格」が続いても諦めずに最後までやりきることが一つの「合格」という結果を生みます。その気持ちをつくるためには日ごろの取り組みが大事です。以下の記事は自信を得るためのノウハウが書かれた記事です。ぜひ参考にしてください。
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